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あなたの色  作者: 桜桃
part1
3/61

Color.3




「じゃあ、気をつけてね。」


「うん、ママ安心してー♪麗奈もいっしょだから。」


「そこは心配してない。」


「ひどいなぁ・・・」



近所でも有名な美人ママ。

私よりも可愛らしい服をきたママに私は小さく手を振った。

女手一つで育ててくれたママ。

今日の旅を許してくれて、ありがとう。


後ろを振り返って、もう一度手を振った。





















今日は、麗奈ママに送ってもらって空港へと行く。




「くれぐれも、気をつけて。

 ああ、やっぱりついていけば良かったかも。」


「もー、心配しなくていいから!

 高校生だし!」


「なあに言ってんの!

 高校生だろうが子供は子供!一週間も・・・

 変な男に襲われないようにね!」



陽気に笑うこの人は、麗奈のお母さん。


ほっそりとした、美人系の麗奈とは違って

お母さんはちょっとポッチャリ体型の、愛くるしい人。


私は、麗奈のお母さんが大好きで、よくいろんなところに連れていかれた。



「大丈夫!

 ね、まゆき!!」


「うん。」


「麗奈は、襲われなくてもまゆきが危ないからねぇ。」


「なにそれー」


「アンタは、相手を返り討ちにできるけど、

 まゆきはか弱いでしょ。」


「えー?

 知らないの、まゆきってば結構バカ力・・・」


「れーな?」


「ごめんごめん。」




私たちのやりとりに、麗奈ママは豪快に笑った。





「とりあえず、気をつけてね。」


「はい。」


「お土産は、東京タワーで。」


「いや、無理だから。」


「じゃーねぇ♪」





私たちは見えなくなるまで、手を振った。






「相変わらず、面白い人だね。」


「ったく、あのおばさん。なに考えてんだか・・・」


「そんなこと言わないの!」


「東京タワーだって。

 私だったら、ディズニーランドだね。」




あの親にして、この子あり。か・・・



私は声を押し殺して笑った。









どんどん、いっちゃいまーす!

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