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あなたの色  作者: 桜桃
part1
2/61

Color.2




「で?最近、まゆきはどうなの?」


「え。なにが?」


「なにがって・・・佐倉さくらくんのことだよ。」


「あぁ・・・あきらね・・・」



章は、私の彼氏。

同じ中学だった。


猛烈に片思いに熱中して、勢いで告白して・・・

OKしてもらったの。

大人しくて、勉強ができて、本が大好きで・・・

あんまり女子と話さない人だったけど、私となら話してくれる人で。

ちょっとした、優しさを見せられて好きになった。


一緒に帰りたい。


そう思ったこともあったけど、先に帰っちゃう人で・・・・

私は、一度も一緒に帰らないまま、卒業した。


デートだって、したことない。


メールも、たまに。




「自然消滅しちゃうよ?」


「・・・でも、メールするきっかけだって、私からなんだよ?

 いやだよ・・・自分からいくなんて。

 少しは、向こうからきてくれたっていいじゃん。」


「そりゃそうだけど・・・」


「しかも、デートの誘いも自分て、おかしいでしょ。

 普通は、男からするもんじゃないの?」


「いやいや・・・そうとは限らないぞ?」


「うるさいのがきた・・」



麗奈はため息と同時に息を吐いた。



「どーしたの?じゅん。」


「相手は頭脳明晰のエリート!

 恋愛までいくわけねぇじゃん!」


「んじゃあ、なんでまゆきの告白OKしたの?」


「好きか嫌いか、だったら好き。だったからじゃねぇの?」




胸にグサッとときた。


確かに、そうだと思う。

彼の口から一度も好きだと言われたこともないし、

感じたこともない。



本当に、彼は私が好きなのか。

疑問に思ったことは、少なくなかった。




「だけどね・・・」


「いいよ、麗奈・・・純の言う通りだもん。」


「まゆき・・・」


「でも、やっぱりツライかなぁ・・・」




窓の外を眺めた。





「あ・・・わり、まゆき・・・」


「謝らないで。

 本当のことだもん。」




麗奈は、思いっきり純を睨みつけて


優しい言葉で囁いた。




「大丈夫。

 まゆきなら、大丈夫だよ。」


「うん・・・ありがと・・・」


「それよりね!

 ママに相談したら、東京行きイイって!」


「ほんとー?

 私んとこも!麗奈ちゃんと一緒なら安心だわ。

 って、私どんだけ信用されてないんだか・・・」


「ははっうちもだよ、まゆきなら良いってさ!」


「え?東京って、なに?」




?マークの純に向かって、私たちは口を揃えて言った。




「「純には、ひみつぅ♪」」







あぁ、なんて物語が素早く進むのだろう・・・


向こうの連載よりも、楽しいです・・・笑 (。-∀-)


桜桃

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