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私の国の執事とメイド兼大切なお友達

お名前……思いつかん。

ええと今日の予定は、っとそうだ、そうだ。

今日は皆様に私の専属メイドを紹介しなくてはいけないんでしたね。

私の専属メイドのエリカ・シュールドと言う子なんですが、本当に何でも出来て私も可愛がっているメイドなんですが、エリカには双子のお姉さんが居てその姉が、ここのメイド長なんです。まだ若いのにメイド長になったのは、長年シュールド家はカリア王国に仕えていたのですが、母親を抜くほど成長したので、三人目を産むと言い、隠居されたので、娘の双子の姉、ユリカさんに任されたと言うわけです。ユリカさんも、私にはとても優しく友達のように接してくださるので、二人とも大好きです。

だがしかーし、二人には想い人が……しかも、向こうも、双子だったりするんだなぁこれが。羨ましいわ。

向こうは篠塚家(しのずかけ)と言い、和風な文化に溢れている、国から来たうちの執事共です。去年から、仕え始めたが中々の成績を残している。双子の兄は(れん)で、弟が(そう)だ。二人共勿論イケメンで、支持が高い。

朝に、来てくれるのは蓮とユリカだが、夕方は蒼とエリカだ。日曜日には、皆でお茶会をしたりする。最近は、私空気読んで途中で中庭に散歩に出たりする。仲間外れみたいで寂しかったりする。でも、こっちの双子には兄がいてその兄が、執事長だ。名前は瀧牙(りゅうが)と言うんですが中々切れ者で、泥棒などはすぐ見つける。が、神経質な性格に反して、身なりがチャラく見える。髪は金髪、目は碧眼で外国人みたいである。実際外国人だが、瀧牙の国ではおかしく見えるみたいだ。私はいいとおもうんだがなぁ。そして、篠塚家は自国では中々の資産家でいらっしゃるが、執事の仕事に誇りを持っている。私はとても嬉しいんだがな。そんなこんなで、私の国では恋愛が簡単に出来る。例外を除いては。私は正当な後継者であるから。簡単に、恋愛する事も許されないのである。酷いよ。私だって、楽しみたいよ。青春謳歌したいよぉ。

まぁ、エリカやユリカ、蓮に蒼に瀧牙達と居れるだけで幸せなんで、要らないよ。私には。


エリカ「あれ?ラナ一緒に遊ぶんじゃないの?何ボーッとしてるの。楽しくない?体調悪い?お部屋に行こうか?」と、

心配症っぷりを見せてくれるエリカ。


ユリカ「まさか、そんな事ないでしょ?考え事?図書館で本を読むか?」と、

さり気なく気遣ってくれる、ユリカ


蓮・蒼「大丈夫か?君に何かあったらお父上に会わせる顔が無くなるんだよ。……ほんとに大丈夫?」と、

仕事の面を気にしながら、本気で心配してくれる蓮と、蒼。


瀧牙「スゥ、スゥ…んぁ…スゥ」

はぁ、瀧牙は正常運転ですね。瀧牙はすぐ寝ちゃうだなぁ。でも、これが私達の友情だし。まぁ、仕方ないよね。


ラナ「これからはあんまり会えなくなるかもだけど、忘れないでね?一国のお姫様であって、私は貴方達の友達何だから。」と

満面の笑みで、言うと皆は涙ぐみながら、勿論だよ。とか、勿論。とか聞こえてきたけど、瀧牙は、相も変わらず寝ていて、急にパチっと目を覚ますと、


瀧牙「ふふ、おはよう。ラナこれからも宜しくね……。」と、

笑顔で言い、嬉しかった。


こんな形の恋愛もよろしくなくて?毎日のワクワクが待っていますわよ?あら、そろそろ時間だ。

それでは、さようなら。またお会いしましょう。

お兄さんだけ、かけ離れた名前になった気がする。

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