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第5話 ベテランキャンパーの初訓練 2日目

訓練2日目、ユウジは朝食に採取して調理したキノコの料理を食べた。訓練所には数々の食糧が至るところに配置されており、初心者でも中級者でも上級者でも楽しめることができる。また、毒を持った食材もあり、食べ方次第では毒耐性が身に付くこともある。


「キノコのてんぷらウマぁ!」


ユウジの採取した食材はキノコや果物などである。転生時に持っていたパンを用いてキノコのてんぷらを挟んだパンを食べたらすごい美味しかった。


「ふぅ食った食った!」


朝食後、第2の任務を知らせる通知が届いた。


「これより第2の任務を開始する。しかしこの通知もこれで最後である。理由は一つ。それは大会で任務開始の情報や内容が明かされるが大会では内容は明かされない。つまり君たちは己が受け取った情報を基に訓練を遂行してほしい。また、この訓練は5種類ある。各々が得たポイントで訓練が終了する。では任務内容を開示する。」


訓練所では任務の内容が明かされるが大会では明かされないのは当然である。この大会は世界中から人が集まるため生半可な気持ちで参加すると怪我をする。過去にもおふざけで参加した参加者が痛い目に遭うため緊張感が半端ない。


「第二任務の(セカンドミッション)は訓練参加者30名で3人ずつのグループを作り、意思疏通を図るという任務だ。では始めてくれ!」


セカンドミッションは単独ではないグループミッションであるユウジは地球世界ではソロキャンプを楽しんでいたためグループでの活動となる。ユウジはテントをコマンドに片付けて参加者がいないか確認した。訓練地図(トレーニングマップ)を見ると2名いた。ユウジは緊張しながらも声をかけた。


「すみません一緒に任務をやってもいいですか?」


「いいですよ!お名前は?」


「ユウジです!」


「ユウジさんよろしく!私はサーシャ!こっちがジュナ」


ユウジは3人組を作ることが出来た。しかし、二人はどちらも女性であった。ユウジは女性経験はあるもののしばらく接していなかったので緊張した。サーシャはボーイッシュ系、ジュナはかなり可愛いと。俺はかなりついている!


その後ユウジは任務にしたがって意思疏通を行った。ユウジは彼女らと趣味のこと、サバイバル大会のことなどについて会話した。


「そうなんですね~大会は規則は厳しいですが成功するととても楽しいですよ!」


「なるほど~次の大会は参加するんですか?」


「もちろんです!一緒に行きますか?」


「はい!行きます!初めてなので色々と教えて頂けると幸いです!」


そしてユウジは親しくなった彼女らと連絡先を交換した。これでいつでも連絡が取り合える。それからセカンドミッションが終了し、ユウジは元いた場所に戻った。ユウジが戻ったあと彼女らは


「あの人良い人だったね~また会えると良いな~」


「何々気になるの~?次も会えると良いね!」


とユウジのことが気になっていた。ユウジも


「二人とも可愛かったかな・・・」


と彼女らのことを考えていた。



夕方、第三任務(サードミッション)が発せられた。サードミッションでは指定された食物・狩猟物を回収ルームに持ってくるようにというミッションだ。


「これより第三任務(サードミッション)を開始する。時間制限は3時間以内。獲得物は回収ルームに持ってくるように。そしてこれは協力可能である。では始め!」


指定された食物は黄色のキノコ・フレイムベアーの肉などこの世界ではあまり採取できないがサバイバル訓練連盟とサバイバル大会連盟は特別に用意している。


「さぁ探しにいくか・・・待てよ?サーシャさんとジュナさんとでやるのもいいかもな!」


ユウジは獲得物を探しに行くついでに二人を探しにいった。


「あれ?ユウジくん!数時間ぶりだね~」


「はい!一緒にミッションやりませんか?」


「いいよ~!やろやろ~」


3人で行動を始めたユウジは指定された獲物を探しに行った。レアなだけあってなかなか見つからない。


「中々無いね~」


「そうだね~ユウジくんはどこにあるか分かる?」


「今探してみるね。」


ユウジはコマンドから探索(サーチ)機能を用いて探し始めた。


「あった!ここから1キロ先にある!」


「すごいね!ユウジくん!」


ユウジは二人からの熱視線に照れた。いかんいかん他のものも探そう。


「一時間が経過した!残り二時間!まだ一人も来れていないぞ!」


一時間が経過した所で訓練長が進捗状況を伝えた。他の訓練参加者もグループを作って探索中である。


「この辺にあるはずだけどな・・・」


するとジュナは地面探索を開始した。彼女の特技は地面探索(グラウンドサーチ)である。一方のサーシャは空中探索(スカイサーチ)である。


「あったよユウジくん!」


ジュナが見つけたのは金色に輝くキノコを見つけた。その後3人は回収ルームへと行き、指定物発見の報告をした。


「どうでしょうか?」


「うむ。指定されたもので間違いない。成功だ!」


「「やった~!」」


ユウジは三人でハイタッチした。彼女らの手は可愛らしくて暖かい手だった。すると


「回収長!例のもの持ってきました!」


4人組の男たちは指定されたフレイムベアーを倒して持ってきた。


「こんにちは!すごいですね!」


ユウジは彼らに挨拶した。


「おう!よろしくな!君名前は?」


「ユウジです!」


「ユウジよろしく!俺の名前はゲアン、こいつがデスパー、隣がミュード、ミュードの隣がケンタだ!」


ケンタ?何か俺みたいな感じの名前だ。日本人なのかもと思ったが彼らはすでに外に出ていた。


「あの三人組よくキノコ見つけたな!」


「そうだな~なぁケンタ」


「そだな。(ユウジかぁ・・・日本人なのかな?まぁまた会えると良いな)」


その後第三任務が終了した。報酬は獲得者が受けとることになったためユウジらのグループに金色のキノコが渡された。


「これよりサードミッションを終了する。次のミッションも楽しみにしとくように。」と通知が来た。


その後、ユウジたちはユウジのテントで食事をした。報酬のキノコはてんぷらなどに加工して食べた。美味すぎである。エグいほど美味であった。


「すごい旨い!」


「そうだね~この噛み心地最高だな~」


報酬のキノコを味わった後、サーシャとジュナは「また明日ね!」と言って戻っていった。


「ふぅ旨かった・・・明日で最終日か。第4任務がどんなのか楽しみだ!」


ユウジはしばらくした後、明日に備えてゆっくり休んだ。一方サーシャたちは


「はぁ楽しかった~!また明日も楽しみだね!」


「うん!」


そして第四任務(フォースミッション)に備えて就寝した。

次回もよろしくお願いいたします。

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