女子会?4
妄想の続きです。
話をしているとアカリさんはまだまだ気になることがあるみたいで、聞いてきた。
「ねぇ、ユキちゃんは向こうで死んでるから向こうの荷物とかはやっぱりないの?私は荷物もきちんとあったんだけど。しかも鞄がすごいことになってていっぱい入るし、絵の具とかも鞄に入れたら使った分が元に戻るの」
……そんなものないよ?…何それ、メッチャ便利じゃん!
…いいなー。
「ありますよ?まだ必要ないかと思いまして、渡していませんが…」
……あるんかぃ!ツッコんでしまったじゃない。
…声に出てないよね?
ー《声に出てないよー。…あ!みんなに念話しちゃった!…》ー
「……今の声はユキちゃん?…ユキちゃんも念話できるの…?」
「はぁ、ライ、あなたもですか。もう出てきなさい。アカリ様には全て話した方が良さそうですね。ユキリア様どうでしょう?」
「アカリさんには別に何にも隠すつもりないよ?何か隠してた?」
「ユキリア様がハクトのことを説明しなかったので、そこまでは話さないつもりかと思ったのですが違うんですね」
…ん?ハクトはペットみたいなもんでしょ?
私が首を傾げていると、キースはため息を吐いていた。
アルティーはキースに苦労するな。と言っている。
……ん、鼻がムズムズする。……ふぁ…フゥックチン!
私がくしゃみすると、ライが目の前に現れた。
…ライは私がくしゃみしないと出れないの…?
「…!?……あれ?…白いスライムなの?…スライムも飼ってるの?…ん?…どこから来たの…?…?」
アカリさんが困惑している。キースがアカリさんに全て経緯を説明してくれた。
「…そうなんだぁ。ユキちゃんはすごいんだね!ファンタジーだ!すごい!すごい!」
ー《アカリは飲み込みが早くて純粋だろ?魂がすごく綺麗なんだ》ー
「アルティード、主様のことを自慢したいのはわかりますが今はいいです。ユキリア様も純粋で魂が綺麗ですから」
「……ふぁんたじー?」
「ふっふっふ。これはわたくしもわかるわよ?いい、アリア。ファンタジーって言うのは幻想的って意味よ?」
…皆がワチャワチャしてる。
…なんだか、楽しいね!…
…そういえば、私の荷物ってどうなったの…?
「ねぇキース、私の荷物って何があるの?」
「あぁ、そうでしたね。神様がさすがに容器は向こうのままでは駄目だと変えてますが、中身は一緒のはずです」
キースはそう言うと、リュックとキャリーケースを出してきた。
……いつも思うけど、どこから出してるの…?…
「死んだ時に持ってた物そのままだわ。中身も一緒なのよね?」
「はい。そのはずです。空間魔法を設置されてますので、どちらも無限に入りますよ」
……ほんとにチートアイテムやん!
…リュックはまだ使えるけど、キャリーケースとかこの世界にないから使いにくいやん!
「…キャリーケースは使えないかな…」
「え?じゃあ、そのキャリーケースほしい!私なら持っててもおかしくないもんね!」
《アカリが欲しがるのとは珍しいな。アカリの鞄も無限に入るぞ?》
「地方に行く時にこれがあると旅行って感じがするの!」
…アカリさん!わかる!…アカリさんも形から入るタイプなのね…!…
「アカリさんも形から入るタイプなのね!リュックも無限みたいだから荷物移して、これあげるの!」
「いいの?!わぁ!ありがとー!ほんとに嬉しい!」
「……度々わからない言葉出てくるけど、やっぱりこの2人は和むわね…ずっと見ていられるわ」
「お母様でもわからない言葉でしたのね。…でも、私もこの2人ずっと見ていられますわ!」
私は荷物を移して、キャリーケースをあげた。
…味噌とかしょうゆとか懐かしい。…料理できるようになったら作ろ!
誤字、脱字、読みにくいなどあったらすみません。
読んでくれた方に感謝を。




