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碧血の海 第2章 オペレーション・テンペスト1 パナマ運河破壊作戦

 みなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんは、お疲れさまです。

 真珠湾に、F-2改が攻撃を仕掛けていた頃。


 ハワイ近海のミッドウェー諸島。


第1艦隊の[長門]と[陸奥]は、一時的に艦隊を離れ、2つの島に建設されていた、飛行場と航空施設に半日にわたる艦砲射撃を加え、徹底的に破壊した。


 史実では、駆逐艦による申し訳程度の砲撃しか行われず、翌年のミッドウェー海戦で大敗になった、ある意味では大日本帝国海軍にとって、因縁とも言うべき諸島である。


 聯合艦隊司令長官の山本五十六(やまもといそろく)大将は、自らその指揮を執った。


「・・・・・・」


 生まれて初めて、本当の戦闘を目の当たりにした石垣(いしがき)達也(たつや)2等海尉は、その光景を呆然と眺めているだけだった。


「石垣君、アメリカに中途半端に攻撃を仕掛ければ、後で痛い目に遭う。そうだろう?君たちが、俺に教えてくれた事だ。ならば、とことんまでやる。我々の意志と覚悟を彼らに見せつけてやるのだ」


「はい」


 頬を伝う、冷たい汗を拭いながら石垣は答えた。


「黒島君、そろそろではないのかね?」


 山本は、懐中時計で時間を確認している首席参謀の黒島(くろしま)亀人(かめと)大佐に振り返って問うた。


「はい、時差を考えればそろそろかと・・・」


「君の発案した作戦は、菊水総隊の潜水艦部隊によって実を結びそうだな」


「はい、菊水総隊の全面的な協力のお陰です」


 2人の会話を聞きながら、石垣は戦慄を覚えていた。


 ここから先は、史実では・・・という言葉は通用しない。自分たちの知っている史実とは大きく異なっていく。


 当然、覚悟をしていた事ではあるが、ミッドウェーで羽ばたいた蝶の起こした風が、世界にどんな風を巻き起こすのか今はわからない。


 全く未知数の、未来が待ち構えている。





 現地時間、12月7日早朝。


 朝はいつもと同じようにやって来た。


 南北アメリカ大陸の太平洋側と大西洋側を結ぶ重要な軍事的要衝。


 閘門式運河、パナマ運河。





「はぁ~あ、今日も退屈な一日がやってきた」


 パナマ運河の太平洋側、ミラ・フローレス閘門の防衛と警備を担当する部隊の水兵が大きく背伸びをしながら、つぶやいた。


「何をしている!」


 背後からの鋭い声に水兵は驚き、振り返ってしどろもどろに言い訳をする。


「いえ、これは、その、あの、ですね・・・あ」


 声をかけたのが、上官ではなく、同僚である事に気付く。


「ははは、いいものを見せてもらったよ」


 同僚は笑いながら、声をかけてきた。


「脅かすなよ。また上官の雷が落ちるかと思ったよ。心臓に悪いから、マジでやめてくれよ」


「おもしろいから、やめない」


 同僚は悪戯っぽい笑みを浮かべながら、そう言った。


「まったく、相変わらず人をからかうのが好きだな」


 水兵はそう言いながら、目前に広がる太平洋を眺めた。


「このずっと先に黄色い猿どもが住んでいる国があるんだな」


「ああ」


 同僚が水兵の隣に立ち、うなずいた。


「猿の分際で、我々に立てつくとは、どこまで身の程をわきまえていないのだ。まったく、信じられないぜ」


 この時、真珠湾では日本軍による攻撃が行われているが、彼ら一兵卒にはまだ、知らされていない。


「あんな太平洋の西の端の島国なのに俺たちに宣戦布告をするなんて、訳がわからない国だぜ。頭のネジがいくつか飛んでいるんじゃないか?」


「そうだろうな。日本は建国以来、対外戦争で勝利を重ねているから、自分の身の程を忘れているんだろう」


「違いない。まぐれで勝利しているだけなのに、自分たちの実力だと、勘違いしている。まさしく猿だな」


