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双子の俺らは

ピピピーッ


「アラームうるさいー」


「本当だねー…でも起きないと〜」


「ギュッしてからだぞ!起きるのは」


「わかってるょ」


俺たち、天音 羽唯(うい)(むぎ)は双子だ。

羽唯が兄で弟は俺、麦だ。

俺たちの部屋は1部屋で小さい頃から一緒に寝てる。


「はい!ギュッ!」


と羽唯が手を広げてくれる。俺の命令にいつも聞いてくれる優しい兄だ。俺はそんな羽唯が好き。


「ギュッ!ちゅ…ちゅ、ちゅぱ…ちゅ」


俺はギュッしてからキスをする。これも毎日の習慣の1つ。

お母〜さん、俺らもう行くよ」


「ちょっと麦朝ごはん食べなさい」


「パン俺が持ってくよ」


「ありがとう、羽唯!お願いね」


「羽唯〜早く来いよー!」


「わかったわかった!麦!パン食べて!」


「パン…羽唯が食べてって言うなら食べる…」


「本当に麦朝ごはん食べないと倒れるよ」


「ムゥ〜」


俺たちは外に出た。学校に向かってる途中、後ろから俺たちの友達衣尋(いひろ)が俺の背中をバシッと叩いた。


「お前らは今日も一緒にラブラブしてんな」


「そだぞ!羽唯は俺のだからな…取るなよ」


「麦!…麦はモテるんだから…。ずっと俺と行ってたら…女子がいなくなっちゃうよ」


「いいよーだ!女子はヤダし」


「んーもぉ」


俺は羽唯に抱きついた。

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