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最終決戦の始まり

元いた世界に戻ると時間は動いていた。

ボスの小川夏樹がいた。奴が時間を動かしたのか。

「メタセコイアを倒したか。面白いやつだ。何故そんなに強いのかが、気になるがどうでも良い!」

小川夏樹が立ち上がって、のっしのっしと斉藤と古川に向かって歩み始めた。

「この俺が直々に相手をしてやろう」

小川夏樹がグググッと力み始める。

「まずい!ボスが戦闘モードに入るぞ!!みんな逃げろ!!!!!!!!!!!!!!」

そう叫んだ業魔幹部のメタセコイヤだったが、小川夏樹が放たれた衝撃波で体が細切れに消滅していた。

「やっちまったな。この俺が戦闘モードに入った時はクシャミのように強い力が放出されるのでね」

古川が辺りを見回すと100億人はいたと思われる業魔の幹部連中が1234人まで減っていた。何て威力だ。

「メタセコイヤには悪い事をしたな。さっき彼は兄のメタセコイアに何かあった時は仇を取ると話していたんだがな」

「ん?名前同じじゃないか?」

古川の疑問は当然である。

「違う違う。メタセコイアとメタセコイヤだ。ややこしいんだよなぁ」

いきなり小川夏樹が飛びかかって来た。不意打ちだ。

「天に召されよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

小川夏樹の豪腕が古川の胴体をぶち抜き、一瞬にして古川を消滅させた。

「あっけないものよおおおおおお!!!!」

と思った小川夏樹だったが、瞬時にその場で古川は再生された。

「俺は死なん。俺が死ぬという事実は歴史のどこにも刻まれておらぬからな」

「ぐっ・・・歴史改変だと!!」

「そうだ。これ使うと戦いがつまんないからなぁ。あまり使いたくねえんだけど」

「待て!歴史改変はなしだ!」

「そうするよ」

小川夏樹はゴリラハイランダーらしかった。彼は顔がゴリラそのものだったからだ。ということは小川夏樹は自身のクソを投げつけてくる事になる

「気をつけなければ・・・!」

何時になく深刻な表情を浮かべる古川。

そして戦いを傍観する斉藤と1234人の業魔の幹部達。

「液体発射!」

ゴリラの口から紫色の液体が発射された。それが古川の全身にかかる。

「何だこれ」

「ふふふっ、ソイツが体に触れたら全身に毒が回って死ぬ事になる。死ななくとも痺れでお前は動けなくなる」

「成る程な。動けない俺をどうにかしようってわけか。だが無意味だったなァ!!!!!!!!」

古川は自分の胸に手を当てて、気の力で心臓の動きを止めた。

「肉体はいらぬ。霊体で攻撃するからな!!!」

古川は全てを透過する霊体でゴリラの心臓に触れると破壊した。

ゴリラは死んだ。業魔のボスが死んだ。

いや、死んでいなかった。ゴリラはすぐに蘇生すると目からレーザーを8444万6888発発射した。

それを全て回避した古川と斉藤だが、そのあまりの威力の余波で惑星ヴリヴァヴァは完全に破壊された。

それだけじゃなくて惑星ヴリヴァヴァが存在した世界とこの世界に隣り合ってた世界4844億6435万4244つの平行世界を滅ぼしてしまった。

ついでに1234人いた業魔の幹部も800人まで減っていた。耐性のなかった奴らは淘汰されたのだ。

霊体の古川はすぐに実体ある肉体を作るとそこに自分の魂を吹き込んだ。

「このゴリラめ。暴れ過ぎだぞ」

「この俺、小川夏樹は最強だ。俺はお前たちに劣らぬスペックを・・・持つからなァ!!!ァ!」

2回目の「ァ!」で古川は肉体を滅ぼされてしまった。咆哮だけで肉体を破壊するとは。恐ろしいやつ。

「さぁ、キナ。ミンチにしてやるぜ」

ゴリラは笑った。

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