目覚め
こんばんわ!
更新かなり遅れてしまった...。
試験は明日まで!
少しハイテンションな夜月でございます!!
それではお楽しみください!
「ルーカスさん!」
マナミが寝かされていた部屋に戻ると、マナミがベッドのに腰かけていた。
マナミ以外に人はいなく、俺が入ると、すぐに顔を上げた。
「目、覚めたのか。」
「はい。ここはどこですか?」
マナミはまだ、何も聞いていないようだ。説明は知り合いである、俺にとって置いたということだろう。
俺はマナミに、政府の者に騙されたこと、住んでいたところを追い出されたこと、外で倒れていたらこの村に拾われたこと。マナミが寝てからあったことを、すべて話した。
そして最後に、まき込んで申し訳なかった、と謝罪をした。
「いえ、分かりました。それで私は、」
「あぁ、帰してやる。俺が絶対、お前を家に帰してやる。」
「!!」
俺は決めていた。マナミを家に絶対に帰すと。マナミがパートナーに選ばれたのは、俺のせいではないかもしれない。それでも、俺がいたから、マナミが今ここにいることには、間違いは無い。
「そのためにも、俺は、お前がなぜ二ホンからここに来たのかを知りたい。」
「はい、分かりました。」
マナミは、慎重に、俺が分かるように話してくれた。
「私は地球という世界の、日本という国に住んでいました。家族は母1人です。私には、父と兄いたそうですが、私が生まれる前に、事故で他界してしまったと聞いています。」
そうか。マナミも俺と同じ片親だったのか。それははやく母のもとに帰りたいだろう。
「でも、母1人では、家計を立てることが出来ませんでした。なので私も、高校生になってから、勉強の合間にバイトをして、家計を少しでも支えていました。」
高校生?何かの学生の種類だろうか。しかし、バイトという言葉はどうしてもわからない。
「バイトとは何のことだ?」
「バイトですか?バイトは簡単な仕事をして、時給制でお金をもらう仕事の種類です。日本では、多くの学生がしていました。」
二ホンという国の文化だろうか。アルカナには、時給制で働くという概念がない。
「私は、いつもどおり学校の帰りにアルバイトをしていました。ある程度お金が欲しいので、夜の11時くらいまで働いていました。かなり遅かったなので、帰り道は真っ暗でした。でも、私は少しでも早く帰りたかったんです。いけないと分かっていながら、横断歩道ではないところを渡ってしまいました。」
横断歩道。名前通り、横断するための歩道だろうか。
「その横断歩道は、ちょうど曲がり角でした。私には、走ってくる車が見えませんでした。それで私は、私は轢かれてしまいました。」
「待った。車とはなんだ?」
「車もありませんよね。車はですか。伝えるの難しいんですが、あ!馬車はこの世界にありますよね!あの馬車が馬ではなく、自動で動くんです。」
馬がいなくても動く馬車??存在はする。だが、俺が知っているものは、すべて魔法で動いているものだ。
とにかく、轢かれたら大変だ、ということは分かった。
「私、なんとなくここに来た理由、分かるんです。私は車に轢かれました。きっと死んだのだと思います。でも、轢かれたときに、誰かにこう言われた気がするんです。」
そういうと、マナミは一瞬間を開けた。
「生きたいか、と。」
「私は、とっさに生きたいと答えました。家には母が待っていますし、やらなければいけないことも、たくさん残っていましたから。でもあり得ないですよね。死ぬ間際に人の声が聞こえるなんて。でも、私が今ここにいる理由と、関係しているような気がするんです。」
「あぁ。」
俺は思った。もし、マナミが言っていることが本当なら、家に帰す手掛かりになるのではないだろうか、と。もしかしたら、声の主を見つければ、家に帰してもらえるかもしれない。
「話してくれてありがとうな。」
「いえ。」
「いつになるか分からない。それでも俺は、お前を家に帰したいと思う。構わないか?」
「もちろんです!こんな見ず知らずの私のために、ありがとうございます。」
俺は、改めてマナミを家に帰す約束をした。
絶対に帰してやろう。絶対だ。
俺たちは一度話すのをやめて、下の階へと降りた。
下の階ではこの一家の人たちが、ご飯を食べていた。今晩のメインは唐揚げのようだ。
「あ!おにぃさんたち、降りてきたよ!」
いち早く、ソフィーが気が付いてくれた。こっちこっちと手を振ってくれる。
ソフィーの隣には、2人分のごはんが用意されていた。見ず知らずの自分たちを助けてくれて、ご飯まで出してくれる家族。なんて暖かいのだろう。
「ありがとうございます。」
そう言って、席に着く。マナミも同じように、お礼を言っていた。
改めて、席に着いている人を眺める。村長、ソフィーの両親と兄といったところだろうか。
先ほど、寝ているマナミの隣にいたのは、ソフィーの兄だろうか。歳は、俺より少し上だろう。
そう思っていると、彼が声を出した。
「今日の晩飯は、俺が作ったんだぜ。遠慮なく食えよな!」
ありがたくいただくとしよう。
「「いただきます。」」
俺たちは二人そろってそう言い、唐揚げを食べだした。
マナミは、よほどお腹が空いていたのだろうか。とても勢いよく食べだした。そういえば、カレーの時も似たような感じだったな。よほど食べるのが好きなのだろうか。
「うまいだろう!」
少年がマナミにたずねる。マナミは唐揚げを頬張りながら、
「はい、とっても!」
と、答えた。
それにしても、こんな人数で食事をとったのは久しぶりかもしれない。他人である俺たちがいるのに、なにも気を遣わずに、自然体でいてくれるのが、またうれしい。
食事も終盤に差し掛かったところで、俺は思い出した。
マナミに、服を与えてやらねば。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
前回より量は増えたかな、、
それではまた!




