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家族会議

妄想の続きです。

私がもうすぐ10歳になろうとしている時に事件は起きた。



勉強漬けになっていたタクスが大暴れしたのだ。タクスの部屋はメチャメチャになっていた。そして家族会議が開かれ、なぜか10歳になったら冒険者学校に通ってもいいということになった。ただし、それまでに勉強をクリアできればだけどという条件つきで。



冒険者学校は王都とうちの領地のちょうど真ん中ぐらいにある街にあって、10歳から入れるのだ。上の年齢制限はなく、お金さえ払えば誰でも通うことができる。まぁそこそこの金額らしいけど。

冒険者は誰でもなれるけど、冒険者学校を卒業していると、最初からランクがDランクスタートでさらに死亡率が低く、冒険者しながら冒険者学校に通う者もいるらしい。

ちなみに冒険者のランクはA~Gまであって、さらに上に一応Sランクというのがある。基本、最初はGランクからで実績によりランクが上がって行くのだ。



「俺が勉強クリアできたら、ユキリアも一緒に冒険者学校行ってほしい」



……タクス君、今日はツンデレのデレの方なのかな?



「かなり厳しい状態でしょ?クリアできたらいいよ。私もちょっと冒険者学校気になるし」



「よっしゃー!俺頑張る!」



「……ユキリア、まだお父様は承諾してないよ?ユキリアも行っちゃうの?」



お父様はかなり寂しそうに言ってくる。



「ランス、可愛い子には旅をさせろって言うらしいわよ?それにタクスがクリアできたらでしょ?かなり難しいですわよ?」



「…いや、俺には分かるんだ。タクスは俺にそっくりだからな」



「よし!俺はさっそく勉強してくるぜ!」



タクスは張り切って勉強しに行った。



……うん。あのタクスならほんとにクリアしちゃいそうだわ。



「もし、冒険者学校に通うとなったらどうしましょ?うちからはさすがに通えないでしょうし」



「……はぁ、いいところを見つけておくよ」



「タクスだけいいなー。私も大暴れしておけばよかったわ」



……お姉様、なんて物騒なこと仰るの?



「もう過ぎてしまったものは仕方ないわ。あなたはいい人見つけないと。このままではデレクと婚約になるわよ?」



「それは嫌よ!…でも学校にいい人いないのよね~。皆、弱いし」



……お姉様基準で考えたら、そらぁいないでしょ。下手したらデレクより強いんじゃ…?



「キース、冒険者学校に行き出したらこの子たち頼めるか?」



「もちろんですよ」



「レナスはもうメイドの仕事も完璧なようだし、レナスも一緒に通ってもらおう。あまり屋敷の者を連れて行ってもなぁ。うーん」



「…珍しいね。みんなで集まって話し合いなんて。何かあったの?」



お兄様だけいなかったんだけど、ちょうどアルを連れて帰ってきたところだったみたいで、お兄様は不思議そうにしていた。



お父様は経緯をお兄様に説明した。



「うーん。タクスは限界だったんだね。それにしても冒険者学校か。父上、よく引き出したね。それならタクスのやる気は増すよ。クリアできなくてもそれを引き合いに勉強させられるからね」



「……いや、あの子はクリアしてしまうだろう」



「え?父上、今のタクスにはかなり厳しいと思うけど」



「それでもできてしまうんだよ。俺の子だからな」



「冒険者学校かぁ。いいなぁ。僕も行ってみたいな」



「アル、本当か?それなら俺が兄上に話しておいてやろう。アルはラースに似てしっかり者だからな。キースやレナスもいるがレナスはたまにぶっ飛んでいるし、キースもサポートがいるだろう」



「叔父上ほんと!?やったねー!」



こうして私たちは冒険者学校に通うことになった。タクスはほんとにクリアしてた。


誤字、脱字、読みにくいなどたくさんあったと思います。すみません。

読んでくれた方に感謝を。

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