表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あなたの色  作者: 桜桃
Angel&Evil spirit
54/61

脅迫





「いつの間に・・・」


「今ね、無音カメラっていうアプリがあるのよ。」




無音・・・カメラ




「こっそり写真が撮れる、イイ時代になったわね?(笑」



魅惑的に微笑む彼女に、鳥肌がたった





「・・・その写真、すぐに消してください。

 誰かに見られたら・・・」


「誰かに見られたら、翔くんがたいへん?」


「そうです。」


「悪いけど、嫌。」




しらっと言いのける




「消して欲しかったら、私の言うこと聞いてよ。」






彼女は、最初からこれが目的だったんだ




翔くんを私から取るわけじゃなくて



翔君から私を取る。





結果的に翔君が自分のものになることを狙ったんだろうけど・・・



だけど、私から翔君に別れを告げたほうが翔君にダメージが大きくなって


より、自分にとりこませられるってことか・・・





頭のいい人は違うね。






「別れて。」




やっぱり





「嫌です。」


「んじゃあ、この写真・・・」


「それも、嫌です。」


「わがままねぇ・・・」


「私は、翔くんを傷つけたくないんです。」


「だったら・・・」


「だけど、翔君にとってその写真をばらまかれることよりも

 私に別れを告げられるほうが嫌だと思うから・・・」


「何それ、自意識過剰すぎない?」


「自意識過剰なんかじゃないです。

 私は、翔くんを信じてるだけ。」



エリカちゃんの目が、少しだけ揺らいだ




「私は、エリカちゃんみたいに綺麗でスタイルだってよくない。

 なんの取り柄もないただの女子大生・・・

 だけど、そんな私は翔くんを信じることしかできないの。

 翔くんを信じる気持ちと、好きだと思う気持ちは

 誰にも負けない。」







少し睨みつけるぐらいの勢いで言うと


エリカちゃんは悔しそうに私を睨んで


マンションから出て行った







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