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俺友

みんなは学園生活についてどう思うのか。

誰にでも理想の生活がある

1話 出会い

「俺の名前は葉山隆二(はやま、りゅうじ)、先月この学校に転校してきた高校2年生。」

「楽しい生活を送り、友達のたくさんな生活をしています。」のはずだったのに

現在友達0人

振り返ること1ヶ月

「俺は山高から転校してきた葉山隆二、得意な科目は体育、趣味は読書よろしく」

隆二は転校の挨拶をみんなにした。

「はい、あそこに座ってね」

隆二は一番後ろの席に行き、座った。

「葉山くんだっけよろしく、俺は二宮大聖だ」

隣の席の人が挨拶してきた。

「こちらこそよろしく、俺のことは隆二でいいよ」

「じゃあ遠慮なく隆二って呼ばせてもらうよ。じゃあ俺のことは大聖でいいよ。」

「おうよろしくな大聖。」

隆二は心の底から出だしがいいと思った。

次第に友達が増えて、隆二は人気者になった。

だがしかし人気の時間もそこまでは長くは続かなかった。

隆二にはある事件が起きた。

その事件をきっかけに隆二の周りにいた人たちは一瞬にしていなくなった。

隆二は「この程度だったのかよ、こんなのだったら最初から友達なんていらない」

そう言った。


現在に戻る。

昼飯でも食いに行くかな。

隆二は学食に向かった。

「すみません、焼きそばパン1つ」

「はいよ」

隆二は焼きそばパンを買って屋上に行った。

「こんなに気持ちの良いところはない。ここで昼寝して〜な」

隆二は独り言を呟くと

「本当にここは気持ちいいですね。ここは私のお気に入りなの」

とどこからか声がしたので、隆二は辺りを見回しながら見つけた。

「お前こんなとこで何をしている?」

隆二は女の子に質問をかけた。

「私はここで空を見てるの。私の趣味は雲を観察することなの」

女の子は答えた

「変わってんな、名前なんて言うんだ?」

隆二は問いかけた。

「人に名前を聞く時は自分からですよ〜」

女の子はそう言った。

隆二は少し面倒くさい子かなと思ったけど、しっかりと名前を教えた。

「俺は2-Cの葉山隆二だ」

「葉山隆二、じゃありゅうちゃんだね。私は2-Bの榊琴美(さかき、ことみ)よろしくりゅうちゃん」

琴美は隆二に名前を教えた。

「りゅうちゃんか〜悪くない。じゃあよろしくな琴美」

「こちらこそよろしく。」

隆二は少し嬉しそうだった。

「明日もここに来るの?」

琴美は隆二に問いかけた。

「多分来るよ、いや雨が降ってなかったら絶対に来る」

隆二は琴美の問いに答えた。

翌日昼休み

「さてと屋上にでも行くか」

隆二は昨日の約束通り屋上に行った。

「りゅうちゃん〜待ってたよ」

「来るの早いな〜琴美は」

琴美はちょっと赤くなって言った。

「りゅうちゃんお昼はまだ?まだだったら一緒に食べない?」

「お、おう俺はまだだからいいぞ」

その次の日もそのまた次の日も晴れてる日は屋上で2人は昼ごはんを食べていた。

だけど隆二は何故か疑問に思った。

何故彼女が毎回俺より先に来てるのか。

女子としては足が速いし、Cの方が屋上に近い。

終わってすぐに行っても必ずいる。

初めて出会ってから10日後

隆二は屋上に行く前にB組みの教室を覗くとまだ授業をしていた。

「今日は俺の方が早いかな?」

そう思い隆二は屋上に行った。

するといつもと同じように

「りゅうちゃん、待ってたよ〜」

と挨拶される。

「琴美ちょっと聴きたいことがあるんだがいいか?さっきまでB組みはまだ授業してたのに何故お前は俺より先に屋上にいる」

「………」

琴美は返す言葉がなかった。

「お前ずっと授業をサボってここにいるんじゃないだろな?」

その質問も無答。

この時隆二は思った。

【こいつは何か問題を抱えている。俺の名前は学校中の噂で広まってるしこの名前を聞いたらみんなどこかへ行く。こいつは知らないのではないのか?この噂を。こいつは教室にすら入らずに学校に来たらずっと屋上にいるのではないのか?校舎内で琴美にあったことがないし、昼休みが終わると毎日俺は1人で教室に帰る、琴美は何かを隠してる。】

