大人とお子様?
「あ、まゆきちゃん!」
「翔くんっ♪」
大学は東京に。
と前々から決めていた私は、大学入学をきっかけに東京へとやってきた。
翔くんのマンションに、今日から一緒に住むことに。
「ごめんね、まゆきちゃん。
これから撮影でさ・・・ほんとは一緒に手伝いたいんだけど・・・」
「いいよいいよ!
だって、さーやん来てくれるんでしょ?
大丈夫だよ!」
「そっか・・・
ごめんね、ほんとに・・・」
「ううん。」
「じゃあ・・・行ってきます。」
「いってらっしゃい♪」
なんか、夫婦になったみたいだなぁ・・・
なんて思いながら私はドアを見つめた
「ふふっ」
「どーしたの、笑って。」
「あ、ごめんね・・」
「いや、いいけど・・・
なに、翔ちゃんとの夜が楽しみなの?
意外にまゆきちゃんやらしーねぇ。
まぁ、俺らはもう若くねぇから手加減してあげてね?」
「さ、さーやん!
違うもん。ただ、幸せだなって思っただけ・・・」
「なんだ。そんなことか。
当たり前じゃん。好きな奴と住めるんだからさ。」
「そうだけど・・・
改めて感じたの。
さーやんは、麗奈と住まないの?」
「住みたいけど・・・
麗奈の両親ともいろいろあるしね。」
「そっかぁ・・・
麗奈のお母さんはいいけど、お父さんは麗奈を溺愛してるからな・・・
だって、麗奈がさーやんのファンだって言って
部屋にポスター貼ってるのだって、本当は嫌がってるからね・・・
それで、彼氏ですって本人連れてきたら麗奈のお父さん腰抜かしちゃうよ。」
「あぁーっ
もう、そういうプレッシャーかけないでよ!」
「ごめんごめん。」
やっぱり、恋って難しいね。
「じゃあ、仕切りなおして・・・
私、なんか買ってくるよ。すぐそこのコンビニで。」
「大丈夫?迷ったりしない?」
「大丈夫!!
大体はわかるから♪」
私は、少し浮かれながら外に出た。
ザワザワ....
なんだろ・・・
多くの人ごみの中で、翔くんを見つけた
「しょっ・・・」
あー、ダメダメ・・・
バラしちゃだめ・・・
慌てて口を塞いだ。
そーいや、撮影だっけ。
新しくやる連ドラの・・・
確か、恋愛モノだったよなぁ・・・
う~...
そうなると、相手役の人もいるんだよね・・・
嫌な予感こそ、的中する。
となりには、綺麗な人がいた。
ウェーブのかかった・・・バッチリメイク・・・
子供な私とは大違いの・・・
大人な女性、だった・・・・
さぁ、ライバル登場してきますよぉ!!




