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129号室のエデン  作者: ツルツル泥団子
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タケル・アサガミ戦役 その2

どうも~案外すぐに続き書いちゃいましたツルツル泥団子です。

今回はわりとシリアス多め…かな?

といった感じです。

それではお楽しみ下さい。

 ホウキに乗って宇宙空間を飛んでいる少女たちがいる。


 先頭を行くのは白色のホウキだ。


 宇宙を疾走するそれは、一際輝いていた。


 少女たちは隊列を組んで、隕石の合間を縫って移動している。


 私は隊列の後ろの方にいた。


 先頭の白ホウキが隕石の陰で止まり、私もその陰に隠れて停止する。


 レーダーには外敵が一体だけ表示されていた。


 今隠れている隕石の裏側にいるみたいだ。


 (外敵が一体…これはチャンスね)


 白ホウキに乗るリーダーから通信が入る。


 『全機に次ぐ、これから隕石の裏にいる外敵に一斉攻撃を仕掛ける。合図と共に放射状に散開し隕石の裏に回り込んで敵を討つ。敵は一体だが油断しないように各機気を引き締めろ。それでは、散開!』


 リーダーの合図の後、全てのホウキが隕石の裏に向かって放射状に散開した。


 私も隕石の裏に回り込んだ。


 その時、スラスターの異常で機体がバランスを崩して傾いた。


 「くっ!」


 立て直そうとした次の瞬間、ガクンと大きな衝撃が機体を襲った。


 『きゃあああ!!!』


 他の機体から聞こえてくる悲鳴。


 モニターには、外敵が形を変形させて皆のホウキを串刺しにしている様子が映っていた。


 そして一瞬の間の後、大爆発が起こった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「うわあああああ!!!!!」


 ミシェルはガバッと布団を跳ね上げて飛び起きた。


 身体中が汗でびしょびしょに濡れて呼吸が荒くなっている。


 「はぁっ…… はぁっ……」


 (またあの夢か…最近見てなかったのにな……)


 廊下でドタドタと音が鳴り、バンッと乱暴にドアが開く。


 「ミシェルさんっ!大丈夫ですか!?何かあったんですか!?」


 慌てて入ってきたアリスの髪は寝癖でぐちゃぐちゃになっていた。


 それを見てミシェルは少し落ち着いた。


 そこにはいつもと変わらない日常があった。


 「ごめんアリス、驚かしちゃったね。起きたら部屋に大きな虫がいて叫んじゃったんだ~」


 てへっ、と舌を出しながら誤魔化す。


 それで納得したのかはわからないが「なんだ、そんな事ですか。朝から大声出さないで下さ…って虫ぃ!?」と驚いて部屋から全力で出ていくアリスだった。


 可愛いな…なんて思いながら、バタンと勢い良く閉められたドアを見つめて微笑んでいると、涙が不意にミシェルの頬を伝った。


 気付くと両目一杯に涙がたまっていた。


 『もう見つかりましたか~?』


 と扉越しに聞いてくるアリスに対して、「ううん、まだ~」と応えながら目元をゴシゴシする。


 (泣いてるのバレちゃったかな)


 涙が止まった後、ミシェルは部屋にあるティッシュで虫を捕まえた振りをして、扉の前で待機してるアリスにそれをぶん投げてボロクソに怒られた。


 ミシェルは違う意味でまた涙目になってしまった。


 ミシェルはただのバカである可能性が高い。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 その後はいつも通りミシェルが朝食を作りそれを二人で食べた。


 朝食後はいつもアリスのボサボサの髪をとく時間だ。


 「アリスの髪ってほんと綺麗な蒼色だよねぇ、羨ましいよ~」


 いつも以上にボサボサな髪をときながらミシェルが言う。


 「そんな事ありません。ミシェルさんみたいな綺麗な黒髪の方が私は好きです」


 「え…アリスって私のことが…好き、なの……?だめだめ!そんな、女の子同士で」 「だ!れ!が!そんな事を言いましたかっ!」


 怒っているのか照れているのかアリスの顔は真っ赤だ。


 「もぉ!可愛いなぁアリスは~冗談じゃーん」


 「ア、アリスは、ミシェルさんみたいに夜寝る前に何もしなくてもサラサラな髪が羨ましいだけです」……それだけです、と消え入りそうな声で言いながら、アリスはツンとそっぽを向いてしまった。


