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第22話 お泊りデート①

本日のコーデは、白色の2段フリルオフショルダーに、キャメルのワイドパンツ。ウエストリボンを前で結んでいる。靴は歩きやすいクッション製があるメタリックブラウンラメのパンプス。前に茶色のリボンがついている。首には、薄いピンクのシエルのネックレスをつけている。

髪型は、コテで、巻いて、おろしている。さらさらロングヘアなので、少しきつめに巻いて、スプレーで、形をキープしている。オフショルダーなので、肩まで、だしているのだが、、長い黒髪で、少し露出を抑えた感じにした。それが、髪が揺れる度に、チラチラ見えるのが、よりセクシーさを演出していることに、私は、気づいていない。

待ち合わせは、家近くの、場所。以前、タクシーで降りたところだ。

8時待ち合わせ。

少し早めにと思い、コウさんとお揃いの腕時計をみる。7時50分になろうというところだ。

まずまずの時間だ。

待ち合わせ場所まで、30秒ほど。

コウさんは、まだいないだろうと思っていた。

しかし、予想に反して、黒い高級車はあった。

コウさんは、私が近づいて行くと、気づいたらしく、運転席からでてきた。

「おはよう」

優しい瞳で、私に挨拶してきた。

ただの挨拶だけど、一週間ぶりにコウさんに会ったからか、物凄く嬉しかった。


あぁ・・・

今日も、コウさん、かっこいい!!!


コウさんの格好は、上は、紺色の長袖ボタンシャツを、七分までまくって、羽織っている。中は、Uネックタイプのカットソーを着ている、ホワイトとネイビーのボーダー柄。下は、ストレッチがあるツイルパンツ。色は、薄めのカーキ。靴は、バイカラースリッポン。つま先とかかとが、レッドの本革素材。残りが本革スウェードで、ネイビー。もちろん、お揃いの腕時計もしている。


「おはようございます。お待たせしました。」

笑顔で答えた。

コウさんは、うなずいて、私の手から、ボストンバックを取って、車の後ろのトランクに入れた。


紳士すぎる。

ただそれだけの行動なのに、私の胸キュンは、発動してしまう。

恋は、盲目。

コウさんのすべてが、かっこよく見えるのは、このせいかしら・・・?


うっとりとコウさんの行動を見ていたら、コウさんは、視線に気づいたらしく、軽く、私の方を見た。

すぐ視線をそらして、助手席のドアを、開けて、

「ゆうちゃん、乗って。」

と、促された。

慌てて、小走りで、コウさんに駆け寄った。

「あ、頭ぶつけちゃダメだよ。」

と、からかうコウさんの声が、横からした。

少し、ムッとして、

「なっ・・・・。」

「何それ、そんなことしないよ。」と、言うつもりだった。

いつのまにか、車のドア側でなく、私の横に来てたらしく、そのまま言葉を奪われてしまった。

そう、彼の顔が、物凄く近くて、彼の体も、近くにある。


ちゅっ


と、甘い音が、響く。

深いキスへ変わろうとした時、ようやく、現状を理解した。

そう、言葉を発する瞬間、彼の唇が、私の唇を、ふさいだことに・・・。

気づいた瞬間、彼からの甘い深いキスに、頭がぼうっとしてきた。

そのまま、目を閉じた。

彼からの甘く深いキスに、何度もこたえながら。


余りにも、甘すぎるキスに、腰が抜けそうになる瞬間。

彼の熱の帯びた体温が、そっと離れた。


彼を見ると、名残りおしそうな瞳を向けた。

しかし、見間違いだったと思うくらいの短さだった。


「ほら、早く乗って。」

と、背中を、押された。

私は、助手席に乗り込んだ。

コウさんが、ドアを閉める際、私の耳元で、ささやいた。

そして、ドアを、閉めてくれて、運転席へ移動していった。


私は、すでに、思考が停止していた。

そんな私をチラッと、コウさんは、視線を向けたあと、車は、走り出した。


「きれいだね。」

コウさんは、そう言った。

そのあと、もう一言。

恥ずかしいセリフだった。

あまりにも、恥ずかしいので、このセリフは、想像してください。


はぁ・・・


私は、深いため息をついた。




読んで下さってありがとうございます。

甘いデートは、始まったばかりなので、まだまだ続きます。

少しでも、お楽しみ頂けたらと、思います。

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