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ディージョン 〜超次元の来訪者〜  作者: ベルベル
番外編
1/33

設定資料集

本編が見やすくなる設定資料集です。随時更新していきます。

人物


「フラン・E」

性別:女性

年齢:18歳

身長:170cm

所属:新興都市カワード・カワード研究所・カワード研究所長直属特殊部隊ブライスメント


 銀髪赤眼に高身長という特徴的な外見を持ち、高い身体能力と強力な魔力を持つが、性格は至って普通な少女。

 過去に小学校で問題を起こし不登校になり、それから長期間に渡って世間にあまり関わらずに過ごしていた為か、世間知らずな面が目立つ。

 感情をコントロール出来ない部分があり、その為高い戦闘能力を持つものの戦力としては不安が残っているが、時折見せるセンスは能力と合わさり絶大な打撃力を持つ。

 戦闘においてはゴーレム型パワードアーマーを装備。そのポテンシャルを存分に活かし、圧倒的な戦闘を行う。


 目的もなく自由にするのが大好き。


※ここより先は最重要機密につき、権限がある方のみ閲覧可能です。なお、閲覧者には守秘義務が課されます。


『とある医師のレポート』

 7歳以前の情報が不明瞭であり、彼女の誕生経緯は不明。驚異的な再生能力や魔力を持つ彼女は、恐らく自然に誕生したものではないと思われる。私的な見解ではあるが、何かしらの非人道的人体実験によるものだろう。

 だが本来、生物の改造には精神異常や短命化が付き纏う。特に魔力による改造では、99.99……%、漸近線的に100%に近づく割合で自我の崩壊が発生する。

 しかしながら彼女には、そういった異常は見られない。もし私の仮設が正しく、そして彼女の謎を紐解く事が出来れば、我々の戦力はより強力なものになるだろう。

挿絵(By みてみん)


「ローディアン」

性別:男性

年齢:35歳

身長:190cm

所属:新興都市カワード・カワード研究所・カワード研究所長直属特殊部隊ブライスメント


 背が高く筋骨隆々だが思慮深く、ユーモアも持ち合わせている男性。

 カワード博士直々に推薦したカワード研究所発足当時から所属しているベテランで、他部所の人間からも厚い信頼を受けている。

 従うべき倫理、論理を重んじる人間で、極端に魔力を嫌う。

 亡き両親の仕事柄、幼い頃から遺跡探索に関わっており、過去に遺跡探索員として活動していた時期がある。シンシアとはそのころからの馴染みで、事故でシンシアと共に両親を亡くしてからは、10歳という若さながら経験と戦闘力を売りに遺跡探索を続け、マターXの研究を行っていた。ブライスメントに所属したのは今から15年前、20歳の事。

