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あなたの色  作者: 桜桃
part1
36/61

Color.36





「そっか。さーやんと・・・」


「うん。

 最初はね、いろいろと悩んでたけど・・・

 今は一緒になれて嬉しい。」



とても幸せそうな顔をした麗奈は


すごく、綺麗だった。




「ねえ、まゆき。」


「ん?」


「私を、東京へ連れ出してくれてありがとうね。」


「え?」


「だって、まゆきが無理やり連れてきてくれなかったら

 こんな幸せ、手に入れることなんでできなかったもん。」


「麗奈・・・

 無理やり、は余計だよ?」


「あ、ごめん。」




・・・うん。


私も麗奈と東京へこれてよかった。




心のそこから思うよ



































***空港***



少しだけ早めにきて、


お昼を食べていた。




「今日はね、千歳仕事でこれないんだって。」


「そっか。残念だったね。」


「でも、これからも連絡できるからいいもん。」


「惚気ぇ?」


「ふふっ」


「ま、いいけどねー、別に。」


「今日、翔くんこれるんでしょ?

 まゆきは良かったねえ?」


「・・・来ないよ。」


「え?」




そう、来ない


絶対に。




だって、来れるわけがないんだから


私たちが、今日発つということを・・・彼は知らないから。





「なんで?」


「・・・知らないの、今日発つことを。」


「言ってないの?」


「うん。っていうか・・明日発つって嘘ついた。」




自分でもビックリするくらい、あっさりと答えた。




「嘘って・・・あんた、何やってるの?」


「・・・」


「それでいいの?」


「・・・」


「ねえ・・・まゆ「仕方ないじゃん!」


「え?」


「翔くんが好きだよ・・・

 だけど、私はまだ章と付き合ってるの。

 ちゃんとケジメをつけなきゃ・・・

 私は翔くんと一緒になれない。」


「まゆき・・・」





















胸がキュッと締め付けられた







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