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あなたの色  作者: 桜桃
part1
6/61

Color.6




「かなーり、混んでるね・・・」


「んね。

 北海道じゃ、こうはならないよ・・・」



改めて、北海道と東京の違いを目の当たりにする。



ずらっと並んだ列に、私たちは並んだ。




「でも、全席指定だし♪」


「ま、そうだけどね・・・」


「コンサートは、悪いけど親のコネ使うわ。」




悪戯な笑を浮かべる麗奈。



彼女は、北条財閥の令嬢。


こうやって、コンサートの度にいい席を手に入れている。




「悪いとは思ってるし、ずるいなって思うけど・・・

 やっぱり、さーやんを近くでみたいじゃない。」


「・・・うん。」


「どんなに、コネを使ってもさーやんに会うことは

 できないから・・・」




ずっと前に、聞いたことがある。


北条財閥の力なら、会うことくらい簡単じゃない?

って・・・


したら、いつもは笑ってくれる麗奈が初めてキレた。



「そんなこと、できるわけないでしょ!

 私はホストに通う社長夫人とか、そんなんじゃないもん!

 お金をひらかせて、会うなんて・・・

 さーやんに引かれるよ、絶対・・・」



涙をいっぱいに溜めて講義された・・・



今でも、あのときの麗奈の顔は忘れない。



本当に、好きなんだなって思った。






「麗奈、そういや・・・二人って今いくつなんだっけ?」


「んっとね・・・

 ちょうど私たちの10個上だから・・・今年、26だね。」


「へー・・・」




もうすぐ、アラサーか。



私は冷静に考えた。


























「今夜は楽しもう!麗奈」


「うん。

 そのために、東京来たんだもん!」


「そのためだけじゃないけどね?」



私たちは、顔を見合わせて笑った。







かなり、進むので予約にしましたぁ・・・笑


(≧∇≦*)あはっ


桜桃

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