幽霊のお姉ちゃんと
シナリオです。
余命宣告を受けていたある少女が病床で綴った小説にインスピレーションを受けて書きました。
残念ながら、彼女は天国へと旅立ってしまいました。
この物語を、病気と闘い短い生涯を終えた彼女に捧げます。
〇 回想 山間の駅のホーム
卒業式の帰り
心音 舞 (2人とも高校の制服姿 舞は幽霊) ベンチに座って電車を待っている
舞 「なぁ ココちゃん あんた ほんまに歌手になりたいの?」
心音 「う うん・・・」
舞 微笑む
桜の花びらがひらひらと2人に落ちる
〇 レコーディングスタジオ
心音 マイクの前に立っている
智弘 藤井 少し離れて立っている
藤井 「いいですか?」
心音 はっと我に返って うなずく
音楽 始まる
心音 歌う
智弘 藤井 聴いている
音楽 終わる
心音 緊張してうつむいている
智弘 久美子の肩を叩く
心音 顔を上げる
智弘 立っている
藤井 出て行く
心音 宏文の顔を見る
智弘 微笑む
〇 居酒屋
リカコ 座っている
心音 横に座る
リカコ 「久しぶり!」
心音 ハスキーな声で
心音 「お久しぶり~」
隣の客 変な顔で久美子を見る
リカコ 「な 何!? その声?」
心音 微笑む
〇 レコーディングスタジオ
心音 智弘 マイクの前に立って最後のフレーズを歌い終わる
少し離れて座っている 藤井 首を横に振る
また 心音 智弘 歌い終わる
藤井 首を横に振る
また 心音 智弘 歌い終わる
藤井 首を横に振る
心音 智弘 うなだれる
また 心音 智弘 歌い終わる
藤井 首を横に振る
〇 レコーディングスタジオの外
心音 立っている 涙が零れないように上を向いている
智弘 やって来てペットボトルの水を差し出す
心音 「あ ありがとうございます・・・」
智弘 「だんだん良くなって来たよ」
心音 うなだれる
智弘 「頑張って!」
心音 しゃがみ込んで泣く
〇 回想 山間の駅のホーム
卒業式の帰り
心音 舞 (2人とも高校の制服姿 舞は幽霊) ベンチに座って電車を待っている
舞 「ココちゃん 一回 言い出したら 何ゆうても きかへんもんな」
心音 うなずく
舞 微笑み
舞 「私 見守っているし 頑張りや!」
電車 ホームに滑り込んでドアが開いて心音乗る
電車 動き出し駅から離れて行く
ホーム 誰もいない
桜の花びらがひらひらと落ちる
〇 レコーディングスタジオの外
心音 立ち上がって
心音 「お お姉ちゃんが見てるもんね 私 頑張ります!」
智弘 微笑む
2人が歌う曲が流れる
〇 バス停 朝
心音 イヤホンをして口ずさみバスを待っている
〇 レコーディングスタジオ
心音 智弘 マイクの前に立って歌っている
少し離れて座っている 藤井 真剣な表情で聴いている
〇 和菓子屋の小さな事務室
心音 マスクをしてキーボードを叩いている
隣のおばちゃん 心音にのど飴を渡す
心音 微笑む
〇 レコーディングスタジオ
心音 智弘 マイクの前に立って歌っている
少し離れて座っている 藤井 真剣な表情で聴いている
〇 浴室
心音 湯舟に浸かって歌っている
〇 レコーディングスタジオ
心音 智弘 マイクの前に立って歌っている
少し離れて座っている 藤井 真剣な表情で聴いている
〇 鴨川の土手
心音 イヤホンをしてジョギングいている
リカコ 応援している
心音 ダッシュして両手を突き出す
リカコ 「ロ・・・ ロッキーや・・・」
〇 丸太町通り(御所付近)
このシーンは ストーリーとは関係ありません
心音 歌い出す
錦市場 東寺等 歌詞に出て来る場所で歌う
まる たけ えびす に おし おいけ
あね さん ろっかく たこ にしき
し あや ぶっ たか まつ まん ごじょう
せきだ ちゃらちゃら うおのたな
ろくじょう ひっちょうとおりすぎ
はっちょう こえれば とうじみち
くじょうおおじでとどめさす ♪
坊さん頭は 丸太町
つるっとすべって 竹屋町
水の流れは 夷川
二条で買うた 生薬を
ただでやるのは 押小路
御池で出逢うた 姉三に
六銭もろうて 蛸買うて(たここうて)
錦で落として 四かられて(しかられて)
綾まったけど(あやまったけど) 仏仏と(ぶつぶつと)
高がしれてる 松どしたろ
〇 レコーディングスタジオ
心音 智弘 マイクの前に立って歌っている
少し離れて座っている 藤井 真剣な表情で聴いている
〇 仏壇の前
心音 座って舞の写真に手を合わせる
〇 レコーディングスタジオ
心音 智弘 マイクの前に立って最後のフレーズを歌い終わって恐る恐る藤井を見る
藤井 微笑んで親指を立てて いいね! する
心音 智弘 顔を見合わせて喜ぶ
〇 鴨川の土手
心音 歌う 未来をイメージいした曲
犬の散歩の人 ジョギングしている人 踊り出す