 任務においては的確かつ迅速な判断によって、安全かつ確実な任務遂行を行う上司の理想型。研究所内では、度々新人指揮官に向けたセミナーも開催している。

 極稀に感情に任せた行動に走ってしまう場合があるが、それはブライスメントが発足してから指で数える程しかない。

 射撃の腕は飛び抜けており、急所を狙う事を大前提としてハンドガンを使う事が多い。

 戦闘においては重装型アーマースーツを着用し、最前線にて持ち前のパワーを活かした肉弾戦から、射撃の腕を活かした射撃線戦まで幅広くこなす。


 娘の事となると熱が入り過ぎ、すれ違ってしまうのが悩み。


※ここより先は機密につき、権限がある方のみ閲覧可能です。なお、閲覧者にはローディアン本人に対する守秘義務が課されます。


『ブライスメントに関する報告』

 彼は有能な人物です。豊富な知識と判断力によって、常にブライスメントの最高を発揮させている。

 しかし、その有能さ故に、カワード博士に対する疑問も抱いている様子があります。いつか、手を打つべき時が来るでしょう。



「シンシア」

性別:女性

身長:165cm

所属:新興都市カワード・カワード研究所・カワード研究所長直属特殊部隊ブライスメント


 美貌と強さを兼ね備えた、カワード研究所内の女性の憧れの的。

 ローディアン同様、カワード博士直々に推薦したカワード研究所発足当時からのベテラン。人脈は広く、信頼も厚い。

 幼い頃から遺跡探索に関わっており、その頃からローディアンと共に活動をしていた為、彼との付き合いは菴瑚ェュ年になる。

 天性の肉体とも呼ばれる高い身体能力を持ち、発現し始めたのはローディアンと出会ってからの事。

 任務においては部隊員全員に常に気を配り、足の速さと器用さで適宜ポジションを変え最善のサポートを行う。狙撃も得意とし、迎撃や先制攻撃要因として部隊内では非常に重要な立ち位置に居る。

 戦闘においては軽装型アーマースーツを装備、しなやかな体からは想像もつかない格闘戦を得意とし、サブマシンガンやハンドガン、ナイフ等の軽量武器を好んで使用する。


 ローディアンに色々と誤魔化される縺薙l縺瑚ェ年を過ごしている。


※厳重なロック処理が施されたファイルです。権限によって強制的に開いています。


年齢:35歳



「ディリジェンス」

性別:男性

年齢:29歳

身長:185cm


 非常に真面目な男性で、何事も教科書通りに進める。決して冗談を言わず、無駄な会話もほとんどしない。シンシア曰く、笑顔を浮かべた事は一度もないらしい。

 ローディアン同様、論理を重んじ極端に魔力を嫌う。それは彼への憧れからとも言うが、真相は本人以外分かっていない。

 小、中、高、大学と飛び級、かつ優秀な成績で卒業しており、文武両道の秀才。魔力の謎を解き明かす為にカワード研究所に所属し、カワード博士に近く、かつデータ収集が出来る為にブライスメントに志願した。

 良くも悪くも突出した点が無く、状況対応力が高ぬ安定しているが目立った活躍はしない事が多い。

 任務においては、冷静かつ教科書通りの判断でローディアンの補助を行う。

 戦闘においては、得意不得意の無いオールラウンダーな為、標準型アーマースーツに積載量強化の為の重装備用パワーアシスターを搭載、多種多様な武装を選んで使用する。


 小さい頃は鉄道の車掌に憧れていた。彼が小学生の頃に書いた作文の一節には「時には曲がりつつも、一本筋が通っている。誰に何を言われようと、定刻通り、一分違わず真っ直ぐレールを走り続ける姿に憧れました。誰かに敷かれたレールを走る事は恥ではなく、むしろ貫き通せる事は誇りです」と書かれている。


※ここより先は機密につき、権限がある方のみ閲覧可能です。なお、閲覧者にはローディアン、及びディリジェンス本人に対する守秘義務が課されます。


『ブライスメントに関する報告』

 過去に何かあったのか、ローディアンに憧れつつも不信感を抱いている様子です。裏切るとは思いませんが、観察の必要はありそうです。



「ゲン」

性別:男性

年齢:23歳

身長:180cm


 新興都市カワードでは珍しい、東洋人の男性。上司に対するタメ口や口の悪さ、ルール違反が非常に目立つ問題児ではあるが、任務における信頼度と接しやすさから、文句を言われつつも信頼されている。

 過去に父の崩壊及びコラプス化、それによる惨殺事件で家族を失っており、特に愛する妹だったトオルを救えなかった事を非常に後悔している。

 ブライスメント入隊の動機は"新興都市カワードの平和を守る為"。必死でトレーニングも苦手な勉強もし、苦労の末に入隊した。

 一時期は仕事内容の相違から苦悩していたが、休暇中の個人的な見回り等で本来の目的もこなしている。

 任務においては切込み隊長や前線を張る役割を担っており、度胸と勇気には目を見張るものがある。

 戦闘においては標準型パワードアーマーを装備、時代錯誤な盾と銃剣を持ち近接戦を行う。銃の腕も決して悪い訳ではない。


 後輩から何度も告白されては泣かせて返しているらしい。彼曰く、「こんなんで泣いてたら多分続かない」だそう。


※ここから先には罵声や暴言が多くあり、不快になる可能性があります。


似た内容が多くある為、一部抜粋して掲載しております。

『メール106』

 貴様! 上官に向かってその態度はなんだ! 東洋人は礼儀作法を重んじると聞いたが全くの逆だ。ローディアンにはキツく教育させる必要がありそうだな。

『メール152』

 自分の立場が分かっていないようだな。私の権力をもってすれば、貴様の首など簡単に飛ぶのだぞ? 心優しい私は貴様にチャンスをやる。次会うまでには礼儀をキッチリ頭に叩き込んでおけ。分かったな?

