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バーベキューの復讐

トカゲ、もといトカゲハイランダーの本名は宮本一真という。もっともここれは自称で本名かは不明。

彼は愛妻家だった。彼の妻と子はすでに他界している。何故なら業魔の者に殺されたから。

その復讐のために自らも業魔となったトカゲは気を伺っていたが、洗脳攻撃によって津村の忠実なるしもべとかしてしまった。

そんな過去を持つ彼。いつか洗脳を解き、斉藤らと共闘する展開もあったやもしれんが、そのような展開を見ることなく、彼の魂はここで終演を迎える。

直線に続く地下通路。そこを斉藤と古川は横に並んで突っ走っていた。斉藤の奇襲攻撃が成功した今、敵が混乱している内に、本陣強襲するために走っているのである。

既に斉藤の能力によって津村の位置は割れている。後はそこへ向かうだけなのだが。空間移動は封じられていた。

何故だろうか、おそらくゴリラあたりが何かしくんでいるに違いない。よって徒歩で津村の元へ向かうことになった!

だがそこで急ぐ2人の前に新たな敵が立ちふさがった。

「キョーキョキョキョ!!俺は爆弾のエキスパートの異名を持つ中嶋大輔だ!貴様らは何が何でも吹っ飛ばす!」

「クァ―クァクァクァ!!俺は刃物のエキスパートの異名を持つ中島大輔だ!貴様らは何が何でも切りきざむ!」

いくぞォ!と生き残りは同時にとびかかってきたが、刃物と火薬のエキスパートは死闘のすえに死んだ。

あのゴリラ以上に手こずったと古川は思った。

ゴリラもそいつらのついでに始末した。もう復活しないだろう。おもったより楽に殺せた。

残るラスボスの津村も余裕で倒した。というか津村の目の前で死ね、という念を送っただけで津村は死んだ。もろいものだ。

あまりにも津村をあっけなく倒したために勝った気がしない斉藤と古川だった。

果たしてこれでこの世に平和が戻ったのか?それは分からない。だがこれで業魔を滅びた。それだけは事実だった。



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