お城案内一部
妄想の続きです。
私たちは軽く身支度を整えると、朝食を食べに向かった。身支度の為に侍女がきたけど、みんな自分のことはできるので断った。アカリさんだけだともう断っているので朝食を呼びに来るぐらいしか来ないらしいけど、私たちが泊まったので来たらしい。うちは身支度ぐらい自分でやれという精神なので自分たちでできる。やってもらってたのは5歳までだった。
今日もプライベートルームで食事させてくれた。今日の予定を聞くと男性たちはまた話し合いをすると言っていた。
「ゆきちゃんは今日はどうする?私たちとまた女子会する?」
「んー、今日はお城の中、見てみたい!」
「ユキリアちゃんは母上とすごく仲良くなったんだね!僕も仲良くなりたいから、僕が案内してあげるよ!」
「え?…それは心配なんだけど。…ユキリア、デレクと2人きりはダメだよ。僕も一緒にならいいけど」
「そうか。それなら今日は子供たちだけで過ごすといい。話し合いは大人たちですることにしよう」
こうして、子供たちでお城の中を巡ることになった。
「ユキリアちゃんはどこから見たい?」
……どこからって、何があるのか何にもわかんないんだけど…。
「…デレク、ユキリアは初めてお城に来たんだよ?何があるかわからないでしょ」
…お兄様とデレクって仲がいいのね…。
…お兄様、何回かお城に来てるみたいだし…。
そんなことを思っていると、セシル、お姉様、タクスがやって来た。
どうやら、うちの領地はまだ雨が降っていたようだ。
セシルが2人を送り届けると、また帰って行った。お父様には知らせてあるので大丈夫です。と言い残して。
私がタクスに今日はお城の中を案内してもらうつもりだと教えるとタクスは訓練してるとこが見たい!と言ったので、訓練場に行くことになった。
私たちが行くと、がたいのいい紳士的な人が迎えてくれた。すっごくがたいがいいのに顔は優しげな人だ。紳士なおじ様だ。
「これはこれは殿下たち、今日はどうされました?」
「今日は僕の親戚たちを案内してるんだ。この子が訓練場を見たいと言っていてね」
「お城の騎士たちだからすげーんだろ!」
「そうでしたか、確かローザリー辺境伯様がおいでになられているんでしたね?この子たちはローザリー家の皆さまですね」
「すみません。訓練しているのにお邪魔してしまいまして」
「いえいえ、ラーティス様。ラーティス様が来てくれると魔道騎士たちが喜びますので」
魔道騎士とはその名の通り、魔法を使う騎士だ。
…お兄様、ここでも訓練してたの…?…
「今日は見学だけにしておくよ」
「そうですか、それは残念ですが、今日は妹君もおられますから仕方ないですね」
「俺も訓練に交ぜてくれ!」
「おやおや、こちらはラーティス様の弟君ですか?ラーティス様の弟君ですからお強そうですね。ぜひともどうぞ!」
「俺はタクティスって言うんだ!よろしくな!」
「あぁ!すみません!私としたことが名乗りもせず。私はここで第一騎士隊の隊長をしているブライスと言います。以後お見知りおきを」
隊長さんが自己紹介をしてくれたので、私たちも自己紹介を済ませた。
タクスはさっそくと訓練に交ざりに行った。訓練している騎士たちは驚いていたけど、タクスがあんなんだから馴染むのが早かった。
お姉様もいつの間にか交じっていて、そっちの方が騎士たちはどぎまぎしていた。お姉様は来た時からドレスやワンピースではなく動きやすい格好で来てたから、最初から参加するつもりだったのかも?
デレクはお転婆な女の子も可愛いなと言っててお兄様に睨まれている。
……デレクって、なんだかチャラいよね…?
誤字、脱字、読みにくいなどあったらすみません。
読んでくれた方に感謝を。