挿絵(By みてみん)


「クリスティーナ」

性別:女性

年齢:18歳

身長:150cm


 小柄で赤い髪、明るく元気で活発な少女。フランとは同期で、お互いに仲良くしている。

 頭の回転が非常に早く、頭脳明晰で行動力もある。華奢な見た目とは裏腹に気が強い一面もあり、そして腹黒い一面も時折見せるという、多面性を持つ女性。上官がフランに過酷な無茶を要求した際には、通信が繋がっているにも拘わらず罵言をこぼしていた。

 純粋な賢さでブライスメントに入隊しており、尚かつ身体能力も並以上にある。

 任務においてはオペレーターとして支援車両の各機能を用いた情報支援、バイタルチェック、見落としの確認等目立ちにくい役割で部隊を支えている。

 基本的に戦闘は行わないが、緊急時には弾を広範囲にばらまくサブマシンガンによって敵を強引に退け、撤退を優先した行動を行う。


 シンシアとはスイーツ友達として仲良くしている。しかし、他メンバーと比べ運動量が少ない為、食事制限により少食なふりをしている。


※閲覧制限が施されたファイルです。権限によって強制的に開いています。


『おいフラン……』

 俺、見ちまったんだ……クリスって、あんな腹黒いトコあんだな……隊長のゲンコツとキレた副隊長の次くらいに恐ろしいの見ちまった……女って怖ーな……トラウマもんだぜ……

挿絵(By みてみん)


「カワード博士」

性別:男性

年齢:50歳

身長:170cm


 マドウスキー博士亡き今、魔力研究の最先端を征く天才博士。外見が年齢に似合わず、実年齢を聞いて驚く人間は何人もいる。

 明るく気さくだが、その裏ではどんな非道な行いも平気で行う冷酷な人間。直属の特殊部隊は、過酷な地に送り込まれては人数を減らして帰還するという。

 25歳という若さでマドウスキー研究所から独立、自前の研究所を設立、それから25年で、何も無い荒れ地を巨大な都市に成長させた敏腕の政治家でもある。



「マドウスキー博士」

性別:男性

享年70歳


 かつて魔力研究の最先端を独走していた天才。知識に飢えた狂人、自分の犠牲も厭わないマッドサイエンティスト。人生を魔力の研究に捧げ、彼の死が魔力研究を50年遅らせたとも言われている。

 晩年の彼は何かに取り憑かれ、今まで断固として存在を否定していた神に没頭していたと言われる。

 カワード博士は、彼の研究を紐解く事を企み、その為には何でもするだろう。



「オルドー書記」

 マドウスキー博士の研究の記録者で、絶対記憶能力を持つ。ノートやメモを使わず、見聞きしたものをそのまま覚える事が出来る彼は、書き忘れや書き漏らしなく全ての記録を保存している。



