表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

今より、ほんの僅かに車に寄り添った世界で。

クソSFです。この世界は都合のよさで出来ています。だからクソなんです。ですが、世の旧車乗りの端くれとして、憧れざるを得ない世界でしょう。僕はこの世界に行きたい......



ところで、私の前作は読まれましたか?

もし読んでいただけると、手前味噌ながらなかなかニヤリと出来るかも。全くもって手前味噌なのですが。

1975年、時の首相たる本田修一郎(断じて宗一郎ではない。大人の事情である)は「最後の一人が手放すまでカーライフに不便があってはならない」との発言と共に車両の維持整備に関する法案、俗称旧車法を設立。これによって登録台数1台以上の車両は部品供給と整備網の手配が義務化され、旧車における最大のネックである部品の確保は完全に解決された。一見良法に思えたこの法案であったが、旧車の切り捨てという当然の摂理を無視し、企業に多大な負担を掛けた結果として、日本の自動車産業は大いに減速することとなる。


時は2020年、過去生産車両の部品供給に喘ぐ各社は未だに世界各国が90年代に通過した技術水準の自動車しか生産することはできず、トヨタは発売30年目の130型クラウンを未だにフラッグシップに据え、スバルは15年目のGC8”アプライドC”を先日発表したばかり。日産はS13シルビアに新型のSR20DETエンジンを積んでまだ2年少々と、世界的常識からはあり得ない黄金郷を築き上げていた。人によっては地獄絵図ともいうが。


これは、そんな歴史のボタンの掛け違いから生まれた、アホみたいなクソSFである。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


時の名首相、本田修一郎は言った。「カーライフは万人に拓かれるべきである。今や、自動車の安全性は免許取得年齢の引き下げを行っても十分な水準にある。......そもそも俺らの代なんかよ、原付に免許要らなかったんだよ」と。この名(?)スピーチは全国に跋扈する原チャ少年達の心をガッチリと掴み、結果、流石に原付免許撤廃などとはならなかったものの、免許取得年齢は大幅に引き下げられ、今や原付免許は身長を基準にし年齢制限は撤廃。普通自動車免許は15歳で取得可能である。因みに大型免許は18歳からであるが、総重量8tまでは普通免許の区分である。旧免許制度、懐かしいよね。


「で?アサヒも免許取ったんだよな。なに乗るんだ?」

ホームルーム前の喧々囂々とした教室で紙パックのコーヒー牛乳をチューチューやりつつ、訊いてくるのはソラである。愛車の510ブルーバードは、親父さんのそのまたお祖父さん、要するに曾祖父の代から乗ってきた正真正銘の家族代々受け継がれしビンテージであるらしい。助手席のシミは俺を身籠った母さんが破水したときのシミなんだぜ、といつも自慢げに話している。なんでも、雷雨で救急車も立ち往生するなか、臨月の妻をブルーバードの助手席に押し込み、親父さんが運転して、冠水路でエンジンを全損させつつも病院に滑り込んだらしい。旧車法がない時代だったらエンジン全損の当時35年落ちなんか手放さざるを得なかっただろうな、とはソラの談である。

「スバルのインプレッサ。シルバーのやつ」

「へぇ、インプレッサ。どうして?」

「昔、こんなちんくしゃだった時にさ」

アサヒは人差し指と親指で”こんな”とちびた所作をする。

「当時は5年落ちくらいだった、シルバーのインプレッサに乗ったお姉さんにさ、拾われたんだよね。そのときは家出してたんだけど」

「ほぉん?さては恋したな?」

「いいや、それが恋どころかまるでダメな大人の見本って感じのお姉さんだったからさ。それに、恋なんて考えもつかないような年齢だったしさ。ただ、去り際のインプレッサの排気音がミョーにかっこよくて。お姉さんってよりは、インプレッサに恋しちゃったかな」

「なぁんだそりゃ」

「なんにせよインプレッサ。シルバーのやつ。まだ現行型だし、高いから今までの貯蓄とか全部パーだよ。買うのは中古だけどさ」

「スポーツカーは壊れるぜ?」

「構わないよ。駄目な大人になるんなら、壊れるスポーツカーは最高の相棒ってね」

「お前、時々訳分からないこと言うよな」

ソラは日産マーク輝くキーを指先でくるくると回したと思ったら、不意に聞こえた予鈴に「おっと」と一言、自分の席へと帰っていった。


アサヒ達の通う県立赤城高原高等学校では、その山頂にあるという地理的事情を踏まえ、自動車通学が許可されている。......というより、赤城高原は文字通り、人里離れたド田舎である。人によっては最寄りのコンビニまで25km走るなどというのもざらにあるこの地で、原動機を持たない交通手段などというものはおおよそ役に立つはずもない。ましてや冬は雪に閉ざされてしまう山奥だ。なぜそんなところに学校を建てたかはともかく、自動車がなくてあまりに酷というもの。洒落にならないのは、「車が無きゃ死んじゃうよォ」が冗句でもなんでもないところである。


