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元『聖獣』のドラゴンさん

妄想の続きです。

私たちがキースから、真っ黒ドラゴンさんの説明を聞いていると、突然、女の人のような声が聞こえた。



ーーー《そこに『神の愛し子』はおられますか?》ーーー



どうやら、その真っ黒ドラゴン、元『聖獣』のドラゴンさんの声のようだ。



キースが受け応えてくれた。



「何しに来たのです?あなたも契約しに来たのですか?」



ーーー《契約?何を言っているのです?私の主は昔も今もケンだけです》ーーー



「では、何しに来られたのです?あなたはもう目も見えてなさそうですけど」



ーーー《えぇ、だから最後の役割を果たしに来ました。私のケンの大事な国ですから》ーーー



「………よく、分かりませんが、それと、『神の愛し子』様と何が関係あると言うのです?」



ーーー《私がこれからすることと、今の『神の愛し子』とは関係ありません》ーーー



「はぁ、…では『神の愛し子』様に何用で来たのですか?」



キースは少しイライラしているようだった。さっさと要件を言えって感じのようだ。



ーーー《神様からのお告げがありました》ーーー



「はぁ、またですか?もう神に言ってくれませんか?ほっといてくださいって」



ーーー《わかりました。神様に出会えたら伝えておきましょう》ーーー



「えぇ、お願いしますね。それで、どのようなお告げがあったのです?」



ーーー《そこに今の『神の愛し子』がいるのですね?》ーーー



「……えぇ、いますよ」



ーーー《では、私はもうほとんど目が見えないのでだいたいで落としますから受け取ってください》ーーー



そう言うと、元『聖獣』のドラゴンさんは何かを落とした。



黒い何かが私を目掛けて、ものすごいスピードで落ちてくる。



………え!?ちょっと!?……目、見えてないって嘘やん!……メッチャ私に向かって落ちてくるやん!?



「ユキリア!」



お兄様がそう叫びながら、私を庇って、私に覆い被さった。被さられる瞬間、キースがジャンプするの見えたから大丈夫そうだけど。



「ラーティス様、ユキリア様、大丈夫ですよ」



キースの声にお兄様はゆっくりと私から離れた。



タクスはなぜか地面にこけていた。



「ラーティス様はさすがですね。確実にユキリア様を守れていましたよ。タクス様は惜しかったですね。まだタクス様の力では受け取ることができないので、これも潰れていたでしょう。ですが、反射的に受け取ろうと飛んだのはお見事でしたよ」



……なるほど。タクスはジャンプして、キャッチしようとしたけど、キースに飛ばされたのね。



私はキースが受け取った物を見ると、それは真っ黒の大きな卵だった。



ーーー《受け取ってくれましたか?》ーーー



「えぇ、それでこれは何ですか?」



ーーー《卵です》ーーー



………いや、見ればわかるよ?それくらい……。



「………そうですね。何の卵です?」



キースは笑顔なんだけど、青筋が見えるような気がするよ……。



ーーー《私の卵です》ーーー



「…………そうですか。それで?………」



ーーー《なぜか身籠りまして、今の『神の愛し子』に渡すようにと》ーーー



「………はぁ………」




ーーー《生んだら少しだけ力が戻ったので、国の神聖樹の異変に気付きました。……それでは、私は最後の仕事をします!》ーーー




元『聖獣』のドラゴンはそう言い残すと、物凄く光って消えた。


誤字、脱字、読みにくいなどたくさんあったと思います。すみません。

読んでくれた方に感謝を。

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