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4.提案と覚悟





食後におばあさんが紅茶を入れてくれた


「おふたりはずっと宿屋を?」


『そうよ、結婚してからだからもう40年以上になるかしら、私達結婚が遅かったのよ、子供も産める歳ではなくてね……あなたが来てくれて嬉しいわ、おじいさんと2人の食事もいいけど、孫と食べてるみたいで楽しいわ ふふふ』


『そうだな、昔はもっと人が泊まりに来ていた、たが街の中心部に新しい宿屋ができてからは皆そっちへいってしもうた、仕方ないうちは料理も出さんしの!ははは』


『すみませんね!わたしが料理できなくて!』


『そーは言うてないだろ』


『言ってるも同然です』


「ふふっ 仲良いんですね」


『そらそ〜よ40年連れ添ったもの♡』


『だか40年か…潮時じゃろうな…』

『そうねぇ…』


「えっ、辞めちゃうんですか?ここ」


『人もこんしの』


『あなた行く宛てあるの?』


「え、いや、ない、ですけど…」


『ここなんてどう?』


「えっ?」


『出会って1日しかたってないけどあなたにならって思うのよ』


「いや、でも、そんな」


『今日1日泊まるんだ少し考えてくれんか?』


「はい、考えてみます」






そう言って部屋へ行きベットに横になり枕を抱きしめる





(いやいやいや、なんか展開早くない?え?何怖い、普通に怖くない?これも女神様の力なの?ありがたいよ?、家ないし行くとこないし、でも転生してきて2日目よ、早くない?信じて大丈夫?なんかそーゆー押し付け詐欺とかじゃないよね…ダメなんだけど、本当はダメなんだけど、ごめんなさい!)





部屋の扉をこっそり開け階段を少し降り

カウンターにいるおじいさんとおばあさんを鑑定





ステータス

【 名 前 】 ヨセフ・リーリフ

【 年 齢 】 81

【 職 業 】 心優しき宿屋の主人

【 レベル 】 3

【 体 力 】 57

【 魔 力 】 70

【 スキル 】 火魔法

【 状 態 】 最近物忘れが酷くなってきた 食も細くなってきている


ステータス

【 名 前 】 ジゼ・リーリフ

【 年 齢 】 79

【 職 業 】 心優しき宿屋の女主人

【 レベル 】 2

【 体 力 】 37

【 魔 力 】 45

【 スキル 】 水魔法

【 状 態 】 腰痛持ち 最近朝起きるのが辛い





(心優しき…か…。こんな2人が大事にしてきた店を出会ったばかりの私に、こんなどこから来たか分からない得体の知れない奴に託すなんてすごく覚悟がいることだよね…

うん、私も覚悟決めよ!でも今日は疲れた!寝よう)




また音を立てないようにこっそり階段をあがり

部屋へ行き扉を閉めた








この世界では、10代20代で子供を産むので30代後半から40代ではリスクが大きく諦める人が多くいます。

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