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あなたの色  作者: 桜桃
part1
9/61

Color.9


・・・・コンビニを出てから気づいた。




「ここ・・・どこ?」




ヤバイ・・・


あれほど、麗奈に言われたのに。


方向音痴なのに・・・


麗奈のことばっかり考えちゃって・・・


どうやってここまで来たのか、全く思い出せませぬ・・・





「あ、携帯携帯・・・」




あ、はは・・・


財布だけ持ってきちゃったーん・・・





「ふふっ・・・ははっ・・・」




もはや、笑いしか出てこない。






ここはどこ?


私はだれ?



いっそのこと、記憶喪失になりたいわ。




えっと・・・迷子になったらあれだよね、


むやみに動かず、救助を待つ。



・・・それって、遭難したときの話だよね。




私、どうしたらいいんだろう。



ホテルの名前、なんだっけ?


それすらも忘れちった・・・



茶色のホテルだったような気がするんだけど・・・



受付のお姉さんは美人さんで・・・


お風呂は大きいの。


露天風呂からは、東京の街並みがみえて・・・




それくらいしか、覚えてないって・・・


逆にすごいんじゃありません?まゆきさん・・・





私は、心の中で冷静にツッコんだ。






「麗奈ぁ・・・」




とりあえず、邪魔にならないところで腰を下ろした。





「助けて・・・」




気づいたら、麗奈の名前ばかり連呼していた。
































「・・・大丈夫?」


「え?」


「具合悪いの?」


「あ、いえ・・・あの・・・」



あお


見た瞬間、なぜかその言葉が出てきた。

この言葉がでてきたのは、翔くん以来だ。


キャップをかぶっているためか、よく顔は見えないけど男の人だった。




「お腹・・・痛いの?」




優しい、あたたかみのある声。


思わず、涙が出た。




「え・・・?

 な、泣くくらい痛いの?」


「ち、違うんです。

 そうじゃないんです・・・」



私は必死で首を横に振った。




「じ、実は・・・」


「うん。」









































「道に迷っちゃって・・・」










次、いっきまーす!

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