隆二はそう思い琴美を助けることを心の中で誓った。

【この問題は俺が解決してやる。必ずこいつを教室に戻してみせる】

「琴美、俺はお前を救いたい。お前が何故そうなったかも知らない。お節介かもしれない」

「何を勝手なことを言ってるのよ。誰が助けて欲しいなんて言ったの?」

琴美は怒った。

「お前は本当は教室に入りたいのだろ?不登校なら家で引きこもる。のに何故学校にまで来る。そして人のあまり来ない屋上で1日を過ごす。学校には来てるけど教室には入れない。お前はクラスで何かがあった。だからここにいる」

隆二はそう言った。

すると琴美は泣き始めた。

「んぐ、あなたにそんなことできるの?そんなことしたら次はあなたがやられてしまう」

「お前は俺を理解してるのか?俺には失うものなんて何もない。失う友人もいない。1つ教えといてやるよ『葉山隆二という名前のやつは最低だ』これだけは覚えといてくれよ」

「りゅうちゃんが最低?どういうことなの?」

「今は話すことじゃない。そのうち話すし、話さなくても知ることだろう」

【今ここで知られると彼女の問題は解決しないだろう。俺の存在を知られてしまうと彼女は俺に気を使うか、俺から避ける。そうなると彼女を救うものは誰がいる】

「琴美、明日の朝7時に屋上に来い。屋上が待ち合わせ場所だ」

「何をするの?」

「琴美お前は明日教室には入れ。だから今日は心の準備をしておけ」

「どうしてそこまでしてくれるの?」

『俺のモットーは他人のために犠牲になるだ』

隆二はそう言って教室に戻った。

翌朝

隆二は屋上に行くと誰もいなかった。

「まだ来てないのか?」

だがしかし7時半になっても琴美は来なかった。

【あいつは何してるんだ?約束の時間は30分過ぎてるだろ。最後の準備の時間がない】

「お待たせ〜」

聞き覚えのある声だがいつもと立場が逆のように思えた。

「遅れてごめんなさい。だけど心の準備はできた」

「よし教室に行くか」

2人はC組みの教室に向かった。

琴美は教室に入った。

すると教室にいるみんなは一度に琴美を注目した。

それが琴美だとわかると冷たい視線になった。

「みんなおはよう」

琴美はみんなに挨拶すると

「お前誰だったけ?」

「なんで来たんだよ」

「何しに来たんだよ」

そんな声が教室中を飛び交う。

その中で数人の男子4人と女子2人が琴美のそばにより、琴美に攻撃をした。

「今頃何しに来たんだよ?サンドバックになりに来たのか?ありがとうよストレス発散機さんよ」

バン!そんな音がした。

その方をみんなが見ると教室のドアが倒れていてそこには隆二がいた。

「テメェーら何してんだよ」

隆二は怒っていた。

「誰だよお前って、お前は葉山隆二じゃねーかよwなんだ嫌われ者が嫌われ者の肩を持つのかよ。笑わせるなよ」

「おいいくらお前でも4対1じゃ勝てねーだろ」

「雑魚がほざいてんじゃねーよ、口だけのやつが粋がってんじゃねーよ」

怒りの一発を男の1人の顔面にぶつけた。

「これで3対1だな」

殴られた男は立ち上がらなかった。

「テメェーらのしてることは最低だぞ。お前らは彼女の立場になったことがあるのか?ないからそんなことをするだろ?」

隆二の怒りは治らない。

「じゃあ教えてやるよ葉山隆二、いや悪竜さんよ」

そこで男たち3人が隆二にかかった。

隆二は2人の攻撃を受けたが1人を仕留めた。

「これで2対1だな」

隆二は2人の胸ぐらを掴んで持ち上げてそのまま2人の頭をぶつけた。

「お前最低だ〜早く出て行け。そいつを連れて出て行け」

女たちが隆二に嫌味のように言った。

「おい、俺はそんなに優しくないぞ。女だからって手を出せないと思ってるだろ?な訳ないだろ。そんなことしてると女が思い上がるだけだ」

隆二は2人の女を殴った。

「もう2度とこの子には危害を加えないと誓え。周りにいるやつもだ」

隆二はそう言って自分の教室に戻った。

6人たちは立ち上がって琴美に

「ごめんなさい」

そう言った。

「いいよ、これからもよろしく」

琴美は明るく許した。

だがしかしここから隆二の悪評が広がった。

男子4人と女子2人を殴ったと学校中にその噂を広まった。

だけどただ1人隆二を認める人ができたそれが榊琴美だ。

ありがとうございました。

続編をまた作っていきたいと思ってます。

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