Color.4-5
「おいしかったねー!」
「純ってば、そればっか。」
ファミレスを出て、小道を歩く。
このあと、私の家の前に行って井戸端会議をする予定。
その時間が、一番楽しかったりする。
「ねっ、まゆきの家で第二ラウンドしよっ!」
「え?」
「そういや、最近まゆきの部屋に行ってないな・・・」
「ね?家の前の井戸端会議もいいけどさ。
久しぶりに、まゆきんちでお菓子食べよっ♪」
「えー?純ってば、まだ食べるの?」
「おうよっまだまだ入るぜ☆」
あんたの胃袋、ブラックホールだわ・・・
さっきのファミレスでも、一体いくつパフェ食べたのよ・・・
「ま、いっか。」
「やったー!」
飛び跳ねるように喜ぶ純に笑を漏らしながら、
私の家へと向かった。
「あ・・・メールだ。」
「誰から?」
「千歳から。」
「なんて?」
「えっと・・・"面白いことがあるから、まゆきちゃん家行ってみ(笑"
だってさ・・・丁度いいじゃん。今から行くんだから・・・」
面白いこと?
それってなんだろ・・・
そんなことを考えていたら、私の家が見えた。
「・・・嘘」
「おかえり、遅かったね。」
「な、んで・・・?」
後ろで、悲鳴に近い叫びが聞こえたけど
私には、彼の声しか届かなかった。
「しょ、くん・・・」
「まゆきちゃん、久しぶり・・・」
「ずっと・・・待ってたんだよ・・・」
言いたいことは、たくさんあるのに・・・
そんなことよりも、好きっていう気持ちの方が大きくて
私は、すぐに翔くんの胸へと飛び込んだ。
「うわっ」
「会いたかった・・・」
「・・うん、俺も。」
顔を見なくても、翔くんの顔がふにゃんと笑ったって
わかる。
ますます、抱きしめる腕に力を込めた
次回、最終回です!