 (これ以上いじるのはやめておいてあげよう…)とミシェルは思った。


 話題を変えるために、ミシェルは何気なく「今日は何時に帰って来るの?」と聞いた。


 「あれ、言ってませんでしたっけ?宇宙基地でホウキの実地訓練を行うので次に帰ってくるのは明後日です」


 「えっ……そ、そうなんだ、頑張ってきなよ!私みたいな立派なホウキ乗りになる第一歩なんだからっ!」


 さっき見た夢を思い出したミシェルは、少し口ごもった。


 「言われなくても頑張ります。アリスはエリートなので、すぐにミシェルさんより上手くなりますよ」と自信ありげに言うアリス。


 「ほほーう、初めてホウキに乗った時にグロッキーになって帰って来た、あのアリスさんが大口を叩くようになりましたなぁ…」

 喋っているうちに髪をとき終わったので次は髪を結う時間だ。


 今日はシンプルな三つ編みにすることにした。


 「よし!これで終わりっと」


 最後はリボンのついたゴムで留めておいた。


 「ありがとうございます。……今日は三つ編み…ですか?」


 「うんっ、基地に行くときは帽子被るでしょ?その時に三つ編みが一番似合うかな~って」


 「少し子供っぽい気がするんですけど」


 アリスは少し不服そうだ。


 「いーの!可愛いんだから。ほらっ、早くしないと遅れちゃうよ?」


 「……わかりました」


 用意のために自室に戻るアリスを見ながらミシェルはため息をついた。


 「はぁ…明後日かぁ」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 用意を済ませたアリスは「それじゃあ、行ってきます」た言って大きなリュックを背負って寮の廊下を歩いていく。


 「行ってらっしゃーい。ちゃんと帰ってくるんだよー!」


 心配性なミシェルはアリスがエレベーターに乗って見えなくなるまで外に立っていた。


 「さて…と」


 今日は何をして過ごそうかと考えながらミシェルは隣の部屋、130号室の前に立った。


 ここはラストの住んでいる部屋だ。


 合鍵を使って中に入ろうとしてドアに貼り紙がしてあることに気づいた。


 【アカデミーの実地訓練に教官としてついていきます。明後日には帰ります。ラスト】


 「ガーン」


 衝撃の事実、ラストも明後日までいないのだ。


 これはヤバいと今度は128号室に行くと、流石にシロまで実地訓練についていってるなんて事は無かったが、今日明日とアカデミーで座学の講習をするみたいで、遊んでいる暇は無いとのこと。


 「な、なんてこった…」


ーーーーーーーーーーーーーーーー


 自室に戻ったミシェルはゲームソフトが入っている棚の裏からギャルゲーを取り出して一人で黙々と推しキャラを攻略するのだった。


 数時間後。


 「あー!!飽きた!暇だ!」


 ギャルゲーも飽きてしまい、あと部屋にあるゲームは対戦型ゲームだけで、今日は何故かアニメを見る気にもなれなかった。


 「久しぶりにラボにでも行こうかな…」


 思い立ったら即行動がポリシーのミシェルは、さっと昼食を済まし、エレベーターで寮の地下のラボに向かった。


 ラボの入り口のある階に到着したミシェルは見張りのウィッチ達に会釈をしてラボのエレベーターに乗り換えた。


 目指すはクローンを作っているフロアだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 ゴウンと音をたててゆっくりとエレベーターが下がっていく。


