冒険者ランクB
題名少し変えました。
私たちは順調に狩りを進めて、森の奥までも進めるようになっていた。もう一人一人がビッグボアやビッグベアを1人で倒せるぐらいまでになった。
私はどうしても殺すことができなくて、私だけとどめはキースがしてくれていたけど。
私たちは久しぶりにギルドを訪れていた。私たちが訪れると、問答無用でギルド長の部屋に通されるんだけどね。
「久しぶりにきたな。3か月ぐらいかー。どうせ大人しくしてたわけじゃねーんだろ?まとめて買い取ってやるから見せてみろ」
そう言われてキースが今まで狩ってきた魔物の毛皮と魔石を大量に出した。山盛りだ。魔物は心臓が宝石のように硬くなっていて、魔力を秘めているので魔石と呼ばれ、魔道具に使われるのだ。電池みたいなものだ。そうすることで魔力の低い平民たちも便利に生活ができている。
「はー、こんなに大量か。お前らは魔物を狩り尽くす気か?もうビッグベアまで倒してるじゃねーか」
「俺らまた強くなったからな!もう1人で倒せるんだぜ!」
「やっぱりそうか。今はアカリ様のおかげで魔物はそこまで増えていないんだ。お前らに狩るなとは言わねーけど、このままこのペースで狩られりゃぁ、食糧問題が発生するぞ。肉はどうした?」
「領地の皆様に持ってってましたから肉はないですね」
「はぁ、もうお前ら全員Bランクにあげてやるからオオバコの方に行ってこい。オオバコのギルド長によろしく言っておいてやるから」
オオバコとは魔森に近い街だ。この国は地図でいうと下のところを除いて、魔森にぐるっと囲まれた楕円形になっている。横に長く、神聖樹がある王都は真ん中よりも右側で一番左にあるのがうちの領地なのだ。地図の下のとこは海になっていた。
オオバコとは地図の真ん中の上の方で、うちの屋敷ほど魔森は近くないが、それでも魔森に近いとあって、そこまでの道のりの普通の森でも強い魔物が多くいるのだ。
「え?!僕たちそんなところに行って大丈夫かな?」
「何を謙遜している?お前らだともう十分だ。普通、ビッグベアなんか1人で倒せねーぞ?パーティランクBのやつらがやっと倒せるレベルだ。お前らたぶんパーティーランクにするとAだろうからな」
パーティーランクとはその名の通り、パーティーを組んでいる人たちのランクだ。一人一人がそこまで強くなくても連携することで強い魔物を倒すことができるとパーティーランクが上がるのだ。
「そういや、俺らパーティーって組んでんのか?」
「名前も決めてないし、パーティー登録もしてないよ?」
「ここは冒険者学校もあるから初心者が多く、その辺ゆるいんだ。お前ら常に一緒にいるんだろ?あっち行きながらでも考えりゃいいじゃねーか」
そうして、私たちはオオバコに向かうことにした。準備する為にいったん家に帰ってきた。
「オオバコまでどれくらいかかるかな?」
「普通に歩いていましたら2週間はかかりますね」
「それならテント買っておかないと。僕たちここの森でも走って帰ってきてたから日帰りで済んでたけど、たぶん皆はここの森でも奥まで行くのにテント暮らししながら行ってるはずだから皆持ってるものだよね?だから売ってるはずだと思うんだけど」
「その必要はありません。今、住んでる家を持って行きますので」
「キース、持って行くってどういう意味だ?」
「そのままの意味ですよ?ユキリア様にテント暮らしなんてさせられるわけないじゃないですか」
「キース、持つってどうやって持っていくの?」
「空間魔法でですよ?隣の施設はさすがに置いていきますが、この家が消えたぐらいではさすがに気付かれないでしょうし、途中でも家にばれないよう結界を張りますので問題ないですよ」
「それは助かりますね!やはりユキリア様には快適に過ごして頂きたいですから!」
「ハクトたちはどうするの?この街出る時に街中歩いてたらバレない?リオスなんてバレたら大変だと思うよ?」
「ロウガは変わった犬として通るでしょうけど、ハクトとリオスは街を出るまでは荷物として隠れていてもらいますよ。ちょうどテントを持っているように見せかけることができますしね」
「あ!ランス様たちに知らせておきませんと!もし転移魔法具で来られますと大変なことになりますよ!」
「移動中は空間魔法の中なので転移魔法具は発動しませんが、発動しないことでご心配になるかもしれませんし、伝えておいた方がいいかもしれませんね」
「それなら僕、今日中に叔父上に手紙送っておくよ。タクスは明日にでも出発したいんでしょ?」
「おぅ!ワクワクしてるからな!早く行きたい!」
こうして私たちは次の日に出発した。
誤字、脱字、読みにくいなどたくさんあったと思います。すみません。
読んでくれた方に感謝を。




