契約
なんでパチンコに行っているはず母さんが・・?そう思ったのも束の間
「人殺しをやってみないか?」
「はぁ!?何言ってんの母さ・・」
「この人間の体は乗っ取らせてもらった」
それから母さん?がきいてもいない情報をペラペラと喋り始めた。
どうやら魔界から来た悪魔らしく上司に人間観察を命令されたため地上にきたらしい。いまはサボっている、とのことだ。こんなしょうもない嘘をつく人間がいる、しかもそれが母親とは・・・つくづく呆れる。
「それで悪魔さんよぉ・・なんで家にきてんだよ。しかもじゃあなんで人殺しを僕に?」
「上司は人間観察と言ったが言われたことだけやってても昇格しないだろ?」
ぼくはコクリと頷いた。
「元々魔界は人間界を破壊することが目的なんだ。そしてすごい殺気のやつを発見した。それが君ってわけだ」
(悪魔は思うことも把握できるのか。悪魔というだけあってすごいな・・・)
悪魔と名乗る奴は話を続けた。
「君も何かしらの理由で殺したい人間がいるんだろう?俺は昇格するために一人でも人間を殺したい・・・ これでWIN-WINだ。どうだ、やってみないか?」
(こんなバイト感覚で人殺ししていいのか?でもまぁ・・・)
「その勝負乗った!」
「じゃあ殺し方はどうする?」
「?」
「刺殺とか銃殺とかそれとも・・ノートとか」
「さては、ぼくの棚にあったデ◯ノート読んだな・・・」
「ま、まぁこの際関係ないだろ」
「それもそうだな」
「話を戻すがどの殺し方がいいんだ?」
「殺したいと思ったやつが死ぬ」
「奇跡ってあるんだなw!」
悪魔はくすっと笑った。
「何が?」
思わず聞くと
「お前を見つけたときに試し付与した能力なんだw俺等は思考も同じで目的も一緒。いい殺し仲間になれる思わないか?」
「ああ」
ぼくはいつの間にか意識を失って、次に目を覚ました先はベットだった。
「チッ、夢かよ」
そう思いテレビをつけた。そうしたらニュースでアイドル特集がやっていて
「これぐらい顔が良かったならぼくの人生がイージーモードだったはずなのに」
そして思った。
「死んじゃえばいいのに」
アイドルが髪を櫛で整えていると、引っ張った髪と共に脳みそが飛び出した。
ぼくはすぐさまテレビを消し、考えた。
(の、能力が付与されている!!悪魔と殺人が簡単にできる主人公。まるで某漫画の主人公じゃないか!!!)
これからが楽しみだ...............................!