 ラボのエレベーターはガラス張りでラボの中の様子が見渡せる。


 ラボは三つのフロアに別れており、一つ一つのフロアに十分な高さと広さがある。


 そしてフロアごとの風景は全く違ったものだ。


 第一フロアは地上の光を特殊な装置でフロア全体に行き届かせて食物の栽培を行っている。


 アカデミーの学生達はこのフロアで食物の育て方を学び、課外活動として食物の栽培を手伝う者もいる。


 第二フロアはウィッチ逹が乗るホウキを研究、製造する施設がある。


 フロアの中には無重力の区画があり、私がアカデミーに通っていた頃はよくそこで遊んでいた。


 そして第三フロア、ここは私が生まれた場所、クローン製造フロアだ。


 ラボは一般人にも公開されている。


 しかし見学可能なのは第二フロアまでで第三フロアは軍の関係者とクローン逹しか入ることが許されていない。


 生体認証をクリアしないと第三フロアまで降りられない仕組みになっているのだ。


ーーーーーーーーーーーーーーー


 第三フロアについて、エレベーターのドアが重々しく開いた。


 エレベーターから出ると目の前に8つのドアがある。


 これらはそれぞれのクローンの型の製造区画に繋がっている。


 第三フロアでは私たちクローンは入る前に全裸になり体を入念に洗浄消毒しなければならない。


 しかし入れるのは自分と同じ型を製造している区画だけだ。


 それ以外の区画に入りたいクローンや、第三フロアに入りたい軍の関係者は無菌スーツを着て殺菌室で10分ほど待機した後、センサーに異常がなければ入ることができる。


 別の区画に入りたいときはこの作業をまた行う。


 スーツを着てどうこうするのは面倒くさいし今日はママに会いに来ただけなので私はさっさと服を脱いですっぽんぽんになり露型のクローン製造区画に向かうドアへ入った。


 ドアの中は露型クローン用の通路とそれ以外の通路に別れていた。


 私は露型の通路へ入っていく。


 暗くて長い通路をすたすたと歩いて行くとまたドアがある、そこに入るとまだ通路が続ていた。


 『ドアを完全に閉めて下さい』


 私は指示通りにドアを閉める。


 すると通路の天井、壁、床から殺菌効果のある液体が吹き出した。


 頭、体、腕、脚と順番に液体を擦り付けて洗っていく。


 目に入ると痛い液体なので目を瞑ったまま手探りで通路を進んでいく。


 ゴンッ!


 「痛っ!」


 次のドアに思い切り頭をぶつけてしまった。


 「ドアを閉めろっていうアナウンスが流れるなら、そろそろドアですってアナウンスも入れろっての!!」


 文句を言いながら次のドアをあける。


 『ドアを完全に閉めて下さい』


 「はい!はい!閉めりゃ良いんでしょ?閉めりゃ」


 バタンと乱暴にドアを閉めると猛烈な勢いで冷水を浴びせかけられた。


 「うわ寒ッ!どこで経費削減してんのよ!もうちょい暖かい水出しなさいよ!」


 悲痛な叫びが通路にこだました。


 しかし、応える者は誰もいなかった…


 全身を流し終えて通路を抜ける頃には私の体は完全に冷えきっていた。


 次のドアを抜けるとガラス張りの通路に出た。


 そこは暖かい風が吹いていて私の濡れて冷えきった体をすぐに乾かして暖めてくれた。


 (まるでアメとムチね………)としょうもないことを考えながら通路の外を見ると区画ごとを区切っている強化ガラスの壁が見えた。


 「だだっ広いなぁここは……」とひとりごちていると最後のドアが見えてきた。


 ここをくぐってようやく露型の区画に入れる。


 ガチャリと重そうな音をたててドアが開く。


 久々に来た露型の研究施設は以前と変わらず低い駆動音を響かせていた。


 「おぉ!ミシェルじゃねぇか!」


 不意に誰かわからない無菌スーツに話しかけられた。


 「誰…ですか?」


 「掃除屋だよ!こんなところに何しに来たんだ?」


 「あぁ掃除屋さんかぁ…って何で掃除屋さんがここにいるのよ!」


 「あ、あぁ…………俺か?いやぁ、ちょっと仕事でな、これでも俺は色んなことやってんだぜ?」


 「へぇそうなんだ、私はママに会いに来ただけよ」


 「興味無さげだなオイ」とスーツのヘルメットを掻く掃除屋さん。


 「てゆーか、掃除屋さん。こんな年頃の女の子の裸を見て、何とも思わないわけ?」と私は少し意地悪に聞いた。


 「あぁ…っと…」


 掃除屋さんは少し困っているようだったが「ナイスバディだな!」と当たり障りなく褒めた。


 「ふんっ、その通り!このナイスバディを今のうちに目に焼き付けといても良いのよ?ふふーん」


 私はそう言ってその場でクルリと回った。


 「焼き付けねぇよ…じゃあ俺はまだ仕事があるから、ここの人に迷惑かけんじゃねぇぞ?」と掃除屋さんはそそくさと去っていった。


 「何よ…面白くない。じゃあ私もそろそろ行きますか」


 私は掃除屋さんが去っていった方を一瞥してから研究施設の奥へと歩いていった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 露型区画の研究施設の中でも一際大きい施設がクローン製造所だ。


 今日は中に誰も居ないみたいだった。


 中央には大きな水槽があり、その中は青色の液体で満たされている。


 水槽の中央には少女が浮いていて幾つもの管が少女の体へと繋がっていた。


 彼女の名前は池田露。


 私たちのママ、つまり露型のアーキタイプだ。


 高いホウキへの適正と人並外れた処理能力を持っていた彼女は押され気味だった宇宙歴100年代を支えて、さらには立て直した伝説のウィッチである。彼女はその当時稼働していた六種類のクローン達と共に戦う一般人だったが、彼女きっての希望によりラボでクローンのアーキタイプとなることになった。

 

