第4話 設定集? チラ裏の間違いだろ?
本当はあとがきにでも設定を書いていこうかなと思ってましたが、ついつい忘れてしまいました。てへぺろ!
書いてて自分の設定の甘さと厨二度に驚きです。
読んでも読まなくてもストーリーには差し支えありません。
尖閣事変
平成18年4月7日、中国人民解放海軍東海艦隊により尖閣諸島周辺海域が占領されてしまう(同日、警備行動をしていた海上保安庁の巡視船二隻が砲撃により撃沈される)。
それに対して沖縄県知事が自衛隊の治安出動を要請、翌日に首相から治安出動が命令され第二護衛隊群と南西航空旅団が出動する。
しかし8日午前、中国側の潜水艦による魚雷攻撃と空戦により護衛艦2隻、F15J戦闘機3機が撃墜される。同日午後、中国側のミサイル攻撃によりさらに護衛艦1隻撃沈、2隻大破。海自・空自合わせて航空機10機を喪失する。
同日深夜、安保にのっとった在日米軍の出動についてアメリカ議会が開かれる。しかし事態の悪化を避けるために即出動は見送られた。しかしアメリカ大統領より中国政府に事態をすぐに沈静化するよう強く求めた(武力行使をうかがわせる内容だったともいう)。
9日早朝、人民軍撤退。
国連にて中国は、一部部隊の独断であるが、尖閣諸島周辺は中国領のため、武力進出した日本の海自を攻撃したのは当然と日本政府と一発触発状態となる。
国連は事態を重く認識し、尖閣諸島周辺を干渉地帯として周辺の漁業権、海底資源の開発権を両国から没収、国連が同諸島を管理することなどを決めた。
尖閣諸島近辺は主に第七艦隊が警備にあたり、接近する艦艇・航空機ににらみを利かせている。
国連が採掘した資源は発展途上国に優先的に輸出している。
平成改革
尖閣事件の当時、自衛隊の出動が遅すぎる・在日米軍の後手な対応・自衛隊の損害といった有事における体制が整っていない・もしくは甘すぎると大きな批判が起きた。
全国で国防に関する議論や署名運動や抗議行動が巻き起こり、政府も有事における強力な指導体制を確立するため与野党合同の第2次翼賛内閣(太平洋戦争時の大政翼賛会を第1次翼賛内閣と称する)で構成された右傾組織が誕生する。
その翼賛内閣が実施した改革を通称で平成改革と呼ぶ。
外国からの世論は辛口。これにより在日米軍は撤退、安保破捨、しかし第7艦隊は横須賀・佐世保などを拠点にインド洋から西太平洋にて任務を行っている。
改革内容
・武器輸出三原則の撤廃(しかし市場がすでに押さえられているので輸出してもあまり利益が出ていない)
・憲法9条の改正。
・部分的徴兵復活
・自衛隊を自衛軍へと呼称変換
・非核三原則の撤廃(米軍の核兵器の国内もちこみを許可。作らずを撤廃したが、弾頭としての核は核不拡散条約により禁止、動力としての核は模索されるが、ノウハウや予算不足、市民団体の活動のため実現せず)
徴兵丁種
尖閣事変後の平成改革で徴兵制度復活に伴い、35歳未満の若年無就業者もしくは過度なゲーム中毒者を徴兵する場合の呼称。基本的に無人機・無人艦の運用要員。
丁種の名は旧陸軍の徴兵の種類(甲・乙・丙種)をもじって普通に軍隊に組み込んでも役立たずであろう(丙種よりも下)ということで丁種。
他の徴兵(甲・乙種)には拒否権が与えられている(士気の低下や人数の増加による予算の圧迫を避けるため。丁種には拒否権がない。ニートだけではなく全体的に徴兵を行っているというアピールもある)。
無人戦闘機
自衛軍は尖閣事変においてパイロットや護衛艦の乗組員に大勢の損害が出たことにより、その対策として無人機等の導入を決定。
米軍の技術供与と日本独自のプログラム等により国産無人機である通称『赤トンボ』を導入。
後に『赤トンボ』を拡大発展させた『隼』が導入される。最後の有人機であるF15退役に合わせて『隼』より対地、対艦攻撃任務の行える高速迎撃機の『飛燕』が導入される。海自の空母向けに『烈風』『彗星』と着艦装置付のものもある。
空自では有人の飛行部隊は救難隊か、ブルーインパルスくらいである。
国防軍より自衛軍のほうがかっこいいと思いました(小並感)
攻殻機動隊の自衛軍のかっこよさは異常