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「えっ、純ってば彼女できたの!?」
今日は、数ヶ月に一回集まる日で
章と別れたファミレスに集まっていた。
「うん。」
「4組の雅ちゃん。」
「えっ、あのテニス部の蝶って呼ばれてる・・・
超可愛い子!?」
「そうそう。」
「よく・・・よく付き合えたね・・・」
あんな可憐な子が、こんな奴と・・・
「まあねー♪
猛アタックしたら、OKしてくれたよ。」
我ながらすごい・・・なんて言いながら深くうなづく純に
私たち3人は同時に苦笑いした。
「麗奈は?さーやんとどうなの?」
私たちは、麗奈とさーやんの秘密を知っている唯一の人。
絶対に言わない。
そういう約束で、打ち明けた。
口が軽そうだけど、意外に硬い純は麗奈のことを応援していた。
本当は、麗奈のこと好きだったのにね?
まあ、今は彼女ができて幸せそうだけど・・・
「順調です♪」
「おおっ・・」
「まゆきは・・・翔くんから音沙汰なし?」
そして、私と翔くんの関係も知っている。
「うん。」
「忙しそうだもんね。
グループ活動のほかに、ラジオとかバラエティとか・・・
この間もソロ活動が増えたって千歳言ってたもん。」
「そうなんだよね・・・」
1年近く、翔君からは音沙汰なし。
迎えに来るって言ったくせに。
私は内心毒づいていた。




