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童話の後日談

三匹の子豚の後日談

作者: F隊長

含みを持たせたつもりですが、ビミョーなところです。

 なんかかんかあって豚どもは狼を蹴散らしました。


 しかし、後に狼を生かして帰したことが、仇となります。


 そう、この狼は『一匹狼』ではなかったのです。


 狼の群れのボスに恥を忍んでこの一件を話したこの狼は、ボス狼にボコボコにされ「狼の恥さらしめ!」などと言われましたが、追放だけはなんとか避けて『一匹狼』にはならずに済みました。


「ふんっ、豚どもめ。いいだろう、狼の恐ろしさ特と味わうがよいわ」


 不適な笑みを浮かべで、ボス狼は笑いました。

 さすがお山の大将、頼もしいかぎりです。


 豚の家に着くなりボス狼は豚の家の周囲を包囲しました。

 やり方が『ヤの付く自営業』です。

 怖いですね。


「豚どもよ! 内の若い者を可愛がってくれたらしいな!」


 数に物を言わせて威張り散らすボス狼に、さすがの豚も恐怖します。


 あの時、狼を仕留めておけば……。 と後悔しても後の祭りです。


 ボス狼の合図と共に狼たちが一斉に体当たりを初めますが豚の家はビクともしません。


「ふむ。中々堅牢な住まいではないか。どうやら持久戦を覚悟しなければならんらしい」


 ボス狼は方針を兵糧攻めに変えました。

 さすがボス狼、兵法も心得ていましたね。


 狼たちが豚の家を包囲してから一月経ちました。

 手下の狼たちが休まず体当たりを続けるので豚の家はボロボロになり今にも崩れそうです。


「そろそろだな」


 ボス狼は止めとばかりに体当たりをします。


 とうとう家は崩れてしまい、豚たちは呆気なく狼たちに食されたました。


 豚たちに落とし前をつけた狼たちは意気揚々と山に帰りました。

 しかし長いこと留守にした為に、狼たちの住みかの山には新たな狼の群れのが出来ていました。

 住みかを取り戻さんと新たに出来た狼の群れのに戦いを挑みますが、若い狼たちは豚の家との格闘でボロボロです。


 無茶な戦いを挑んだボス狼は戦いに敗れ、悲しいかな『一匹狼』に成り下がりました。

 そしてこのボス狼の無念の遠吠えは、いつまでも止むことはなかったとさ。


 おしまい。

これ、コメディーなのか?

これもまたビミョーなところです。

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