随時更新します。


―――


敵性存在


「魔物」

 "魔力から生まれる物"。高濃度の魔力をプラスチック程度の強度の脆弱なマターXが覆っており、その見た目は甲殻類を思わせる。

 彼らが生物を襲う目的は自己の生存の為の魔力補給であり、自分で魔力を生成する能力はない。

 魔力を原動力にする事以外はよく分かっておらず、体が動く原理、単純ながら脳のような思考を行える理由、それらは謎に包まれている。

 現時点では、"細かいマターXの粒子から粒子へと微小な疑似放電が伝達し、脳のニューロンネットワークを再現している"という仮説が出ており、広く普及している。

 最近の発見では"ロジックストーンを用いた思考制御"が可能な事が分かっており、カワード研究所では新分野として注目されている。



「コラプス」

 生物が崩壊した姿。広く"魔物と生物の中間の存在"として扱われているが、実際はそのどちらとも別な存在。

 食事、睡眠、生殖等の生物としての行動は行わず、魔物のように魔力を求めて生物を襲う事もない。ただ、殺戮を繰り返す事はよく知られている。

 しかし、その理由は未だ解明されておらず、謎の多い存在である。

 崩壊の度合いによって姿が大きく変化する事があり、ブライスメントは何度か極度の崩壊を起こしたコラプスを討伐している。

 崩壊の利用によってある程度生物の遺伝子情報を書き換える実験も行われており、成功例はいくつか報告されている。しかし、その場合に誕生した"実験成果は生物なのかコラプスなのか"という定義の問題が発生しており、こちらも度々討論が行われている。



「コラプス(刃)」

 強い魔力によって崩壊を起こした姿の一つ。極稀に自然界でも発生しうるレベルであり、"殺意"が強く影響したと考えられている。

 よく観察すると、口が巨大化、前方に突き出て変形している為、鼻腔や目、耳が長い首に残っている。

挿絵(By みてみん)



「コラプス(巨人)」

 極度の崩壊によって作られたコラプス。魔力量増大実験の産物で、頭が2つあり常人の2倍の魔力量がある。

 なお、一つの脳から発生する魔力量は"五感を奪う"事で可能となり、目、耳、鼻、口、そして神経を切除された"のっぺらぼう"と呼ばれる頭部を持つ個体からは、通常の頭部とのっぺらぼうを合わせて常人の7倍もの魔力量が検出されていた。



「巨大脳ミソ」

 五感を切除された脳を接合し、崩壊によって完全に自我を破壊する事で意識共に融合、莫大な魔力を生み出す事を可能とした巨大な脳。

 狂気の沙汰としか言いようの無い馬鹿げた実験の産物で、フラン曰く"邪気から生まれ、魔力自体は無邪気そのもの"。

 その魔力たるや超常現象を息を吸うように発生させる程。神にも等しい力を持ち、もしも邪悪に染まりきっていれば世界が危険だったかも知れないと噂されている。



随時更新します。


―――


組織


「カワード研究所」

 新興都市カワードの全ての中心。魔力研究から医療機関、果てには軍事施設までもが備わっており、裏ではカワード博士が新興都市カワードの政治すらも操っている。



「ブライスメント」

 カワード博士直属の特殊部隊の一つ。カワード研究所最初の武装部隊であり、コラプス退治を目的とした部隊とは言われているが、本当の目的はザーランドの高濃度魔力源の特定。



「災害対策本部」

 カワード研究所が所有する正規軍隊。ブライスメントと違って名実共に新興都市カワードの安全を守る為の組織。



「オーヴァ教団」

 新興都市カワード及びその周辺で違法研究を行っていたカルト集団。鏡割りの怪事件、行方不明事件、それら全ての元凶だった集団で、ブライスメントの活躍により悪行は幕を閉じた。

 彼らの保持していた情報は質も量も凄まじく、特に彼らから保護した謎の老人オルドー書記は、マドウスキー博士の研究の全てを知りうる人物として厳重に保護されている。



「マドウスキー研究所」

 ザーランドの大災害で本部が消え去り、程なくして支部も消滅していった、今はなき魔力研究最高の研究機関。本部には未だ明かされていない、マドウスキー博士のみがたどり着いた真理が保存されていたという。