 水兵はうんうんと、うなずいている。


「日本の隣の中国では、猿の脳みそを使った料理があるらしいぞ。黄色い猿の脳みそってどんなのだろうな?」


「やめとけ、気持ち悪い。動物園の檻に閉じ込めておけば十分だ」


 同僚の言葉に水兵はうなずいた。


「日本の艦艇を1隻残らず海の藻屑にして、猿どもが、どれだけ自分の事を過大評価しているか、教えてやる」


「だが、パナマ運河の警備隊勤務じゃ、いつまでたっても日本とは戦う事はできない。太平洋艦隊勤務にならないとな」


 同僚の言葉に水兵は舌打ちした。


「それを言うなよ。俺は2回、転属届を出しているのに、いまだに回答がこないんだぜ。このまま、パナマ運河の警備部隊勤務なのかな・・・」


「そんな事はないと思うぞ。俺も太平洋艦隊に転属する届けを出したが、すんなり受け入れられた」


 同僚の言葉に水兵は驚いた。


「なんで、俺はだめで、お前はいいんだ?」


「さあな」


「ちくしょう!猿との戦争なら、俺は誰よりも活躍できると思っているのに・・・」


 私的な雑談。一兵卒の発言とはいえ、いささか不謹慎と言える。


 重要な要衝。それの警備がどれほど重要であるかを考えれば口に出してはいけない。


 アメリカ大陸を人間の身体に例えるなら、パナマ運河は大動脈と言うべきだろう。


 もし、そこで閉塞が起こり血流が途絶えたらどうなるか?


「おい」


 同僚が何かに気付いて会話を止めた。


 2人が振り返ると、そこには年輩の男が何か心配しているかのような素振りで歩いていた。


 しきりに周囲を見回し、落ち着かない様子は挙動不審者と疑われかねない。


 しかし、彼の階級は大佐である。


「ど、どうされましたか?」


 同僚が尋ねる。


 大佐は2人に顔を向けた。


「いや、たいしたことではない」


 大佐の言葉に2人の水兵は顔を見合わせた。


「そのようには見えませんが・・・」


 水兵は、大佐の顔色がすぐれないのを気にしながら問いかける。


「いや、本当になんでもない。気にするな、歳をとるとおかしな事を考えるものなのだ」


「そうですか」


 大佐はその後、2人に背を向けて、去って行った。


 後に判明したことではあるが、あの大佐は、何か不吉な事が起きるような予感がしていたのだ。


 そして、その予感は的中するのであった。





 パナマ運河近海の海中に2隻の潜水艦が潜んでいた。


 旧海軍の潜水艦ではない。菊水総隊に所属する[まきしお]、[いそしお]である。


[いそしお]の発令所では、乗組員たちが緊張した表情で、計器類を眺めていた。


「艦長。作戦開始時刻まで、後1時間です」


 副長が腕時計を見ながら、報告した。


「ああ」


[いそしお]の艦長である新崎丈瑠(にいざきたける)2等海佐は小さくうなずいた。


「艦長。コーヒーです」


 海士がコーヒーを持ってきた。


「ありがとう」


 新崎は海士からコーヒーカップを受け取ると、一口すすった。


 絶妙な苦さが口の中に広がった。


 作戦開始までの緊張をほぐしてくれる。


「真珠湾作戦はうまくいきますかね?」


 副長が尋ねた。


「ああ、きっとうまくいく」


 新崎は自信のある口調で言った。


「どうして、そう思うのです?」


 副長が首を傾げる。


「俺の勘だ」


「そうですか」


 副長は納得したような表情でうなずいた。


 潜水艦乗りにとって、勘はとても大切なものである。勘がいい者でなければ、潜水艦乗りは勤まらない。


 何しろ、海上と違い海中では視覚が使えない。


 聴覚とレーダーが頼りなのだ。だから、視覚に代わる感覚。勘というものが必要なのだ。


「最初の第一波は空自さんが行いますからね。停泊中の太平洋艦隊を壊滅してくれるでしょう。しかし、今回の奇襲作戦は事前に宣戦布告しています。敵も完璧な防御態勢を敷いているのではありませんか?」


