表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『理なき世』に探偵は生きる  作者: 小 文具
1/15

Page.0 登場人物紹介&用語・世界観解説

《主要人物紹介》


・「キヅキ・センリ」

種族:ヒト 性別:男性 年齢:21 身長:177cm

外見的特徴:うなじから背中半分程まで伸びた黒髪

好きなもの:読書、カードゲーム

嫌いなもの:夜の霧、話を聞かない人間


主人公。ミストリアで数少ない「探偵」を生業にしている。

両親は他界。学校には義務教育分しか通えなかったが、独学で知識を積み、21歳の若さで国家公認の探偵になる。

元々の性格もあるが、親が早期に亡くなった事からかなり捻くれており、あまり好感を持たれるタイプではない。が、身寄りのないイチコを雇ったりする優しさがある等冷たい訳でもないので、とても面倒臭い。

事務所を構えている赤レンガ荘の大家に家賃をぼったくられ、常に金欠気味。節約の為、自炊の技術を身につけた。

読書が趣味だが、カードゲームも嗜んでいる。が、金欠なので強いカードはあまり揃っていないらしい。

Page.6から目印として、赤がベース、白と黒のラインが入ったインバネスコートを着るようにした。イチコ曰く、「ヒーロー特撮の制服っぽい」らしい。


・「イチコ」

種族:不明 性別:女性 年齢:不明 身長:162cm

外見的特徴:明るい茶色の瞳、深い赤の短髪

好きなもの:美味しい食べ物、運動、朝の特撮番組

嫌いなもの:難しい考え事


見た目はヒトの少女だが、名前以外の記憶無し、身寄りも無し、というか名前も本名かどうかわからない謎の少女。

自称探偵助手、要は住み込みのバイト。センリ曰く、ゴミ捨て場に頭から突き刺さっていた所を拾われたらしい。

かなり短絡的な思考をしており、直観的な発言が多い。やたら明るい性格から、色んな人間に好かれやすい。

また、身体能力には自信があり、瞬発的な運動ではガルマンにも劣らない。しかし長時間の運動は苦手で、マラソン等も得意ではない。

テレビを好んで視聴しており、特にヒーロー特撮がお気に入りらしい。なんなら玩具も買い揃えたいそうだが、金欠なのでセンリに却下されている。


・「ガルバノート・ガリウス」

種族:イヌ属ガルマン 性別:男性 年齢:53 身長:235cm

外見的特徴:毛先へ向けて黒から白になる体毛、白い頭髪

好きなもの:笑える事、甘いもの

嫌いなもの:争い、昔の自分


超が付く程の大巨漢、厳つい顔も相まって恐怖の対象とされがちだが、口を開けば良く笑い良く喋る愉快なオッサン。

なんとなく間が抜けているような雰囲気だが、元警察の特殊戦闘部隊のエース。射撃の腕前は超絶技巧と言って偽り無し、肉弾戦にも長けているが、積極的に戦おうとはしない。

センリ、及び彼の両親とは知り合いで、独り身となったセンリにとっては親代わりのような存在でもある。仕事の少ない探偵事務所に依頼を入れて生活を支えていたことも。


・「ペルラ」

種族:魔獣・リーヴぺガス 性別:メス 年齢:3 身長:23cm(尻尾除く)

外見的特徴:白い体毛、小さい翼、額から伸びる翡翠色の角

好きなもの:飛行、飼い主

嫌いなもの:爪切り


Page.8で初登場、10でキヅキ探偵事務所に加わった魔獣。

一般的な動物より知能が高く、人の言語をそことなく理解している様な行動をしたり、人間用の玩具で遊んだりする。

アルジアとは別の大陸から輸送され、嗜好品として加工されそうになり、証拠品として他の個体から切断された角を持って脱走、その後色々あってセンリ達のペットになる。

鳴き声の頭に「ふ」を良くつけるが、これは種族の特徴なのか単なるクセなのかは判明していない。

逃走中、センリからは「ツノネコ」と呼ばれていたが、ペットになる際は別の名前が良いと主張する等、拘りがある様だ。



《用語・世界観解説》


・「チキュウ」

2000年代前後の地球。

アルジア大陸やニホン等の国、ヒトのルーツ。


・「ガルア」

チキュウと概ねは同じ惑星。「魔法」が存在し、動物が進化した獣人「ガルマン」が生きた惑星。


・「ミストリア」

登場人物が暮らす、チキュウとガルアが融合して産まれた惑星。2つの惑星が混ざっているので、どちらの星の理も有している。


・「ヒト」

チキュウ由来の、ホモ・サピエンスから進化した人類。


・「ガルマン」

ガルア由来の、あらゆる動物が二足歩行に進化した人類。ヒトより身体能力に優れ、知能は遅れを取っている。


・「魔法」

基本的にガルマンが使用する、血液を媒体にして事象を発生させる行為。血液を消費して発動したり、魔法のエネルギーが結晶体になった「魔石」に刺激を与えて使用する。魔石はヒトも使用する事ができる。


・「探偵」

国家試験があり、合格すると正式に「探偵」と認められる。

理が複雑なミストリアでは、非常に貴重な存在として扱われる。


・「言語」

惑星融合の混乱が収束した後、平和になった世の中で全て統一された。過去にチキュウやガルアに存在していた言語は、方言的な扱いで残っているものもある。


・「食文化」

チキュウの食文化がメインになっており、家畜等も存在する。ガルマンは植物が主食なのだが、肉を食べるガルマンもいれば、そうでない者もいる。


・「魔獣」

チキュウ由来の動物が、ガルア由来の環境で育ち、一部の個体が従来とは異なる変化・進化をした生物。

繁殖方法や発生条件等が不明な種類が多く、殆どは生態系として確立していないとされている。



《固有名詞人物一覧》


・「レルヴェス」 登場:Page2〜5

ドラゴン属ガルマン、売れっ子女優タレント。

爆破事件の犯人と疑われ、探偵達に事件解決を依頼する。尚、名前は芸名であり、本名は不明。


・「ミヅキ・マリネ」 登場:Page3〜5

ヒトの少女、タレント。レルヴェスと仲が良い。

とても臆病で引っ込み思案だが、タレントとしては一流らしい。容疑者として探偵達と面談した。


・「ロウ・コルキス」 登場:Page3〜5

トリ属(正確な種族は不明)ガルマン、マリネのマネージャー。マリネに対して過保護とも取れる行動をする、厳つい雰囲気のガルマン。社員としてかなり優秀らしい。


・「ハナムラ・カズキ」 登場:Page6〜7

ヒトの男性、野菜泥棒の被害にあった畑の所有者その1。

所有者の片割れを犯人と疑い、事件解決を依頼する。

コスプレ会でガルマン少女のパンツばっか撮影してた変態。


・「ターガン・スタンバッシュ」 登場:Page6〜7

トラ属ガルマン、野菜泥棒の被害にあった畑の所有者その2。所有者の片割れを犯人と疑い、事件解決を依頼する。

コスプレ会で(ゴツい男なのに)魔法少女に変身してた変態。


・「ミチル」 登場:Page6〜7

ヒトの少年、野菜泥棒事件の証言者の1人。

偶然目撃した犯人を自転車で追いかけたら、自転車を強奪されたと主張した。


・「キラーペイン・バグイーター」 登場:Page9〜10

トカゲ属ガルマン、魔獣の密猟、及び加工品の闇取引で儲けていた会社に所属する部隊、黒服の隊長。

「バカ」が口癖で常に他人を見下し、目的の為なら手段は厭わない残虐性を持つ。ガリウス警部と面識があるらしい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