―――


兵器


「パワードアーマー」

 人間の身体機能を拡張するスーツ。

 装甲を基本とし、武装やパワーアシスト、情報機器等用途に合わせたカスタマイズが可能。

 持ち運び式の超大容量バッテリーによる電力駆動式がほとんどだが、古代ゴーレム技術の応用で魔力駆動式の物も存在する



『旧式パワードアーマー(アーマースーツ)』

 環境、攻撃から身を守る装甲としての機能のみが基本となる、近代的な鎧として開発されたスーツ。

 当時は支援機能や通信機能は後付けの物であり、あくまでも近代的な鎧として設計されていた。


「旧式軽装型パワードアーマー」

 軽く丈夫な強化プラスチック製の装甲、細いシルエットが特徴のパワードアーマー。

 最低限の機能性を持ちながら機動力・柔軟性に優れ、動力源に関係なく活動出来る。


「旧式標準型パワードアーマー」

 薄いが頑強な金属製装甲を持つ、バランスに優れたパワードアーマー。

 最も多く使われていた傑作で、今でも好んで使う者も多い。バッテリー切れによる性能低下はそこまで大きくはない。


「旧式重装型パワードアーマー」

 重厚な金属製装甲を持つ、攻防共に強力なパワードアーマー。

 パワーアシスト機能によりその重量に見合わない機動力を持つが、バッテリー切れによって大幅な性能低下を引き起こしてしまう。



『パワードアーマー』

 作戦進行を支える各種機能及び魔力を利用した装備を持つアーマー。アーマースーツと違い、多機能を重視している。

 魔力を一時的に保持し一気に放出する事で加速するブースターを標準装備するが、魔力は攻撃にも転用可能。


「軽装型パワードアーマー」

 旧式の機能に加えパワーアシスト機能、通信機能等を装備し、少ない魔力で加速が出来る。

 旧式に比べバッテリー切れの性能低下が若干大きくなっている。


「標準型パワードアーマー」

 旧式の機能に加え通信機能を装備し、加速性能は充分。

 旧式に比べバッテリー切れの性能低下が若干大きくなっている。


「重装型パワードアーマー」

 旧式の機能に加え通信機能を装備し、加速に大量の魔力を要する。

 旧式以上にバッテリー切れの性能低下が著しく、多くは砲撃戦のみに絞った運用をする。



『ゴーレム式パワードアーマー』

 魔力を原動力に魔法陣や呪文、そして魔力が物体に意思を与える性質を利用したパワードアーマー。

 電動式パワードアーマーが抱えるバッテリー切れによる活動時間の問題、劣悪環境下での機能不全が解消されている反面、使用者の魔力量や精神状態によって性能が大きく変動する不安定性を抱えている。



「魔力兵装」


 魔力を用いた武器。

 使用者の意志がある限り使用する事ができ、素質は問われるが強力な効果を持つ。

 走攻守全てに転用する事が可能。万能な能力を持つ魔力を最大限に活かした物だが、使用者の精神状態が大きく影響する為、安定性が問題視されている。



「支援車両」

 部隊の情報支援を目的とした車両。

 車輪で装甲するタイプと電磁推進タイプがあり、運転手の好みによってそれは変わる。


―――


地域


「新興都市カワード」

 ここ25年程度で急速発展した研究都市。しかしながら決して雑な整備がされている訳ではなく、一定の法則に従って並べられた建物達は美しい夜景を生み出す。

 地下に張り巡らされた地下リニアラインによる利便性、コンパクトシティを視野に入れた計画的街づくりにより、郊外と中心部の格差を最大限に減らしている。

 それらの工夫をした上で区画ごとの特色もあり、若者に人気なショッピング特化区や老後に過ごせる穏やかな農業特化区、働き盛りがガツガツ稼ぐ産業特化区等様々。

 中心部にそびえ立つカワード研究所は、魔力研究の最先端を征く施設。周辺には大学等の教育設備も建てられており、魔力を学ぶにはもってこいの都市と言えるだろう。



「カワード周辺」

 一般的な危険度の平野。過去の遺物が残されており、滅びた村や古い工場跡が多くある。

 それらは、新興都市カワードの建設に従って放棄されたものだ。



「ザーランド」

 隕石の落下で滅びた研究都市。マドウスキー博士が研究所を建てた事で魔力研究の最先端を突き進む研究都市となったが、元は何の特色もない都市だった。

 現在は高濃度魔力に覆われた地獄と化しており、ブライスメントの報告によれば中心部、インパクトクレーターに何かがあるという。元は研究所があったそこは、しかし最高濃度の魔力が発生している源であり、この世ならざる危険が待っているだろう。



随時更新します。

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