大きな存在 2
別れたからといって、俺らの関係は途切れたわけでなく・・・
今でも交友は続いている。
ある日、まゆきの彼はあの桐谷翔だと聞いて
最初はビックリしたけれど
あぁ、なんとなくわかるなって気がした。
しかも、麗奈の彼氏はさーやん。
ったく、こいつ等すげえな、って思った
「翔さんから連絡こないと?」
「うん。」
「なんで俺なわけ?」
「だって、麗奈は毎日さーやんとラブラブだし・・・
私の負のオーラなんて浴びせらんないじゃん。
純は相手の感情に入りすぎちゃうから、私以上に泣きそうだし・・
適役は、章しかいなかったの。」
「へー・・・
でも、俺相談とかされても・・・」
「別に、アドバイスなんていらない
聞いてくれれば・・・それでいい・・・」
女ってわかんねえ・・・
なんて思いながらも、まゆきに怒られそうだから言わない
「しょぉくんは、私のこと嫌いになったのかな?」
「んなこたないでしょ。」
「わかんないよぉ?
あっちの世界は、美人さんがたくさんいるからねぇ?」
「まぁ・・たしかに、顔だったらまゆきは敗北決定だな。」
「ぅわ、ひっどい!
ないわ~、章それはないわ~。
そこはさ、んなことないよ、まゆきに良いところは沢山あるから・・・
とか、そう言うんじゃないの?」
「じゃあ、まゆきに良いところは沢山あるから気にすんなよ?」
「じゃあって何?
しかも、私のセリフと同じじゃん。
気にするよ!アンタのその言葉が一番気になるよ!」
「ったく・・・我が儘だな、意外に。」
「どーせ、我が儘よ・・・
顔は十人並み、性格は我が儘、勉強も運動もできません!
どうせ私は、魅力なしの女の子だもん!!」
あー・・・・
こいつ、烏龍茶で酔ってやがる・・
「心配しなくても、お前は十分魅力的だよ。」
「今更いいもん。
お世辞なんて、いらないもん。」
・・・いや、お世辞とかじゃなくて・・・
何気にさぁ、俺お前のこと結構好きだったこと
気づいてないだろ?
別れてから、気持ちに気づいてアタックしてること・・・
まっ、鈍感なコイツにはわかんねえか。
一生
「じゃあ、そんな奴はやめて俺とより戻す?」
「え?」
「不安なんだろ?
だったら、別れりゃあいいじゃん。」
「い、嫌・・・」
「なんで?
連絡もくれない男のどこがいいんだよ。」
「し、翔くんは優しいもん。
きっと、何か事情があるんだよ・・・」
「・・・わかってんじゃん。」
「へっ?」
「そいつのこと、わかってんじゃん。
お前が信じてやらなかったら、翔さんかわいそうだよ。」
「章・・・」
あーあ、なんで俺ってこういう役割かなぁ・・・
まあ、なんだかんだ、こいつには笑ってて欲しいからな・・・
だから、早く来ないと・・
俺が本気でとっちゃうよ?
翔さん・・・
END
章ストーリー
とりあえず終了です!!




