起きた
妄想の続きです。
目をゆっくり開けると見知らぬ天井だった。
…あれ?見知らぬ?……知ってる。ここはわたしの部屋だわ。
あれ?私、死んだはず?カイジョウユキって私?
……ううん。……わたしはユキリア。ユキリア・ローザリー?あれ?
ユキリア・ローザリー。ローザリー辺境伯の娘。4人兄妹の末っ子だ。
私は混乱しながら少し起き上がってみると、目線が低い。………気がする。小さくなった?
……ううん、わたしはまだ3歳だからこれくらいのはず。
夢?でも、うっすらとしか覚えてない。
頭がぼーっとする。うん。寝よう!
混乱する頭の中をリセットする為にもう一度寝ることにした。
しかし、頭がぼーっとするのに体がすごく熱くて、なかなか寝れない。
体の中が熱いし、モヤモヤっとしてるし、気持ち悪い。
精神的にモヤモヤしてるわけじゃなく、本当に体の中がモヤモヤしている感じ。
このモヤモヤ嫌だなー。なんとか、出したい。気持ち悪い。
私はうーうー言いながら、寝転んだまま手を上に上げて、出てけーって念じてみた。今までそんなことしたことないけど、なんだか今日はできる気がする。
わたしはモヤモヤを手から出すイメージをしながら念じてみた。
すると、段々手が熱くなってきた。モヤモヤも手に集まってる気がする。
私はもうちょっとーと思いながら、集中する。
すると、ポンっと手から出た気がした。
その瞬間、眩しい光が解き放たれた。
普通なら、その光にびっくりするはずだけど、私は頭がぼーっとしてたのと、モヤモヤが出てスッキリしたので、構わずにまた寝てしまった。
家の中の人たちが騒ぎだしたことにも気が付かずに。
もう一度、目を開けた時は暗かった。さっき起きた時は昼間だったようだ。
今は暗く、ベッドの横らへんに小さな明かりがついてるだけ。きっと、この明かりはわたしが起きた時に誰かを呼べるようにだろう。
喉が乾いたし、誰か呼ぼうかなと起き上がる。
なんだかとても頭も体もスッキリしている気がする。ずっと苦しかったのに。いつも苦しくて熱くて、スッキリした日なんてなかったのに。
私はんーっと伸びをしていると、ふとベッドの横に誰か人がいることに気がついた。
メイドかな?ついててくれたのかな?
「気が付きましたか?ユキリア様」
知らない声が聞こえて、そちらをむいた。
………………だれ?………………
誤字、脱字、読みにくいなどあったらすみません。
読んでくれた方に感謝を。