 副長の言葉に新崎は首を振った。


「その可能性は少ないだろう。アメリカ軍の上層部はまさか最初にハワイに攻撃を仕掛けるとは思わないだろう。恐らく植民地であるフィリピン等に警戒態勢を発令しているだろうな。東南アジア方面に向かっている、第2護衛隊群と第5潜水隊は俺たち以上に苦労するだろう」


「そうでしょうね。敵が油断していたら、ハワイ攻略とパナマ運河破壊はうまくいきますね。しかし、アメリカ軍がそこまで油断しているとは思えないのです」


 新崎は副長に顔を向けた。


「副長は随分と慎重だな」


「いえ、ただの心配性です」


「いやいや、アメリカと戦うのであればそれぐらい慎重でなくてはならない。決して悪い事ではない」


 新崎は笑みを浮かべた。


「アメリカは一度攻撃を受けたら、完璧な防御態勢をとる。二度目は絶対に効果はない。それどころか返り討ちに合うだろう」


「はい。神風特攻隊がそれを証明しています。神風特攻隊が初めて登場した時はそれなりに戦果を上げましたが、それ以降は完璧な防御態勢をとりました。成功する機もありましたが、少数でした」


「その通りだ」


 新崎はうなずいた。


「人が戦闘機に乗って体当りをする。あんな事は回避しなければならない」


「はい」


 新崎は腕時計を見た。


「時間だな」


「はい、時間です」


 副長も腕時計を見ながら確認した。


「潜望鏡深度まで浮上」


「潜望鏡深度まで浮上」


 新崎の指示を潜航指揮官が復唱し、操舵員に指示する。


「深度50、40、30、潜望鏡深度」


「潜望鏡上げ」


「潜望鏡上げ」


 副長が復唱し、潜望鏡を上げる。


 新崎は作業帽を後ろに回し、潜望鏡を覗いた。


 周囲の安全をすばやく確認する。


「艦影なし」


 新崎の言葉に乗組員たちは胸を撫で下ろした。


「敵はやはり油断しているな。俺たちがここまで来ているとは思ってもいないのだろう。まったく、舐められたものだ」


 新崎がつぶやくと、そのまま、指示を出した。


「1番、2番発射管を開け」


「1番、2番発射管を開け」


 副長が復唱し、水雷科の隊員たちがデータを入力する。


「1番、2番発射準備完了」


 ちなみに1番、2番発射管に装填されているのはハープーン・ミサイルである。


「1番、2番発射!」


 新崎の指示で水雷長が発射ボタンを押す。


 軽い振動と共に、発射管からハープーン・ミサイルが撃ち出される。





 駆逐艦[メイヨー]の艦橋で、艦長のベン少佐は大きく背伸びをした。


「艦長。コーヒーとサンドイッチです」


 水兵の1人がトレイを持って、ベンの傍らに立った。


「うむ」


 ベンはサンドイッチとコーヒーを受け取った。


「下がっていいぞ」


 副長が水兵に言う。


「はい」


「まあ、待て」


 ベンが呼び止める。


「君、1つどうだ?」


 ベンはサンドイッチを1つ、水兵にわたした。


「食べられる時に食べたほうがいいぞ」


「はい、いただきます」


 水兵はそう言うと、サンドイッチを受け取った。


「さて、副長。今日の予定はなんだ?」


 ベンはサンドイッチにかぶりつきながら、問うた。


「本日の予定はありません。哨戒任務も演習も予定にはありません」


 副長から回答にベンはうれしそうな表情でうなずいた。


「なら、部下たちを陸に上げられるな」


「はい、皆、上陸を求めています。いい気分転換になるでしょう」


「ああ、そうだ。船乗りにとって、上陸が何よりの楽しみであるからな」


 ベンはそう言うと、コーヒーとサンドイッチをもって、艦橋横のウィングに出た。


 副長も後に続く。


「副長。君は日本にいたことがあるのだったな」


「はい、私が10代の時に父の仕事の関係で、家族で日本にいました」


「日本人はどんな民族だった?」


