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爆縮と体温の機知(7)

ぞんざいな人

矛盾やジレンマは

どの人間にも含まれている

例えば喫煙者は

法律によって閉じ込められた

やっていることはハンセン病の法と

変わりなく

ハンセン病の方よりも

動ける範囲が広いというだけである

例えばLGBTは

隠れていることが出来た

理解が無いからこそ

隠れられて

自らの範囲内で裁量を決められた

理解が広まれば

そこには説明が要る

隠れたいという欲求は

封殺されてしまう


それは良いことのように見えて

酷いことだったりするのだ


好きな物の自由が無くなること

僕等は嫌うのだが

たいして好きでも無い物は

ぞんざいに扱い

蓋をする

これまでと何ら変わりなく

人か

物に付随する人か

その違いだけであり

別に人間が綺麗になった訳では無い


こういうことは

永遠と繰り返されるだろう

時には人の錯覚を利用し

時には人のカリスマ性を利用し

時には人の力を利用する

僕等が禁忌的に思った

もしくは考えた事柄から

僕等は1ミリも動いていない

過ぎ去ったのは時間だけである

理解したことは

技術と観測による発見だけで

絶え間無く変わらないのだ

誰かの変わるという言葉は

落とし穴なのかもしれない


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