 ここまではアカデミーで習う範囲。だけど、どこまでが本当かはわからない。


 私はここに来るたびに、なんだか哀しい気持ちになる。水槽の中のママがひどく哀しそうな顔をしているように見えるからだ。

 それが未だに続く戦争を思ってなのか、はたまた戦争に駆り出される我が子を思っての事なのか。


 私にはその表情がわからなかった。


 もしかしたらあまりに優秀過ぎる彼女を軍が無理やりクローンのアーキタイプにしたんじゃないか、なんて想像もしてしまう。


 ここに来ると、いつもわからない事だらけだ。


 ママの水槽の前にペタンと座る。


 「ねぇママ。私ね、今日またあの夢を見たんだ…」


 もちろん返事は返ってこない。


 優しく抱き締めてくれることもない。


 だけど、私はここに来てママに悩みを聞いてもらう。


 目を閉じるとママが目の前にいるみたいな気がするからだ。


 「私はあの時に死んじゃった方が良かったのかな…」


 今日見た夢、あれは私が実際に体験したことだ。


 あの時、ホウキの故障のお陰で辛うじて攻撃を避け、生き残った私は基地に戻った。


 ボロボロになって戻ってきた私を見て皆が非難の言葉を浴びせた。


 中には「死ねばよかったのに」なんて言ってくる子もいたくらいだ。


 皆、私が戦わずに逃げ帰ったんだと思っていて私の言葉に耳を貸すような子はどこにもいなかった。


 そんな時、唯一私の話を聞いてくれたのがシロとラストだった。


 そこから私達は今までずっと一緒にいる。


 どれだけ厳しい戦いでも、必ず帰って3人でまた一緒に笑おうねって約束をして、そのお陰で幾つもの死線を乗り越えてきた。


 最近ではアリスという私を慕ってくれる可愛い後輩もできた。


 だからだろうか。


 いつもはあの夢を見ても、起きると誰かが一緒にいてくれたから、ここまで不安になることは無かった。


 それが今日、急にシロもラストもアリスも皆いなくなっちゃって……(あぁ…寂しかったんだ…私)


 それから私は、しばらくの間ママの水槽のそばで眠った。


ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「ありがとうママ、今日は悩みを聞いてくれて。すっきりしたから今日はもう帰るね」


 誰にも抱き締めてもらえない代わりに自分で自分の体をしっかりと抱き締めて私はママの元を後にした。


 出ていく時に名前を呼ばれた気がして振り返って見ると、水槽の中のママが微笑んでいるように見えた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 ミシェルが129号室に戻る頃にはすっかり日が暮れていた。


 「あー、今日は何だか疲れちゃったなぁ~」


 ミシェルはリビングのソファーにどっかりと座ると留守電が入っていることに気付いた。


 「あ、アリスからだ」


 宇宙基地にいるアリスからだった。


 ミシェルはテレビ電話ですぐにかけ直した。


 『もしもしアリスです』


 アリスの横顔がテレビの画面一杯に映る。


 「アリス~これテレビ電話だよ?」


 ふふっとミシェルが笑うとアリスは顔を赤くして携帯の画面から顔を離して後ろを向いてしまった。


 『知ってました、わざとです』


 「ふふっ」


 『何がおかしいんですか』


 「いや~まさかアリスから電話をかけてくれるなんて、嬉しいなぁって思ってね~。何かあったの?」


 ミシェルがとても嬉しそうに聞いた。


 『いや…その……あの………………な、何でもないです!』


 そう言ってブツンと電話は切れてしまった。


 「いや、ホンマになんやねん!!」


 ミシェルはテレビに向かって関西弁で鋭く突っ込んでしまった。


 少しするとピピピ、とミシェルのケータイが鳴った。


 アリスからのメールだ。


 【帰ったら、ミシェルさんが作ったハンバーグが食べたいです。アリス】


 ご飯のリクエストだった。


 (は?可愛すぎか………??)


 一瞬悶絶して死にそうになったミシェルはなんとか意識を取り戻し、アリスのためのご馳走の献立を考え始めた。


 「そうだ!シロとラストも呼んでパーティーにしよう!」


 パーティーのことが楽しみすぎて、ミシェルは今朝、悪夢でうなされていたことなんてすっかり忘れてしまったようだ。


 この後、テンションが上がり過ぎてしまったミシェルはアリスにメールを送りまくり、凄く迷惑がられたのだった。

はい、読了ありがとうございまーす。

これからまだまだ彼女達を取り巻く状況が明かされていきますのでお楽しみ下さい。

感想お待ちしております!

じゃんじゃんお願いしますね!!

それでは。

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