 ベンは副長に顔を向けて、問うた。


「私の見たかぎりでは、日本人は優れた民族です。サムライの魂を今だに持ち、それを守っている。我々アメリカ人が持っていないものを持っています」


 副長の言葉にベンはうなずいた。


「そうだろうな。俺は日本人に会った事はないが、日系人を見ていると、日本人は優れた民族である事がわかる。あれほど仕事を丁寧にやる民族はいない」


「はい。我が国は日本との戦争はすべきではない、と思います。あれ程の国と戦争をすれば我々の被害もかなりなものです」


「ああ、そうだ。合衆国は日本と戦争をすべきではない。日本海軍は優れた海軍だ。それと戦うのだから、我々の損害も無視できない」


 ベンと副長が会話していると、爆音のようなものが聞こえてきた。


「?」


 ベンはその音がする方向に視線を向けた。


 そこには、ロケットのようなものが海面スレスレに飛行し、まっすぐ、ミラ・フローレス閘門に向かっていた。


「なんだ、あのロケットは!?」


 ベンが叫ぶ。


 そのロケット群は停泊している駆逐艦には見向きもせず、まるで意思があるかのように、ミラ・フローレス閘門に向い、突然、急上昇した。


 そのまま、急降下し、そのロケット群はミラ・フローレス閘門に命中した。


 ミラ・フローレス閘門に命中したのは、潜水艦[まきしま]、[いそしお]から発射されたハープーン・ミサイルである。


 轟音と共にミラ・フローレス閘門は崩壊し、大量の水が周囲の建造物を破壊していく。


「いったい、何が・・・」


 ベンはもっていたコーヒーカップを落とし、破壊されたパナマ運河の閘門を眺めていた。


 彼に出来る事はそれだけだった。





[いそしお]はハープーン・ミサイルを発射した後も潜望鏡深度をとり、潜望鏡を上げたままであった。


 潜水艦が長く潜望鏡を上げる事はまずない。それは長く上げ過ぎていると、敵の駆逐艦に発見される可能性が高いからだ。


 しかし、菊水総隊の潜水艦はこの時代の潜水艦とは比べものにならない程の高性能艦だ。仮に敵の駆逐艦に発見されても、逃れられる術はいくらでもある。


「艦長。命中時間です」


 副長がストップウオッチを見ながら、報告した。


「うむ」


 新崎はうなずいた。


「艦長。パナマに潜入中の特戦群(特殊作戦群)から通信です。パナマ運河攻撃は成功。ミラ・フローレス閘門は完全に破壊されました」


 通信士からの報告に新崎は一瞬だけ満足した表情になった。


「潜望鏡を降ろせ」


 新崎は潜望鏡から離れると、そう言った。


 彼は艦内マイクを持つと、口を開いた。


「全員、その場で聞け、パナマ運河破壊は成功した。本艦と[まきしお]が発射したハープーン・ミサイルは閘門に命中し、完全に破壊した」


 新崎からの知らせに一瞬だけ艦内は静まり返ったが、それは一瞬だけの事、すぐに歓声の声が上がった。


「皆、静かにしろ」


 新崎は静粛になるように指示する。


「パナマ運河は破壊された。これで、アメリカ軍は半年間程度は、作戦行動に支障が出るだろう。日本が講和交渉をスムーズに行い易くなった。これも諸君等の働きの成果だ」


 新崎はそこまで言うと艦内マイクをもとの場所に戻した。


「艦長!高速スクリュー音を探知!こちらに向かってきます!」


 ソナーから報告が入る。


「急速潜航!深度200」


「急速潜航!深度200」


 潜航指揮官が復唱し、操舵員に指示する。


 バラストタンクに海水が流れ込み、[いそしお]を海中深くに沈めていく。


[いそしお]は爆雷が届かない深度まで潜航すると、息を潜め、アメリカ海軍の駆逐艦が通り過ぎるのを待った。


 隠密性に優れている[いそしお]はこの当時の駆逐艦のソナーでは発見するのは困難であろう。仮に発見されたとしても、深度200メートルも潜航している潜水艦を撃沈する術はない。


