22/61
Color.22
「んで?どうしたの。」
トイレに入るなり聞かれる。
やっぱね、聞くよね・・・
「わかんない。」
「わかんないって・・・」
「だって、わかんないんだもん!
いきなり、機嫌が悪くなっちゃったんだもん。」
「そんな、理由もなく機嫌悪くなるわけないでしょ。」
「そうだけど・・・」
だって、わからないんだもん。
とりあえず、順を追って説明した。
「なるほど?」
「だけどさ、いくらさーやんを褒めてたからって
機嫌が悪くなることはないよね。
だって、あの二人すごく仲がいいんだから!」
「そ、そういう問題じゃ・・・」
あれ?
なんで頭抱えてんの?
「ヤキモチ、じゃないの?」
「ヤキモチ?」
「そ。」
・・・・・・・・え?
「んなわけないじゃん。」
「・・・ったく、鈍感少女!」
「ど、鈍感じゃないもん。
それに、向こうはトップアイドル。
私は一般人だよ・・・あ、そっか。」
「え?」
「そうだね、ヤキモチだよ。」
「ど、どこで納得したのよ、あんた・・・」
「私、翔くんのファンなんだもん。
昨日も翔くんにそう言ってたし。
自分のファンが取られるのは、嫌だよね。」
「・・・頭痛くなってきた。」
「え?」
「もう、戻ろうか・・・」
「え、どうしたの?麗奈ぁ」
「自分で考えんさい。」
「え~」
私は、席につくまで?マークでいっぱいだった。
お次は、またまた、さーやんサイドで♪




