表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

私は猫である。

 

 私は猫である。見目麗しいだの、毛並みが素敵だの、そういったものは何ひとつ無い、そこら辺にいる猫と見た目はそう変わりのない猫である。


 そうだね、違いがあるとするならば、最早数える気も起こらないほどの月日を経て生きてきた事だろうか。食事もするし、眠る事もする、遠くへ遊びに行くのも好きだし、その土地のうまいものを食べたり見たりするのも好きだ。


 ただ、死なない。死ねない。不死である。怪我をした瞬間から癒えていき、老いた感覚も無いので不老でもある。そして、遥か昔に知り合った魔法使いに魔法の使い方を教えてもらって出来上がった、世にも珍しい魔法を使う猫が私である。


私も初めから魔法猫であったわけでなく、不老不死になったのにもそれなりの理由と思い出がある。生まれてから今までの全てを語り尽くすつもりはないが、そんな私の思い出話をしていこうと思う。それはもう長い長い時を生きて来たからね、思い出話も積もるほどあるわけだ。


 理由は特にないんだ。暇つぶしのようなもので、こうして聴いてくれる相手が居るのなら語ってみようかと思い至った、それだけの事。


 それじゃ始めようか、私か君が飽きるまで。

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