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ハクト探し

妄想の続きです。

私ははハクトを追いかけたけど見失っていた。少し会場から離れてしまったのでこれ以上行くと怒られそうだ。



……まったく、どこ行ったのよ。ハクトが飛び出すなんて珍しいわ。何かあったのかしら?



もう少し探していると、木の影から女性たちの声が聞こえた。4、5人で話しているようだ。私と皆同じぐらいに見える。



……皆、緊張しているのね。少人数での方が話しやすいもの。……これは、私も女の子のお友達を作るチャンスだわ!



私はそう思いながら近付いて行った。けど、どうも様子がおかしい。木のところに追い詰められた眼鏡をかけた男の子?を女の子4人で囲っているように見える。



……あの男の子可愛い顔してるし、皆、アタックしているのかしら?



私はけっこう近くまで来てるんだけど誰にも気付かれなかった。ちょっと悲しい。そう思いながら間近くで会話を聞いていた。



「ちょっと!あなた女ですわよね?!」



……あ、女の子だったんだぁ。



「なんなんですの!?眼鏡なんてかけて男装までして!」



「……ほんとに目が悪いのですが……」



「今日はアンドリュート様のお誕生日祝いですのよ!?どうしてドレスじゃないんですの!」



「ドレスは苦手なので……」



「あ!一人だけ目立って抜け駆けしようとしているのかしら!?ずるいわよ!」



そう言うと一人の女の子が手を上げた。



……まずい!全然和気あいあいとしてなかった!殴られる!



そう思うと、私はその子たちの間に素早く入り、手をパシッと受け止めた。



……ふぅ、間に合った。



「ちょっと!?あなたなんなんですの!?邪魔しないでくださる!?」



私は手を離して、その子たちを見ると、ますますその子たちは顔を赤らめて怒り出した。



「ちょっ、ちょっと顔がいいからって舐めないでくださる!?」



「私は伯爵の娘でしてよ!?」



「そうでしたの?私はローザリー辺境伯家の次女です。」



「ふっ、辺境伯だなんて。ただの田舎者が邪魔しないでくださる?」



「この子を庇うなんて辺境伯同士お似合いですわ?」



女の子たちは笑いながら言ってるけど、この子たちあまり勉強してないのかな?伯爵より辺境伯の方が爵位上だよ?私はあまり気にしないけどさぁ。



「どうしたの?大丈夫?」



そう言いながら現れたのはアカリさんだった。



「あ!ユキちゃん、探してたの!」



「あっ、アカリさん……」



「ア、アカリ様ですって!?」


「参加されないってお聞きしましたのに!?」



「し、失礼しましたですわー!」



女の子たちは慌てて逃げて行った。



「ユキちゃん大丈夫?囲まれてたように見えたけど」



「うん。この子が囲まれてて、殴られそうになってたから止めてたの」



そう言いながらその子を見ると、膝をついて手を胸に当てお辞儀してた。



「お初にお目にかかります。サンタンカ辺境伯家ブライスの三女、レナスにございます」



「まぁ!女の子だったのね。男の子かと思っちゃった。レナス普通にして?ブライスにはいつもよくしてもらってるの」



「はっ!」



そう言うとレナスは立ち上がって、私の方を向くと、私の手をとった。



「先ほどは助けて頂き、ありがとうございました。女の子を殴るわけには行かず、殴られる分にはいいかと覚悟してたのですが助かりました。そして、素早い身のこなし、とても感動いたしました。お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」



……なんかすっごくキラキラした目で見られるんだけど。



「わ、私はユキリアです」



「ユキリア様ですね!私、ユキリア様に従いたく存じます。いかがでしょうか?」



……………はっ?…………私の力って人間にはきかないよね?……何?この、契約してくださいみたいな流れ……?



「あ~、ユキちゃん。ブライスの所は皆、騎士一家なのよ。気に入った者の騎士になるのが普通なの」



そんな話をしていると、ちょうど騎士隊長さんがやってきた。たぶんアカリさんの護衛の為だろうけど。



「アカリ様ー、どうされましたか?あれ?これはこれはユキリア様に、…レナスじゃないか?」



「父上!私、見つけました。」



そう突然言われた騎士隊長さんは私とレナスを交互に見た。



「うむ。ユキリア様なら申し分はない。ただし、ローザリー家だ。ユキリア様も相当お強い。しっかり励むようにな!」



……ちょっと?隊長さん?…話を進めないでくださる?



「あっ、すみません、アカリ様。アカリ様はどうしてこちらに?」



「あ!そうだった!ハクトちゃんが私のところに来たから返しに来たんだった」



そう言いながら振り向いたので私もそちらを見ると、アルティーの頭の上でひょこっと顔を見せてるハクトがいた。



「あ!ハクト!もう!探したんだからね!」



「ぷきゅ!」



ハクトは怒られてることわかってないのか私の腕の中に飛び込んできた。


誤字、脱字、読みにくいなどたくさんあったと思います。すみません。

読んでくれた方に感謝を。

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