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現実逃避
「お前ほんとにキモいなwww」
僕の名前は羽賀涼介。
いじめられている小学6年生だ。
僕はたまに思う。
みんな死ねばいいのに
おっと、また拳が降り掛かって・・・・
「グハァ!」
僕の断末魔に笑い声が一つ二つ、と広がっていく。
〜放課後〜
帰り道を一人で歩いていると・・・
「ベチャ」
鳥の糞が落ちてきた。それを爆笑する下級生を横目にティッシュで自分の頭上を拭いていた。
そしていつもの如く「死ねばいいのに」と感じるこんな自分に自己嫌悪を抱いて・・・・・
「キィィィィィィィィィッィッィィィィィッィィィィィィっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブレーキの悲鳴と共にさっき爆笑していた下級生の生首だけが勢いよく飛び上がった。
ぼくは全速力で帰った。ぼくは何も見ていない。そうだな、と自分に言い聞かせる。
なぜならトラウマになりかねない、というのもあったがそれより「死ねばいいのに」と思った直後に彼が
亡くなってしまったからだ・・
家の鍵を開け「ただいまー」と返ってくるはずのない返事を数秒待ち、ため息を「はぁ。。」と吐く。
しかし母さんの声で「お帰りなさい」という小さなこえが玄関に響き渡った。
どういうことだ!?ぼくは耳を疑った。




