表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
38/47

第三十六話 駅



体が勢いよく地面に叩きつけられた。場所はいつもと違って薄暗い場所でいそべも今回は気絶とかしてなかった。よかったみんな無事で。


「もーまた知らないとこに来た。これじゃ近道するとこにさえ辿り着かないぜ。」

「だっていそべが急に方向転換するからでしょ。飛んでる最中に体を無理に傾けちゃダメだよ。ホルンきっとびっくりしてたよ。」

「うるさーーい!わん公がなんか臭い匂いがするっていうからだろ僕を驚かせようとするな!」


あの空間で匂いがすること自体が相当びっくり要素なのかいそべは機嫌が悪そうに薄暗い場所にある看板を見始めた。


「ここは…漢字読めね。」


いそべは看板にある文字が少し読めるようで時間をかけながら解読していた。


「ここは駅だからきさらぎ駅だな。まあまあ近道できるからここ通っていこう。ホルンは動かなくなったからわん公僕を守れよ。前のとこで何にもしてないんだからな。」


守らなきゃ文句言ってきそうだからやるけどここはどういうとこなんだろ。聞いても教えてくれないかもしれないから聞かないけど。それより疑問なのが俺なの他に人がいるみたいな匂いがする。


「いそべここ俺たちの他に人がいるかも。匂いがするんだなんだかここ怖いし一緒にその人とも行動したほうがいいんじゃない?」

「まあ、こっち寄りに詳しいやつかもしれないからそいつ探すか。わん公臭いを辿れ!」


臭いを辿ってみるとベンチのような所に女の子がいた。いそべは見つけるや否やその子に近づいていった。


「おいお前。ここのこと知ってること話せ。」

「えっ。い、生きてる人がいちゃダメってことしか知らないかな。初めまして。なんか安心する服着てるね。コスプレイヤーさんかな?」

「こんなとこでそんなもんやってると思うか。随分と呑気なやつだな。ちょうどいいお前も一緒にここ脱出するぞ。」


いそべはベンチに座っている女の子の手を掴み暗い方へと連れていった。俺は動かなくなったからホルンを持ちながら追いかけた。

トンネルを通っていく最中、誰も何も言わなかったいそべは早歩きで進んでいくし、女の子は怯えているのか微かに震えている気がする。だいぶ歩いたくらいで背後から気配がした。


「お前ら後ろ向くなよ。」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