「ソナー、敵駆逐艦の様子は?」


「速度をおとして、慎重に海中を探っています」


 新崎はにやりとした。


「敵にも勘のある艦長がいるようだな。攻撃は潜水艦からによるものだと、わかっている者がいる」


「状況から考えましても、それは正しい判断ではないでしょうか。ここまでアメリカ海軍の哨戒網を潜り抜けるのは潜水艦しかありません」


 副長の言葉に新崎はうなずいた。


「ああ、そうだな。常識的に考えればそうなる」


「しかし、彼らが捜している潜水艦は深度500メートルまで潜航できる化け物とは思わないでしょう」


「この時代の潜水艦の安全深度はだいたい100メートルだからな。敵の駆逐艦もそう思っているだろう」


 新崎の言葉に副長は天を仰いだ。


「いささか、敵に申し訳ない気がします」


「理由は?」


「敵は我々が未来から来た事を知りません。だから、それに対抗できる兵器を持っていません。一方的な殺戮になるでしょう」


「確かにな」


 新崎はうなずいた。


「しかし、戦争は弱肉強食だ。強いものが生き残り、弱いものが死ぬ。それが戦場の掟だ。だから、そんな事は考える必要はない」


 冷酷とも取れる発言だが、戦争は勝った者の言い分が通る。


 歴史がそれを、証明している。





 ミラ・フローレス閘門の破壊を確認しているもう1つの目があった。


「ハープーンの着弾を確認。閘門は完全に破壊された模様」


 覆面で、顔を隠した隊員の報告に、特戦群の小隊長はうなずいた。


「よし、速やかに撤収する」


 彼らの任務は、ハープーン・ミサイルの着弾地点の誘導である。


 自衛隊の影の部隊である彼らは、自分たちの任務を完璧に遂行したのだった。


「さて、ハワイ、パナマ・・・次は空自さんの出番だな・・・アレを見たら、アメリカさんは、度肝を抜かれるだろうな」


 部下の撤収準備を眺めながら、彼はそうつぶやいた。


 しかし、ここまでやるかと思ってしまう。


 パナマ運河の破壊については、史実でも旧日本海軍が原潜の原形になったという、イ400型の潜水艦に搭載した艦載機での爆撃を作戦立案していたが、アメリカの沖縄侵攻により、頓挫した。


 終戦直前では時期的に遅かったが、もしこの作戦が実行されていれば、どうだっただろうか。


 もし、この作戦が開戦直後であったらどうだっただろうか。


 歴史にIFは、本当はない。


 そして、その先は・・・?


「誰の発案かは知らんが、こんな事を考えた奴はまともな人間じゃないな・・・」


 彼は背筋に悪寒が走るのを感じた。


 この、攻撃だけでもアメリカは太平洋側が安全ではないと理解するだろう。


 しかし、大西洋側は安全なのか?それが、とんでもない間違いと気が付いている者は果たして何人いるだろうか。


 この攻撃で太平洋側の港湾施設は厳戒態勢を取るであろう。だが、その隙を付いて空自が薄ら笑いを浮かべたジョーカーのカードを切った。


 碧血の海 第2章をお読みいただきありがとうございます。

 誤字脱字があったと思いますが、ご了承ください。

 次回の投稿は9月28日を予定しています。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] なんだあのロケットはという発言は見たことある人が言うので、一瞬の通過で判断できないと思います。 故に、なんだ今の物体は!が普通の反応ではないでしょうか?
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