山の上ということで気温は下界より低く、夏場もクーラーが要らないところは、ソラ初めとするエアコンレスのヴィンテージカー組からは大いに好評たるところである。......が、一旦冬場に突入して初雪を見たが最後、シーズン明けまで道はガチガチのアイスバーンに閉ざされ、学校は一気に休校者という名の出席不能者がわんさかと出る。曰く、「雪山をケツ掻き(※後輪駆動の俗称)じゃチェーン履こうがスタッド(※スパイクタイヤ)履こうが進まねーよ!」である。実際ソラは猛吹雪の日にスノーバンク(※雪の吹きだまり)でスタックを喫し、吹雪が止んで掘り起こされるまで5時間ほど車内でガタガタと震え続けるという体験をしている。赤城高原高校でもその問題は重々承知、スキーやスノーボード初めとするウィンタースポーツの街である故のローカルルール「家業手伝い等によるやむを得ない出席不能に対する特例」という校則を最大限曲解し、通信制高校のごとく、出席日数に頼らない単位取得を可能としている。実情として、この特例を利用する生徒のほとんどが、家業手伝いなどしていないのだが。


「インプレッサ?軟弱骨無し四駆に用は無いぜ。男なら!ラダーフレームパートタイム!!ロングショックのイ・タ・バ・ネに限るね!」

昼休み。学食でカレーをムシャムシャカツカツとやりつつそう語るのは、ヨンクバカことユウである。自身が昔近所のお姉さんのジムニーに乗せられてノックアウトされたと語る通り、何に付けては四駆、何に付けてはラダーフレームとうるさい男だ。しかしそれでも皆に呆れられるだけで終わるのは、彼自身の生粋の面倒見の良さからであろう。愛車のJB31型ジムニーは彼の手によってとにかく他車の救護を前提とした改造が施されている。雪山のスタックには誰より速く駆けつけ救助し、持ち前の整備知識でプラグかぶりを100円ライターで直し、ハガキと液ガス(※液体ガスケット)で水漏れを直し、それでも駄目ならと自走不能者を学校まで牽引してきた事とて数回の話ではない。そのくせ飯のひとつ奢られる気もなく「俺が壊れたときは頼むわ!」で済ませるのだから、悪い奴でないのは嫌でも分かるというものである。実家が車屋で、昭和な頑固親父たる鬼コーチの元整備された彼のジムニーが壊れる事など、まず無いのだが。

「四駆は四駆でもスポーツカーの四駆はベクトルが違うけどね」

四駆でもなんでもなくお畑違いのソラは我関せずと焼きそばパンを齧っている。ソラの助けは期待できないと悟り、ややめんどくさげに放ったアサヒの反論もユウにとっては右から左だ。

「そこは俺も認めている」

「じゃなんでさ」

「俺のアイデンティティだからだ。骨付き最高!」

「フライドチキンは?」

「そいつぁ骨無しに限る。頬張るのがめんどくせぇ」

「これだよ」

「いっそバックボーンフレームで2000GTでも乗ってくれたら面白そうだけどな」

早々に焼きそばパンを食い終わり、茶々を入れるのはソラだ。

「いやスポーツカーはモノコックのがいいだろ」

「おい」

対するユウもユウで、手のひらの返し様ったら凄まじいことこの上ない。

「冗談だよジョーダン。ジムニーを体験したあとでも骨付き四駆にときめかない奴にはラダーフレーム車を勧めねぇって決めてんだ」

ユウはちぇーとばかりに唇を尖らす。新しく免許とった奴を引きずり込んでクロカン仲間に......とアタックを怠らない常日頃の彼の努力は、このアサヒの場合、無駄な労力となってしまった訳である。

