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執事の家庭事情part4

ふむ。

魔法設定をややこしくしようと思います。

ラナ「じゃあ始めようか。何が出来るんだっけ?」


メリー「基本的に何でもできるけど?」


ラナ「得意魔法は?」


メリー「創造魔法だと思うよ?」


ラナ「ふむふむ。中々高度な魔法ですねぇ?」


メリー「えへへ、でも、何を教えてくれるの?ラナ」


ラナ「何が出来るようになりたいの?」


メリー「初歩的なものでいいんだけども、うーん。氷魔法にしようかな。」


ラナ「OK!じゃあ_________?_________」


三時間程教えると氷を降らせることが出来た、メリー


ラナ「覚え早いね。じゃあそろそろ、大広間に行こうか。メリー」


メリー「ふふっ。ありがとう。ラナ」と

メリーは私の首筋に吸いつきました。


ラナ「えっえっ!?何!……痛っ。もう何よー。」


メリー「えへへ。綺麗についたよ。キスマーク」と、

言うとメリーは付けたマークをペロッと舐めました。


ラナ「ひゃっ、もう。調子乗らないで!早く行くよ!」と

言うと元気な返事が帰ってきました。ったく、もう。


大広間に行くと、みんな結構集まっていた。あ、ライさんと瀧牙呼ばなきゃ。


ボンッッッ


ライ「あらあら。また急ねぇ。」


ラナ「すいませんねぇ、一々入るのが面倒くさくって。」


ライ「まぁ、私は自分で出れないから、仕方ないかぁ、で、皇さんは?」


ラナ「あれ?居なくないですか?樹里さん!」


樹里「あらあら困ったものねぇ。きっと恥ずかしがってるのよ。うちには、メイドと癒藍しか、若い子がいなかったから。ほーら早く出てこないとシバくよ!皇さん!」と

樹里さんが大声で叫んだ途端にズサーと、滑るように出てきた皇さん。見た目は凄く内気っぽくそもそも、表には出てこなそうな感じだか、綺麗な青髪を退けると、整った顔が見えた。


皇「はぁ、いい加減に脅すのやめてよ!俺起こるよ!」と

にこにこ顔で怒る皇さん。きっとこの人は顔に表情が出ない感じの人だな。目は青くスゥーと鼻筋が通っていて、こちらもハーフっぽい方でした。って、そうじゃないよ!色々とこちらにも聞かないといけないんだった。


ラナ「樹里さんに聞いたかも知れませんが、私はカリア王国第一王女のラナと申します。以後お見知りおきを。」


皇「うん、知ってるよ。他国の情報は嫌でも、耳に入ってくるからね。俺は篠崎皇と言う者だよ。呼びにくかったら、皇だけで読んでね?何か、両方苗字みたいだしね。」と

とてもフレンドリーに仰る皇さん。


皇「じゃあ食事を始めようか。箸は使ったことあるかな?」


ラナ「一応、皆心得ています。」


皇「そりゃ有難い。じゃあ、持ってきておくれ。」と

皇さんが言うと、一気に机に並べられる料理。どれも美味しそうです。


食事が終わると、皇さんが、ボソボソと話し出した。


皇「実は……癒藍の病気は最近進み出したんだ。二十歳まで生きれると、言われていたのが二年縮まってしまったんだ。皆その事実を知った途端、泣いて悲しんだよ。でも、俺が泣くのをやめたら、みんな自然と立ち直って行ったんだ。」


ラナ「なるほど。二年縮まったと言うことは、まだ縮まる可能性があるという事ですね。それで、この三人を私の国に送り込んだということですね。」


ライ「ならば、わたしの国に送り込んだほうが簡単だったんじゃ?」


ラナ「そんな事分かりきっているじゃない。ライさん貴方は体が弱いじゃない?そんな、人に娘を治してくれ!なんて言える訳ないじゃない。もし、治して貴方が死んだら、顔を合わせることができなくなるわよ?リールド王国と。」


皇「ご名答。貴方は幼き最強魔術者様と讃えられているわけですから、いつか、チャンスが来たら……と待っていたのですが、まさか、伝説の魔導師様まで、いらっしゃるとは……幸運ですね。俺達は。」


樹里「そうですね。本当に瀧牙達をカリア王国に送って良かったと思っていますよ。」と

言う、樹里さんは、凄く喜んだ顔をしていました。


食事が終わり、私達は用意された部屋に戻ります。でも、部屋のメンバーはあの時と同じらしいですよ。

えー、またメリーなのかよ。だるい。


樹里「明日はよろしくお願いしますね。お二人共。」


ラナ・ライ「勿論ですよ。樹里さん。」


そして部屋に入り、メリーに抱き締められながら、眠りました。恥ずかしかったなぁ。

中々甘くできない。

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