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ファンタジー料理人トム

作者: 冬と珈琲

まずは、娘の続きを待っていた人はごめんなさい。

今回は、一緒に小説を書きあっている友人の「ファンタジー物書いてよ。」という一言で3分程度考えて作った短編です。クスッと笑えてもらえると幸いです。どーぞ。

これは、遠い遠い世界のちょっと変わった冒険の話。


「おっす!俺の名前は、トム。しがない料理人さ☆」

「誰に向かっていってんだよ。」

「おいおい、マイケル。そりゃ、今これを読んでる読s「メタ発言は、やめておけ。」

「む、では仕方ない。気を取り直して今回のメニューを紹介しよう。今回のメニューは、スライムゼリー(ゼリーとパンナコッタの2層バージョン)だ!!」


そう言うとトムは、近くのスライムを殴り殺す。


「はい!材料はこのスライムがメインになります。なお、スライムは剣など斬撃で殺すと剣のサビなどで味が落ちるため余裕がある人は打撃による調達を目指そう。」


次は────と言いながら行動しだそうとするトムにマイケルが静止をかける。


「待て、トム。作者はもう疲れ始めたらしい。だから、材料の描写は省くために俺が全ての材料を集めてきた。」


そう言うとマイケルは、どこからか牛乳(120cc)と生クリーム(80cc)を取り出す。


「おっと、さっきメタ発言は止めろと言っていた奴のやることじゃないがまぁいいだろう。それじゃあ、材料も揃ったし調理を始めようか。


言うが早いがトムは、手馴れた手つきで調理を始める。


「まずは、スライムを容器の半分位に小分けし容器に入れる。その次は、鍋にトムの用意してくれた牛乳、生クリーム。そしてスライム一欠片を入れて火にかけて溶かす。このまま容器に入れるとさっき小分けにして容器に入れたスライムが熱で溶けるので氷水に当てトロリとするまで待つ。その後に、スライムの上にかけて────。マイケル、氷魔術宜しく。」

「任せろ。」


マイケルは、返事をすると同時に辺り周辺を永久凍土に変える。


「この様に、冷やすとスライムと上の層のパンナコッタが固まり出来上がりだ!」

「凄いな。簡単だ。キューピーの3分クッキングにも負けてねぇな。」

「ふふ、よせやい。照れるだろ。」


そう言いながらできたばかりのゼリーを食す2人の冒険は続かない。

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