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小さいリオス

妄想の続きです。

リオスは最初、何を食べるのか分からず、いろんなものをあげてたら何でも食べた。食べ物なら何でもいいらしい。でも、特にうちの畑で取れた野菜たちが好きらしく、いっぱい食べてた。


まだ飛べなくてよちよち歩く姿はとってもキュートで、この屋敷の皆を魅了してた。可愛すぎておやつにと、皆が野菜を常備し出すレベルで人気者となっていた。



遊びにきたアルやデレクもやっと生まれたのかって感じでさらっとしていたんだけど、リュートは特に気に入ったのか遊びに来るといつも抱っこしていた。リオスも抱っこは好きなようで満更でもなさそうだった。



ノエルは野菜の消費が嬉しいようで畑にさらに力を入れていた。キースも野菜消費量が増えたので畑を増やしてもいいってことになり、ノエルは大喜びだった。今となっては村人たちも畑を手伝ってくれているので収穫もそこまで大変ではないのだ。



しかし、半年たってもリオスは成長せず、そのままの大きさだった。普通に飛べるようになっているんだけど、よちよちと歩いている方が多かった。



「ねぇキース、リオス大丈夫かな?」



「何がです?」



「だって、この子大きくならないよ?あまり飛ばないし」



「成長はしてますよ。リオスいいですよ」



「ぴゃ!」



キースはそうリオスに向かって言うと、リオスはポンっという音とともに大きくなった。まだ2mまでいかないぐらいだけど、かなりの大きさだ。



「え?え?どゆこと?リオスいきなり成長したの?!」



「身体強化の応用版で、小さい姿のままで居させてるんです。ドラゴンですから魔力量も多いですし、常に力を使っていてもこれくらいならどうってことないです」



「それでもけっこうきついけどね」



私は知らない声が聞こえて、さらに驚く。



「リオス!喋れたの!?」



「ユキリア様、リオスはこれでも聖獣ですよ?ロウガも喋れたじゃないですか」



……あ、そうだった。ロウガも最近、全然喋ってないから忘れてたけど喋れるんだった。



「リオスはきちんと飛べるの?どこも悪くないの?」



「飛べるよー。ただ歩いてると皆がおやつくれるから飛ばないだけだよ」



………リオスは確信犯だった。




「ユキリアー。…うわっ!」



タクスはちょうど勉強を終えたようで私の部屋にやってきた。タクスはもう勉強が終わると私の部屋にまず来るのが日課らしい。


タクスは大きくなったリオスを見て驚いていた。



「……リオス…なのか?……急にでかくなったな!成長期というやつか!」



……いやいや、いくら成長期でもここまで急に大きくはならないでしょ………。



「タクス様、これは身体強化の応用を常にさせていたのですよ。リオス戻りなさい」



「はーい」



そう言うとリオスはまたポンっという音とともに今度は小さくなった。



「うぉー!リオスすげーな!んで、喋れたんだな!」



タクスはちゃんとリオスが返事したのを聞いていた。



「僕、喋らなくてもぴゃーって言ってたら皆おやつくれるし、キースにあまり喋るなって言われてるから喋ってなかっただけだよ」



「そうかー!ロウガも喋れたもんな!キースが厳しいのは仕方ない。みんなでユキリア守ろうな!」




……もうここまでくると、何から守られてるのかよく分かんないけどね。けっこう皆に私のこと話してるけど、みんなあっさり受け止めてくれるし、私もかなり自由にしてるし、別に秘密にしなくてもいいのかもね。



誤字、脱字、読みにくいなどたくさんあったと思います。すみません。

読んでくれた方に感謝を。

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