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第三十九話 すれ違いに注意



「いそべっちたちはどこにに旅しに行ってたの?俺も今度連れていってほしいな。」

「やだね。お前を連れていったところで面白みがないからな。」


二人が楽しそうに話しているのを俺と汐さんは後ろで離れて歩いていた。気まずいないそべはいつも通りでも汐さんは異世界に行くのも全てが初めてぽいから経験者として何かしてあげるべきだろうか。

それにしてもいそべとは違う空間が広がっていることに慣れない。いつもの真っ白な空間とは違って見えるのは青い空に水面。いそべの方にあったいろんな種類の扉、服、食べ物のようなものは散乱していなくて不気味な雰囲気がする。背景だけは安心できそう。


「なんか臭い匂いしない?俺たちがホルンで飛んできたときと同じ匂いがする。」


みんなが俺を見て何か話す前に何もないところから腐った臭いをした四足歩行の化け物が出てきた。瞬間、神様が神々しい光を放って周りを包み込んだ。目を開けてみたらいそべと汐さんはいなくなっていた。


「あれ、二人はどこに消えたの?また、落とし穴みたいなやつでも落ちた?」

「危ないから他の世界に転移させちゃった。ってことでアルトは俺のお手伝いしてね。」


俺といそべはまた別行動しなきゃならないらしい。




うるさい声が響き渡る。呼びかけられているようだが起きる気になれない。黙っていればいいのに言われなくてももう少しすれば一人で起きるに決まってるだろう。


「ねえ、起きて。お願い。」


わん公じゃないなら起きてやるか。目を開けてみると駅であった女がいた。周りは豪華なご飯が並べられている席にいた。神もわん公もいない。また僕は気絶してどこかしらに落ちてきてしまったようだ。


「寝てて知らないと思うけど、異世界にきたみたいで魔王倒せってここの人達が言ってて、断ろうとする前に決まってでこの大騒ぎに。」


俗で言う魔王退治に出ろと簡単に言われてるけど異世界の中でも成功するやつはごく僅か。パラレルを含んでも魔王退治は無理だ。めんどいし諦めた方がいいから早くわん公たちと合流しにいこう。


「魔王退治なんて馬鹿げた空想だ今すぐこの世界から出て、わん公たちと合流するぞ。」

「合流するならむやみやたらに動くのはよくないよ。迷子なら片方が来てくれるまでまった方がいいよ。すれ違いしたら大変だもん。」


こいつ絶対、初めての異世界楽しみたいだけだろう。



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