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神聖樹

誤字の指摘、ありがとうございました!ほんとに感謝感激してます!名前似てるってダメですね。文字にすると、すごく間違えやすいということがわかりました。でも、私の中の妄想はもうその名前なので、また間違えてたらすみません。


私の妄想の続きをどうぞ。

次の日、私たちは神聖樹に向けて出発した。



神聖樹は地図で見ると王都の上の方の端っこにあるから歩いてでは少し遠い。私たちは馬車で向かった。



メンバーは王様一家とお父様、お兄様、私、キース、タクスだ。エマはお母様にお姉様の勉強を見てほしいって頼まれて帰った。その時にハクトとロウガも一緒に連れてったんだけど、お姉様のやる気を出す為にだと言ってた。



…お姉様もハクトとロウガのこと、大好きだからね。…モフモフの力は偉大だね!



私たちは馬車で向かってるんだけど、驚いたことに護衛騎士が一人も付いていないのだ。王様がお父様一人いれば大丈夫だって言ってた。それよりもアカリさんが城から出るから城に魔物が来るかもしれないと城の強化を優先させたらしい。


……お父様って、そこまで強いの!?



馬車は2台だったけど、御者もおらず、お父様が王様一家の馬車を操縦して、私たちの方はキースがしてた。…


キースは何でもできるから驚かないけど、お父様は馬車の御者もできるの?!ほんと何者!?



お父様に聞いたら、冒険者だった頃にしないといけない時があって、覚えたと言っていた。



神聖樹の近くまで来ると、私たちは馬車を降りて歩いて向かった。


神聖樹まで来ると、とても大きな大きな巨木だった。王都の反対側の端、なんなら、王都から出ても見えるぐらいの大きさらしい。



私たちは神聖樹の根元まで行って、調査を開始していた。



神聖樹の根は太く、大きく、とても入り組んでいる。



確かに所々、枯れかけているようにも見える。お父様たちはその枯れかけたところを見ていた。



でも、私は、何かぞわぞわするような感じを感じていた。



今、いるところは根元の先っぽの方なんだけど、嫌な感じがするところは、もう少し上で幹に近い根の方だ。



私はそこに行ってみることにした。



向かっていたらアカリさんも一緒にきていた。



「やっぱユキちゃんも感じる?なんか嫌な感じ」



「うん。こっちの方から感じる気がするんだけど、皆、気付いてないっぽいのよね」



「ユキちゃんが向かってるの見えたから、こそっと抜けてきちゃった」



……いやいや、あなたに何かあったら、怒られるの私なんですけど?………



キースとアルティーは私たちに気付いているけど、見守っている感じだった。



私たちは嫌な感じのところに近付くにつれ、段々空気が重くなっていってる気がしていた。



なんとか、たどり着くと、そこには黒くて大きなトゲが刺さっていた。だいたい60cmぐらいはありそうかな。



「何あれ。なんだか、すごく禍々しい感じがする」



私はそのトゲにもっと近付いた。



「ユキちゃん?」



私は、そのトゲにそっと触れてみた。



すると、パリーン!と、粉々になって消えた。



「ユキちゃん!大丈夫!?どこも悪いところはない?!」



アカリさんは私のところに慌てた様子で走ってくると、すごく心配してくれた。



「え?うん。大丈夫だけど」



私は、何ともなかったので、過剰に心配された気がして、戸惑った。



「それならよかった!うーん、黒いトゲはユキちゃんの力で浄化されたって感じかな?あっちにもあるから、私も触ってみる」



今度はアカリさんが触ってみたが、ピキッと罅が入っただけだった。



私はアカリさんに近付いて、アカリさんの手の上に手を重ねた。



「アカリ!」



王様が私たちに近付いた時にトゲが割れた。



………ヤバい……見られたかな…?…



「大丈夫か!?アカリ!今のは何だ?!ユキリアが近付いたら割れたように見えたけど、どういうことだ!?大丈夫なのか!?」



「ディオ、心配しないで。私は大丈夫。なんか黒くて大きなトゲを見つけたんだけど、私、それを割るのに時間かかるみたい。ユキちゃんが心配して、近寄ってくれた時にちょうど割れたのよ」



「…黒いトゲ?」



「あれ?見えない?あそこにも、あそこにもあるんだけど」



アカリさんがその黒いトゲがあるところを指を差す。



「なんだあれは?どうして俺たちは気付かなかったんだ」



どうやら、そのトゲは見えるようだった。



私たちはもう1つ近くにあったトゲに皆で近付いた。



「さっきのが割れたってことはアカリの力で浄化したってことか?」



「たぶん。そうなのかな?」



「やってみてくれるか?」



「……わかった」



アカリさんはまた黒いトゲに触る。すると、やっぱり罅が入るだけだった。私は知られる覚悟を決めて手を伸ばそうとした時、アカリさんがふらっと倒れそうになった。



「アカリ!」



王様はアカリさんを受け止める。



「アカリ!大丈夫か!」



「大丈夫。ちょっと目眩しただけだから」



「馬車に戻るぞ!」



王様はそう言うとアカリさんをお姫様抱っこして連れて行った。殿下2人も心配して付いて行った。アカリさんはその時に私にわかるように笑顔でウィンクしてた。



……なるほど。…アカリさん、名演技ですね。…王様を遠ざけてくれたわけだ。



「……すごいな、アカリ。あれは見抜けない。顔色は悪くなかったけど、ディオなら本気で心配するな」



…あ、お父様も気付かれました?…



「父上、どういうことですか?」



「あぁ、たぶんだが、アカリではこれを割ることはできないんだ。割ったのはたぶんユキリアだろう。アカリはユキリアのこと知っていたんだ。でも、ディオには知られないように庇ってくれたんだろう」



「え?どういうことだ?アカリ様は体調悪くなったんじゃないのか?」



タクスもよくわかっていないようだった。



「アカリはたぶん、悪くなっていないんだろう。顔色がよかったからな。それにユキリアに何か合図を送ってた」



「父上はあの咄嗟に、顔色まで見れたんですね」



「あ、うん。冒険者してる時は顔色大事だったからな。パーティーとか組んだ時に少しでも悪そうなやつは足手まといになるからな」



「冒険者すげー!俺もそうなる!」



「…タクス?父上がすごいだけだからね?冒険者になったからって、そんな顔色すぐ気付けるようになるわけじゃないと思うからね?」



「わかってるよ。だから、頑張るんだ!」



タクスは何を頑張るのかわかんないけど、頑張る宣言していた。





誤字、脱字、読みにくいなどあると思います。すみません。

読んでくれた方に感謝を。

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