表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/78

黒いトゲいっぱい

妄想の続きです。

私たちはまた黒いトゲを探していた。



といっても、見えるのは私とキースだけなんだけどね。



「ユキリアはどこにあるかわかるんだよね?」



「うん。あそこと、あそこと、…あそこにも」



私はお兄様に聞かれたので、指を差して教えた。



お兄様はそのトゲのところに行くと、トゲを抜いて私の前に持ってきた。



「なるほど。さすがラーティス様ですね。これは効率がいいです」



「どういうことだぁ?」



「私たちがユキリア様のところにトゲを持ってくるとユキリア様はすぐに割ることができます。割ることができるのはユキリア様だけですので、ユキリア様が1つ1つトゲのところまで行っていたら、私たちが居る意味がありませんが、トゲを抜いて持ってきていたら手伝いができるということです」



「なるほど!わかった!」



「では、私はタクス様と一緒に探しましょうか」



キースはそう言うと、タクスを連れて黒いトゲを探しに行った。



「キースはタクスの扱いがほんと上手いよ。…さぁ、僕にもできることをやろうかな。ユキリア、もっと場所教えてくれる?」



こうして、作業分担をし、効率よくトゲを割っていった。



それにしても、トゲがメチャメチャ多いんだけど、どうなってるの?



「トゲがかなり多いですね。さすがに上の方からは何も感じないので大丈夫そうですけど、この木をグルッと囲むようにトゲがありそうですね」



「俺、ちょっと疲れた」



「タクスはずっと身体強化してるんでしょ?魔力ずっと使ってる状態だから疲れるよ」



「うん。でも、身体強化使わないと抜けないし、持てないから」



「ちょっと休憩しましょうか。ユキリア様もお疲れでしょう?」



「私はただトゲ触ってるだけだから、何も疲れてはないけど、同じ姿勢でいるから、やっぱ疲れたかな」



「そうだね。休憩しようか」



皆、集まって腰を下ろすと、キースがお茶を出してくれた。



「ねぇ、キース。いつも思うけど、どこから出してくるの?」



「あ、これですか?ユキリア様知らなかったですか?…これはですね……」



キースが言いかけた時、大きな影が通りすぎた。



私たちが何だろう?と上を見ると、真っ黒の大きなドラゴンが神聖樹の周りを旋回している。



私たちは焦ったけど、キースだけは呆れた感じでため息を吐いていた。



「はぁ、またですか」



「またってどういうこと?!ドラゴンだよ?!逃げなくていいの?!」



「皆さん落ち着いて下さい。あれは元『聖獣』です」



それはそれで驚く私たち。



「あれはこの国の『始祖』の『聖獣』だったものですね」



「……え?『始祖』様のドラゴンって魔物だったんじゃなかった…?」



「それに、千年も前のことだし……?」



「んー?始祖様のドラゴンって白って言ってなかったか?」



「えぇ。デーヴィド様が仰ったのは半分正解で、半分が不正解でした。確かにドラゴンは魔物でしたが、『始祖』と契約することで『聖獣』になったんです。ドラゴンは元々長寿ですからね。千年ぐらい生きるものは生きますよ。『始祖』のドラゴンは『聖獣』になったことによって、主を失うと魔素を吸いだしたのでしょう」





そうキースから説明を受けて驚いていると、女の人のような声が聞こえた。


誤字、脱字、読みにくいなどたくさんあったと思います。すみません。

読んでくれた方に感謝を。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