作戦前夜
遅れてすいません
「明日の午前0時に、作戦を開始する」
「やっとか~」
「ついにこの日が...」
「おいおいお前らまだ気を抜くなよ」
仲間内で様々な声が飛び交う。さぞ嬉しいのだろうと俺もニヤつく。
「何ニヤニヤしてんだよ、気持ち悪い」
「なっ何でもねぇよ!」
皆もこの日を待ち望んでいたということが改めて分かった。
...ただ今は仕事中だ。
「最後くらい真剣に仕事してやるよ」
「お前気は確かか?」
監督官に笑われた。今のうちに笑わせてやるよ、バーカ。
なんて考えながら、能力を使って荷物を軽くする。
「お前好きな奴とかいんの?」
「んー、強いていえばBb21ー102かな」
「マジで!?あいつかよ!」
雑談も弾んでいる。いつもはつらい毎日を乗り切るための空元気だが、きょうは心なしかみんな幸せそうだ。
「今日は午前中で終わりだ、それぞれの部屋に戻れ!」
「情報通りだな」
周りからヒソヒソ声が聞こえる。
監督官は不思議そうだが。
部屋に戻ってから仮眠をとる。
「ちゃんと起こせよ」
「分かってるって」
とうとう今夜、作戦を開始する
まめちしき
主人公
中背中肉の15歳、運動はそれなりに得意だが、計算が苦手なため能力の演算が上手く出来なくて、能力レベルは高くない。
能力
①質量を物体Aから物体Bに移す
例 消しゴム2つが2つとも質量が100の場合、50と150・75と125などにできる
②?
③?
④?