三刀 崩れ去る日常
お待たせしました。待っている方々がいるのか不明ですが……
しかし、最近寒いですね。風邪には気をつけてくださいね。
ではどうぞ
俺は今、物凄く困惑している。森近に変な事を聞かれたからだ。
外の世界?幻想郷?わけわからん。
「すまん、質問の意味が分からん」
「じゃあ質問を変えよう。君は俗に言う異世界にいるんだけど、何か変な事起こらなかったかい?」
「変な事?」
「気付いたら知らない場所にいたとか、いきなり景色が変わったとか。とにかく、何でもいいんだ」
ん〜変な事ねぇ。なんかあったっけ――――あ、
「あ、」
「何かあったかい?」
そう言って顔を近付ける森近。
(だから顔近い!俺にソッチの趣味は無い!)
――の前に、
「そういえば、森の中で急に木々が生き生きしている様に見えた気がした」
「…………それだけ?」
「それだけ」
そう言うと、森近は顎に手を当てて考え始めた。時々「でも」とか「いやしかし」とボソボソ呟いている。
「おーい、森近〜」
このまま放置してたら、いつまでもこのままな気がしたので呼んでみた。
「まさかな……ん?どうしたんだい?」
「とりあえず、俺の経緯は置いといて、この辺りに泊まれる様な場所無いか?」
いきなり思考モードになったもんだから聞くに聞けなかった事を、ようやく聞けた。
「ん〜、此処は里から離れているからないかな」
「そうか……里までどのくらいかかる?」
「走って1時間くらいかな。って行くつもりなのかい?」
その質問に頷く。しかし、1時間もかかるのか。結構遠いな。
「流石に一人で行くのは危ないよ。今日はもう日が暮れてきてるし、よかったら僕の家に来るかい?」
「いいのか?」
「構わないよ。寧ろ大歓迎だよ。ついでにこの世界についても教えてあげるよ。」
これは有り難い。宿確保+情報ゲットはでかい。
「すまんな、世話になる」
「構わないよ。僕も君に聞きたい事があるから」
「俺に答えられる範囲なら構わん」
寧ろそれだけでいいのか、と思えてしまう位に好条件だ。断る理由が無い。
「じゃあ、案内するからついて来て」
「おう」
森近が「こっちだよ」と言い、背を向けて歩き出したので、少し後ろについて行った。
これで、寒さで凍える心配は無さそうだ。
――ようこそ、幻想郷へ――
突然、何処からか女性の声がした。
(誰だ?)
そう思い振り返るが、誰もいない。 空耳――――にしてははっきりと聞こえた。
森近が俺に気付き、「どうかしたかい?」と聞いてきた。「何でもない」と返し、後を追った。
(気のせい……なのか?)
時々振り返り確認したが、やはり誰もいなかった。
(誰だったんだろう)
その後は振り返る事もなく歩いた。
この時、俺はこの状況を、どこか楽観視していた。すぐに元の世界に帰れると思っていた。そして、元の生活に戻るのだと。
そして気が付かなかった。
上空で空間の裂け目に座って、こちらを見下ろしている存在に――
またもや、めちゃくちゃな展開だった気がします。
ここまで読んで貰っておいてなんですが、
内容について来れない方は、此処で止めておいた方がいいかもしれません。後々、もっとめちゃくちゃな展開になる事が予想されます。
それでも構わん!という心強い事を言って下さる方々は、引き続き読んでいって下さい。
もし、分かりにくい所があれば、解説もします。
亀更新ですが、最低でも月一で投稿するつもりなので、よろしくお願いします。
感想やアドバイス、指摘等があると、嬉しいです。
ではノシ




