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2.出会い






「うん!無事着いたみたい

わぁ〜!のどかな街だ〜理想的!よし!心機一転

夢見たスローライフを目指して頑張ろう!」








とりあえずお金がないので今着ている

パーカーとデニム売るために服屋に来たら生地もよく物珍しいため高値で買い取ってくれた


その店で一般的な服を教えてもらいシャツとズボンを購入、残りの銀貨はポケットに入れるフリしてアイテムボックスへ


ちなみにこっちの世界のお金は


鉄貨1枚  → 10円

銅貨1枚  → 100円

銀貨1枚  → 1,000円

金貨1枚  → 10,000円


と、なってるみたい

パーカーもデニムも銀貨2枚ずつ 計4,000円で買い取ってもらえた、買ったシャツとズボンは合わせて銀貨1枚と銅貨5枚だったので残りは銀貨2枚と銅貨5枚の2,500円手元に残った


店を出て街を散策

穏やかで、人達もみんな優しそう


歩いてまわりちょっとした広場に到着

そこで女神様からの手紙をみてみることにした




【佑乃華へ 癒しの女神よ!先に謝ります!

本当にごめんなさい!この世界に来てしまったら元の世界には戻れないの!ごめんなさい!でも私、頑張ってるあなたを癒そうと思ったの!でもちょっとほんのちょっとよ?ミスしちゃってあなたの魂とっちゃって……でもすぐ戻したのよ?そしたらこっちの世界とあっち世界の隙間を作っちゃったみたいで…その時たまたま召喚の儀式してた所に飛ばされちゃったのごめんなさい!!だから謝罪の意を込めてチート?にしたのよ!私の加護も付けたわ!この世界は強い人でレベル150ってとこかしら!その倍よ!最強だわ!だからこの世界で1から好きなことをして楽しんでほしいの!頑張って!

応援しているわ! 癒しの女神より】





(⋯⋯⋯はぁ?魂とった?だから頭痛かったのか!意識飛んだときか!それより倍ってなんなの、やりすぎでしょ!今後これより面倒な事に巻き込まれなきゃいいけど……仕方ないもう戻れないみたいだし、女神様の言うとおり1から頑張るしかないか… はぁだるい寝たい…とりあえず宿探そう)



こうして私はまた歩き出した、

幸い文字も読めるし書ける、話せるし聞き取れるみたいだ

よかった




街の中心部より少し離れたところに

宿屋の看板が出ているところがあったので入ってみた店内にはカウンターでうとうとしているおじいさんと掃除をしているおばあさんがいた



「すみません、ここって宿屋ですか?今日1人って泊まれますか?」


『ん"?お〜お客さんかい』

『あら!いらっしゃい!そうよ宿屋よ!部屋は空いてるわ!よく来てくれたね』


「では2泊したいのですが料金はいくらぐらいでしょうか?」


『2泊ね!銀貨2枚よ!』


(んー泊まれはするけど残り500円でご飯買うのはきびしいだろ〜なぁ)

「ごはんってどうなってますか?」


『ごはんはこっちに調理場があるから好きに使って!私料理がてんでだめでね〜そこにある材料なら好きに使っていいわよ!』


「好きに使っていいんですか!?お金は?」


『お客さんに料理させてるんだものいらないわ!それにたいしたものないの!ごめんなさいね』


「いや!大丈夫です!では2泊でよろしくお願いします」


『はい!銀貨2枚ちゃんと受け取ったよ!あぁそうだ、

自己紹介をしとかなくちゃね、私はジゼ、こっちが夫のヨセフだよ!』


『佑乃華です!よろしくお願いします』


『ユノカだね、よろしく!じゃあおじいさん部屋に案内してやって!』

『おぉ、こっちだ ついておいで』



階段をのぼり木の扉を開けたらベットと小さいテーブルの上にランプがある質素だけどそれが落ち着くような部屋に案内された


『ここを使いなさい』


「はい、ありがとうございます」


『私達は下にいるから何かあったら来なさい』


「はい!」



おじいさんを見送り部屋の扉を閉めベットへダイブした


(色々ありすぎて疲れた、もう限界ね…る…zzZ)









異世界に飛ばされ、面倒事から逃げやっと一日が終わった









意外に前向きで頑張れる子なんです。

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