「まぁ、妥当やね」

「で?インプレッサか。馬力3倍以上ってのはちょっと穏やかじゃないよな。後で乗せてくれよ」

「あぁ、もちろん」

「ま。アサヒは時々インプレッサにピョコンと耳おったてて反応してたしな。別段意外って訳じゃないぜ」

穏やかな昼食のひととき。時間はゆるりと流れていく。

あふぅとひとつ大あくびを飛ばしたアサヒは、ごめん、寝るわとテーブルの上に突っ伏した。


「さぁて、アサヒ。帰ろうぜ」

放課後、鍵を指先でくるくると回しながら話しかけてきたのはソラだ。赤城高原高校に珍しく自動車免許を持たずに入学してきたアサヒは、ここ数日、幼なじみのソラに送迎をお願いしているのである。というのも、アサヒは当初自転車で通おうとしていたのだが、あまりの勾配にひと月で挫折し、コツコツ貯めていた車貯金を切り崩して中古のスーパーカブを購入し、それを足に通学していた。しかしカブならノントラブルという神話は所詮尾ひれのついた噂話でしかない。春夏秋冬、クソ田舎で酷使されたスーパーカブは一週間ほど前に「ギュゥ」という断末魔と共に急停止し、不動の鉄屑となってしまった。キックも降りず、ユウが言うには焼き付きで腰上(※シリンダーとヘッド、要はエンジンの主要部分をほぼ丸々)総取っ替えだそうだが、つまるところそれは今日明日に直る故障ではないという事である。交通の便が悪いクソ田舎、バイク屋の親父は「納期2週間ってとこだねぇ」と無情な宣告を告げ、そして今に至る。

幸い、家の近いソラが送迎を申し出てくれたので、タクシー代代わりに少々の昼飯などを引き換えにしつつ今に至る。それどころか、これから先もひょっとしたらご厄介になるかもしれない。というのも、先日インプレッサの見積りを取ったのだが、そこにはアサヒにとっては人生初となる桁の数字が並んでいたのである。このための貯金、決して出せない額ではないが、クルマを買ってガソリンは無し、なんておとぼけた状況になるのは確定事項なのである。いくら少食のカブであっても、往復60kmも勾配路をセカンドギアで走らされては燃費は悪くなるというもの。購買の焼きそばパンひとつで乗っけてくれる、カブ以上に少食なソラに甘えるのはとても魅力的な選択肢である。その上、助手席と運転席の会話というのは存外弾むものだ。ことラジオも途切れる山奥とあっては、一層際立つものがある。実際、ソラも昼メシよりそれを目当てに乗っけてんだ、とポロリこぼしていたりする。もちろんアサヒとて大いに同意である。


「免許とれたらさ、もちろんインプレッサも乗せるからさ、ブルーバード乗せてくれよ」

ドアを開けつつアサヒは言う。しかしソラは

「少なくとも半年はお預けな。わりぃけど、これ、たけーんだよ」

とフロントを指差す。旧車法で部品は無限にあるとはいえ、40年ほど前から新車には用いられなくなった、鉄製のメッキバンパーである。キラキラに磨かれたクロームメッキはくすみ一つなく、初夏の新緑をありありと吸い込んで上下逆に鏡世界を作り出している。

「親父からも言われてんだ。”万が一駐車場で擦ってみろ、罰として一ヶ月はおばあちゃんのアルトバンだ”って」

頭のなかでおばあちゃんのアルトバンを想像したか、ソラは斜め上を見たままうげぇと嫌な顔をした。

「旧車法ったって、部品の値段は変わらねぇ。親父曰く、給料のひと月分、ひと擦りでパーなんだってよ......」

「そいつぁ僕自身も怖くて乗れないな。しばらく練習してからにするよ」

「わり」

「気にするなよ。僕だって、ソラの立場なら同じことを言う。なんなら乗せないかも」

「まぁ、シャブ(※自動車部、略してシャブ。決して違法薬物ではない)のジムカーナコースを貸し切ってなら免許取ってすぐでもいいぜ。面白いかはともかく、乗ってることには乗ってる」

「......シャブって、年がら年中、休日まで自主練でコース使ってるよね?貸しきれる日無くない?」

「バレたか」

ハハハと笑うソラと共にアサヒは改めてブルーバードへ乗りこむ。ドアを閉めると、バフン、と新品ウェザーストリップの効いた音。走行中の風切り音も格段に減った。親父さんがついこないだやったプチレストアの、功績の一つである。

「ま、実を言うとばーちゃんのアルトバンのがはえーんだよな。ブルーバードよりもさ」

キーオン、ペコペコとアクセルを軽く踏み、軽くチョークを引きつつソラが言う。まるでそれが当然とも言うべきスムースさだ。もっとも彼はインジェクション車でも同じことをやろうとして、「チョークがねぇ!?」と混乱したりするのだが。大なれ小なれ、旧車乗りのかかる病気の一種である。これは何人たりとて逃れることができない。

