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~夜~
初投稿のオリジナル小説です。
読んでいただければ幸いです。
~プロローグ~
今思えば、あの瞬間が俺の人生を変えたのだと思う。
成瀬夜美。
夜美の言葉には、人の心を動かす不思議な力がある。
俺も、周りの奴らも、その言葉に何度助けられた事か。
生きる意味も分からない。
生きる希望もない。
生きていても良いなことなど無い。
そんな考えを覆してくれた。
多分、あの瞬間、俺の真っ暗な世界に光が射し込んだんだ。
今、前を向いて生きていられるのは、全部夜美のおかげで感謝してもしきれない。
そんな事を考えながら、夜道を歩いていると、あと数メートルで家につく距離になっていた。
今日は、あの日と同じ空。
星がたくさん見えていて今にも降ってきそうだ。
「会いたいよ。夜美。」
読んでくださった方ありがとうございました。
今回はプロローグだけしたが、近いうちに続きを投稿する予定なので
そちらもよろしくお願いします。