「何型だっけ?」

「660(ロクロクマル)だよ。あとはバンってことしか知らねぇ。オートマチックでさ、わっかんねーんだアレ。やっぱギア(※マニュアル)車だよな」

キョキョキョ、ボボン。ボボボボボ。

スポーツグレードではないソラのブルーバードからは、甲高く勇ましい音も腹に届く重低音も響かない。あまりにも特徴のないエンジン音が響く中、アサヒたちの雑談は一時中断である。ソラは親父さんの言いつけ通り、エンジン始動直後は黙って耳を研ぎ澄まして、異音を拾う時間を作るのだ。

”エンジン系のトラブルで、一番派手に音がするのが始動直後なんだ。もし何時もと違う音がしたなら乗り出すな、原因を探れ。探った結果分からないなら、いっそ乗らずに連絡してくれ。探った結果大したことじゃないなら乗っていい。大したことだったらもちろん乗るな。いいね、いくら旧車法だって、廃車から再生なんかできない。この車はな、お父さんのおじいちゃんから、ずっと思い出を詰め込んできてるんだ。お前だってわかるだろう?”

語りかけてくれた、ソラのお父さん......時雨さんの顔がアサヒの頭に浮かぶ。諭すようにそう言われたのは、ソラが免許をとった日、初めてのドライブの出発前だった。いつも助手席のシミのエピソードを自慢げに語るソラだが、乗り込んだあと、アサヒの座っている場所をチラリと見やった。本当に見たかったものはアサヒの太ももの下にあったから、あたかもアサヒの股間をチラリと見たようになってしまって、ソラは照れ隠しに「ベルト、忘れんなよ」と付け加えたのだ。

それから何回乗ろうとも、急いでるときでも、ソラは絶対にこの作業を欠かさない。アサヒだってそうだ。自身の車で同じことが出来るように、ソラのブルーバードでこっそりと練習をしている。今日も異音らしい異音はない。こないだキュキュキュと3回ほど鳴いたファンベルトは、その場に居たユウに相談され、笑いながら大丈夫だよと診断結果がソラに告げられ、ソラから時雨さんに伝わり、時雨さんから整備屋さんに伝わり、そして驚くほど早く修理された。もっとも、その整備屋さんから「大事にするのは良いことだがね、時雨さん、ベルト鳴きくらいで新品に変えろなんて過保護が過ぎるよ。そのうちブルーバードをガラスケースに飾り始めるんじゃないだろうね」なんて言われたりしていたのだが。

「......異音、ねぇよな?」

「僕には聞こえなかったな」

「うし。じゃぁ行くか」

暖気は水温計の針が動き出すまで。それ以上の暖気はエンジンこそあったまるが、ミッションもデフもあったまらない。暖気『運転』であるのだから、エンジンだけあっためても意味がないのだ、とは、やはり時雨さんの談である。

クラッチ、一速。カ、コン、と小気味良くシフトレバーが吸い込まれていく。

「よっ、こい......しょ」

ごく微速で動きつつ、わずかに軽くなったステアリングをグググと回して発進するブルーバード。重ステ(※パワー補助無しのステアリング)のブルーバードは、停車中にハンドルを回せないのだ。巡航中はともかく、このような低速時は回せても露骨に重い。


もう間もなく、一日が終わる。何気ない日常。少なくとも、僕たちにとっては何気ない日常。




旧車は部品との戦いです。宿命と言っていいでしょう。でも、僕たちは戦いなど望んでいないのです。世の旧車乗りの端くれとしては、やはり部品を望まずにはいられません。僕の乗っている車たちは、平成8年に昭和61年。旧車としては大したことありませんが、しかし25年に35 年も離れていると書くと、なかなか古く見えるんじゃないでしょうか。......ええ、令和も3年ですね。このところ、日産・サニーやCT型ワゴンR、角ばったキューブや丸くないマーチ、細長いヘッドライトのカローラやホンダ・ライフ、四角いデミオやインプレッサスポーツワゴンなんて車種そのもの、めっきり見なくなりました。本当にめっきりと。初代のデミオなんて、何年前に見たでしょう。知り合い以外で、車好きでもないのに普通に乗っている人達を、僕は一人たりとて知りません。時代は移ろいますね。それは普通に考えればいいことですが、僕にとっては寂しいことです。このクソの様に理想論だけ詰め込んだ甘々の文章は、所謂幼き日の憧憬なのです。せめて文章くらいは見させてください。510ブルーバードが、生き生きと過ごすその空間を......


世の旧車乗りに、幸あれ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